旅には思わぬ偶然な出会いがある。
そう信じて、
会いたい人の写真とサインペンを常に持ち歩く。
だって日本にいるよか、
可能性が格段と上がるでないか。
今回の旅では、ドイツ人俳優:モーリッツ・ブライプトロイの
写真を肌身離さず携帯。
そんな奇跡をドキドキ期待するのも、旅の醍醐味。
さて。
ベルリン観光も折り返し。
ドイツ東西南北をめぐる旅だから、
どんなにお気に入りの街でも、たった1日しか過ごせない。
1秒たりとも無駄にしないように、ひたすら歩き続ける。
重たい歴史が、永久に語りかける。
ベルリンの壁を彩るは、
現代アーティストたちの平和への思い。
訪れたなら観てみたい、
イーストサイド・ギャラリーである。
そう信じて、
会いたい人の写真とサインペンを常に持ち歩く。
だって日本にいるよか、
可能性が格段と上がるでないか。
今回の旅では、ドイツ人俳優:モーリッツ・ブライプトロイの
写真を肌身離さず携帯。
そんな奇跡をドキドキ期待するのも、旅の醍醐味。
さて。
ベルリン観光も折り返し。
ドイツ東西南北をめぐる旅だから、
どんなにお気に入りの街でも、たった1日しか過ごせない。
1秒たりとも無駄にしないように、ひたすら歩き続ける。
重たい歴史が、永久に語りかける。
ベルリンの壁を彩るは、
現代アーティストたちの平和への思い。
訪れたなら観てみたい、
イーストサイド・ギャラリーである。
======
ヴァルシャウアーシュトラーセ駅(WarschauerStr)から
歩いて10分くらいか。
南から北へ続いた、
東西を隔てたあの壁が、
今も一部残っている。
好みはあるとは思うけれど、
なかなかテーマ性の高い作品が多かった。
24カ国のアーティスト118人による壁画。
心ない人たちが落書きしてしまったようで
(修復はしているみたいだけど)絵が汚されている。
それでも訴えかけてくるメッセージは
まったく色あせることはない。
歴史的な場面も象徴的に描かれている。
(男性同士が、挨拶としてキスを交わすという旧ソ連の文化。)
薄れてくる教訓、途絶える記憶。
でも、あの時の、あの時代の、悲しい思いは、
伝え続けなければならないから。
それは言葉よりも、概念で。
約20分~30分、写真を撮りつつ歩みを進める。
ベルリンに来たら、やっぱりこれは観ておきたいね。
イーストサイド・ギャラリーの端は、
Sバーンのオストバーンホフ駅(Ostbahnhof)が最寄り。
一駅分歩いたことになる。
さぁ次の目的地へと思っていたら、
お!
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のポスターだ!!!
いいないいな!!ドイツはもうすぐきっと、公開なんだろうな!!!
日本なんか公開は4ヶ月後(2月1日)だもんなぁ。
会いたいなぁ。今の時期だと、
どこかでプレミアイベントとかやってるのかなぁ。
電車に乗り込んだ後は、Sバーン沿線の
ツォーローギーッシャー・ガルテン駅(Zoologischer Garten)へ向かう。
そこには、第二次世界大戦で爆撃を受けた教会が、
そのままの姿で建っている。
カイザー・ヴィルヘルム教会。
残念ながら、半壊状態の教会は
現在修復作業中で、白い壁に覆われている。
よってその全貌は見えないが、中には入れる。
そして左横の、黒く細長い建物。
こちらが新しいカイザー・ヴィルヘルム教会。
八角形の、現代的なデザイン。
まずは修復作業を終えた、旧教会の内部を見学。
これがカイザー・ヴィルヘルム教会の天井。
いくぶん修復されているが、
あえて傷ついた姿も残されている。
痛感するだろう、どれほど貴重なものを失ったか。
戦争が歴史を壊してく。
戦争は取り戻せないものしか残らない。
ドイツはそう思うと、建て替え・修復された建物が多かった。
それは災害、戦争による被害の多い、日本との共通点。
永きの時間が、
瞬時に失った。
これをどう思うか。痛くて痛くて仕方がない。
その後、新しい姿に生まれ変わった教会へ。
このドイツ旅行で訪れた初めての教会が、
カイザー・ヴィルヘルム教会であった。
歴史の重みで押しつぶされそうだった。
すっかり感慨深くなりながらも、
とぼとぼと再び歩み始める。
Sバーンでもうひと駅、隣へ。
ティーアガルデン駅(Tier-garten)にて降車。
日が沈み始めた頃、ティーアガルデン(公園)を散策。
公園を貫く、6月17日通りを歩き続ける。
東ベルリン暴動の収束日を、通りの名にしている。
さすがにこれは結構な距離があって、
1日の終盤であったため、なかなかきつかった。
しかしどうしても、ティーアガルデン中央にある塔を見たかった。
ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)。
『ベルリン 天使の詩』にも登場する塔である。
解釈には時間を要したけれど、なかなか良い映画だったよね。
そのまま6月17日通りを、東に進む。
ようやく、ティーアガルデンの端まで行きつき、
ブランデンブルク門が見えてきた!!
17時半頃。ライトアップが始まっていた。
まだまだ観光客がたくさん。
そしてドイツ軍服を着たイケメンお兄さんが3人いて、
記念写真が撮れるようだった(有料)。
観光客に合わせて、その人の国旗を振ってくれるみたい。
ガチでイケメンすぎて、
この人たちどこから現れたの?って思うようなお兄さんたち。
夕暮れで撮影しづらく写真には納められなかったけど。
さて。2日目:前編でも言った通り、
この日は当初の旅程より、2時間遅れてのスタートであった。
しかし、まさかのベルリン大聖堂等の教会がミサで入れず、
ぐんぐん歩みを進める結果となり、
計画通りの時間で回りきってしまったのだ。
毎回自分自身も驚くのだが、
予め立てた旅程どおり、ほとんど、ぴったりに回りきる。
フランスでもイギリスでも、観光体内時計がキッカリなのだ。
普段は時間の感覚がめちゃくちゃなのに。
この後は、19時にドイツ連邦議会議事堂の入場予約をしており、
それまでの間は空白の時間となる。
ここで夕飯を食べようかとか、
もし予定通りに回れなかったらと考え、
多めに空き時間を作っておいたのだ。
朝早くから始まった観光。
体も結構疲れがきてて、どこかお店でゆっくりしようかなと思った。
でもでもやっぱり、1秒すら惜しくて、
そうだ、映画ブロガーとして
あそこを訪れておかねば、と思い立った(なんの義務感?)。
ポツダム広場劇場は、ミュージカル専門の大型劇場である。
そしてそこは、カンヌ・ベネツィアに並ぶ、
三大映画祭のひとつ、ベルリン映画祭の会場でもある。
映画レポを書きはぐれてしまったが、
2006年に『素粒子』という映画で、モーリッツ・ブライプトロイも
銀熊賞の内、男優賞を獲得している!
必ずしもドイツ人が選ばれるわけではないので、
とっても栄えある賞なのだ!!!
てかモーリッツはそれほど
演技派な素晴らしい役者さんなのだ!!!
そんなわけで、当初予定には考えていなかった、
ポツダム広場劇場に足を運んでみることにした。
残り少ない体力を振り絞って。
気になってはいたものの、旅程には組めなかった、
ホロコースト慰霊碑も見ることができた。
ナチスにより虐殺されたユダヤ人の魂に捧ぐ、
無数のコンクリートでできた慰霊碑は、
ビルが立ち並ぶベルリンの中心街で
すさまじい存在感を見せる。
過去から目をそむけるな、という叫びが聞こえてくる。
歩みを進めると、ポツダム広場が見えてきた。
そして私は、
おもむろソニー・センターへ向かっていた。
その名のとおり、
ソニー・ヨーロッパ本社がそこにあるって い う か さ ――――
突如、全身に電流が走る。
あの時の感情は、そうとしか言い表せない。
無心。
しかし体だけが、
“すべきこと”をすべて理解していた。
本能。
1回目のスペイン旅行6日目(後編)で覚えた、
あの感覚、再び。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ベルリンプレミア!!!!!
こんなスーパースペクタキュラーな
超偶然な奇跡の遭遇ってあるんですか!?!?
むしろ事前に調べとけよ自分って、逆切れしそうになったわ!!!
全く知らなかった!!!
今日が、ベルリンプレミアの日だなんて!!!
全く行く予定のなかった
ソニー・センターが会場だなんて!!!
レッドカーペットが敷かれていて、
その周りにゲートが張られていたわけだけど、
一般客も普通にゲート周辺で
そのイベントの様子を見ることができる!!
(日本だったらシートとかで覆うとか、コスいのに!)
スルスルスルと、すんなり最前列から2番目を陣取ることができた。
そして小雨が降る中、数十分待つ。
(19時に予約があったので、これより遅ければアウトだった。)
イベントの司会者が説明を始め、
いよいよキャストが登場するというのだ!!!
会場の興奮は一気に急上昇!!!
リムジンが次々と入り込んでくる!
そして、
ヒロイン役のナタリー・ポートマン
の背中!!
すその長い、純白の、背中開きの
素敵なドレスを身にまとったナタリー!!
それゆえに歩きづらいため、ファンサービスは手前のファンにだけ。
ナタリーを間近で見ることはできませんでした。
次に、主演:ソー役を演じる
クリス・ヘムズワースのリムジンが乗り入れる!!
すさまじいフラッシュと、
方々から「クリーーーーース!!!」
「ソーーーーーーー!!!!!」と歓声が上がる!!!
なんだかあの一体感、最高だった
クリヘムは会場をくまなく、ファンサービス。
正直、私がいた位置は、
メディア撮影用のパネルのやや裏手側だったので、
クリヘムが回ってこないかもしれないし、
回ってきても最後の方かという感じで、
あまり期待できなかった。
その間に、マーベル・スタジオズの製作社長
ケヴィン・フェイグが登場。
真後ろにあった大型スクリーンに映し出される。
クリヘムより先に、インタビューに答え、
その後近場のファンにサインをしてたっけかな。
その間もクリヘムが、結構奥の方まで歩いて行って、
ファンにずーーーっとファンサービスを続けていた。
しばらくすると・・・
ク
ク
ク
クリヘムが間近に接近中!!!!
へげええええええええええええ
すげえイケメンだああああああ
しかし何かにサインもらいたくても、
安っぽちい手帳にしてもらったって
かえって申し訳ないしもったいないし・・・
(何せ私が持ってるのはモーリッツの写真だけ)
あわわ、あわわしているうちに、
クリヘム後頭部、接写!!←後頭部&うなじ大好き
そしてとうとう、
超おおおお間近でクリヘム見れた!!!
なんなのこのイケメンは!?!?
どうなってるの!?!?かっこよすぎるでしょう!?!?
かっちりスーツを身にまとい、
その大柄な体躯をかがませて
ファンたちと写真を撮るクリヘム。
その姿はまるで、
洗いたてのゴールデンレトリバー!!!!
ほんとうに、キラッキラしてました!!!
キラッッッッッキラッッッッッッッ!!!!!!
わーこれ大変だ~~~~~と、
頭の中が 大 暴 発 。
その後もう一人、ドイツ人らしき俳優さんが会場入り。
そしてとうとう、
ヤツが来た。
あれは、クリヘムの比にならないほどの、
会場の異常なまでの期待感。
唯我独尊天上天下のロキ様役、
トム・ヒドルストン!!!!
われんばかりの、物凄い歓声!!
しかしその直後、大悲鳴に変わる。
なんとトムヒはインタビューを受けた後、
ファンサービスを終えたクリヘムに
ファン放っぽって、まっさきに駆け寄っちゃっう(笑)
ファンサービス一切なし。
さすがにこれには笑けた
会場は「トオオオオオオオオオオオオム」と絶叫するファンで一色。
そのままキャストたちは、メディア向け撮影に入ってしまう。
この間も、会場は歓声どころか、悲鳴ばかり(笑)
それでも大きなスクリーンで、
ふたりの仲睦ましい姿が見れて幸せ
ナタリーたちも加わって、記念撮影中
中央と一番左の男性は誰・・・???
そしてとうとう、しびれを切らしたファンたちが、
「ロキ!!ロキ!!ロキ!!ロキ!!」と
ソーはなかったのに、ロキコールが始まってしまった!!
映画だけではない。
完全にロキは、人類(の女性)を征服した。
それに対してようやく、ファンに向けて手を振るトムヒ。
どうもありがとう、って感じでお辞儀するけど、
それでファンが収まるわけがない。
「そんなんじゃ済まねぇぞぉ」とばかりに
鳴り止まぬコールにトムヒが応え、やっとファンサービス開始。
しかし当然もう時間がないわけで、だからこそファンたちは焦り、
あちらこちらえ「トム!!」「ロキ!!」の嵐の呼びかけ!!
すると、スタッフの女性がひとり、トムヒに近寄って何かを手渡す。
その直後、トムヒが猛ダッシュで、四方八方に駆け出す。
どうやら、この日のIMAX試写会の
余ったチケットを配るために、トムヒが会場を走る走る!
スーツで全速力なんて、
眼福すぎるやめて~~~!
そしてトムヒも、超間近で見れました!!!
「Tonight's tickets!」
すぐ目の前の女性二人組にチケットを手渡し、去って行きました。
チケットをもらった女性たちはガン泣き!!!(そりゃそうだ!!!)
てかトムヒの生声聞いちゃったよ
ドイツはどこもかしこも、
街ゆく人がイケメンでした。
デパートのウィンドウに飾られる写真のモデルと、
大差ない人たちが街中を普通に歩いているのです。
そんな中でも、
こうしてずば抜けた人気を誇る
ハリウッドスターの凄さを
改めて肌で感じるひとときでした。
彼らのとてつもないオーラはなんなんだろう。
何がこうも人々を夢中にさせるのだろう。
すっかり私も3mくらい気持ち飛びながら、
ふわふわした足取りで会場を去りました。
こうして、ドイツ人のファンにまぎれて
一緒にキャーキャーするのも楽しかったな!!
特別、交流はなかったけれど、
クリヘム大好き!トムヒ大好き!って気持ちは
国籍関係なく完全一致したわけで。
あ、そうそう、あと、
スタッフの人が「ソーファンの人~ソーファンの人~」的に、
何か配り物をしていたので、手を伸ばして受け取ってみた(←)
それがこの、「TEAM THOR」と書かれた缶バッジだった!!
面白いことに、“ロキファン”はこれを一切受け取らず。
ソー(クリヘム)ファンと、ロキ(トムヒ)ファンが、
きっかり明確に分かれているようであった(笑)
私みたいにどっちも同じくらい好きだとダメっぽい。
(ちなみに雑誌は、この日ホテルに戻る前に大急ぎで記念購入。)
しかしなんとも、
こんな最高級の偶然があっていいものか!?
丁度その前の年(2012年)に、
当ブログの映画総集編にて特別賞を授与した内のふたりに、
こんなにも早く会えちゃうなんて!!!
さすがにこればっかりは、
自分の強運に鳥肌だった
そしてもうまさに、
仕組まれたかと思うほど
ピッタリ19時にドイツ連邦議会議事堂に到着。
ベルリンプレミア含めて、
予知できない、完璧な運命的な旅程だったわけだ。
ドイツ連邦議会議事堂に入場するには
3日前までにオンラインでネット予約する必要があります!
予約:http://www.bundestag.de/htdocs_e/visits/kupp.html(公式サイト)
これがドイツ連邦議会議事堂なんだけど、
なんでそんなに入りたかったのかと言えば、
実はこの建物の屋上にガラスのドームがあるのだ!!!
チケットとパスポートを受付で見せ、荷物検査をした後、
同じ時間帯に予約した人たちと一緒にエレベーターで屋上へ。
(受付のお兄さんに、「日本人一名(笑)」って感じで言われた。
わざわざこんなところを観光するなんてご苦労なこって、って感じだったのかな?)
これがお目当ての、
ガラスのドーム!!!
ガラス張りになっている。てっぺんは吹き抜け。
中は螺旋状になっていて、上まで登れる。
雨が降った後だったので少し濡れていた。
なんかドイツって、
持っている技術を余すところなく使うイメージで、
そういうところは日本と似ているなぁって思った!
先ほどまでベルリンプレミアが行われていた、
ソニー・センターが遠巻きに見えました!!
興奮冷めやらぬ状態だったので、
写真ぶれまくってなかなかうまく撮れなかった(笑)
ところでこのデザインって、富士山???
写真だけではなかなかその魅力が伝わりづらいけれど、
すっごい綺麗でした!!!
無料だし、機会があったらぜひドイツ連邦議会議事堂へ!
これがなんなのよ?なんて言われちゃうと
なんとも反論しがたいんだけども。
要は、ガラスとか鏡による反射とかがツボでして・・・。
帰り、エレベーターの鏡をのぞいたとき、
自分の目がひどく充血していたのに驚いた!!
興奮しすぎと、寝不足がたたったか。
ホテルに帰る前に、ベルリン中央駅で飲み物と雑誌を購入し、
そしてようやく床に就いた。
(大きい駅だとお店が遅くまでやっていていいね!)
こうして、ベルリン観光が終わりました。
とっても長い長い一日だけど、
震えるほどの幸運に、なかなか寝付けなかったのはウソです。
この旅のあまりの幸先のよさに、
大満足で爆睡でした(翌日も早いしね!)
いつもクリックありがとうございます!
ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
拍手もありがとうございます!励まされます!
ヴァルシャウアーシュトラーセ駅(WarschauerStr)から
歩いて10分くらいか。
南から北へ続いた、
東西を隔てたあの壁が、
今も一部残っている。
好みはあるとは思うけれど、
なかなかテーマ性の高い作品が多かった。
24カ国のアーティスト118人による壁画。
心ない人たちが落書きしてしまったようで
(修復はしているみたいだけど)絵が汚されている。
それでも訴えかけてくるメッセージは
まったく色あせることはない。
歴史的な場面も象徴的に描かれている。
(男性同士が、挨拶としてキスを交わすという旧ソ連の文化。)
薄れてくる教訓、途絶える記憶。
でも、あの時の、あの時代の、悲しい思いは、
伝え続けなければならないから。
それは言葉よりも、概念で。
約20分~30分、写真を撮りつつ歩みを進める。
ベルリンに来たら、やっぱりこれは観ておきたいね。
イーストサイド・ギャラリーの端は、
Sバーンのオストバーンホフ駅(Ostbahnhof)が最寄り。
一駅分歩いたことになる。
さぁ次の目的地へと思っていたら、
お!
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のポスターだ!!!
いいないいな!!ドイツはもうすぐきっと、公開なんだろうな!!!
日本なんか公開は4ヶ月後(2月1日)だもんなぁ。
会いたいなぁ。今の時期だと、
どこかでプレミアイベントとかやってるのかなぁ。
電車に乗り込んだ後は、Sバーン沿線の
ツォーローギーッシャー・ガルテン駅(Zoologischer Garten)へ向かう。
そこには、第二次世界大戦で爆撃を受けた教会が、
そのままの姿で建っている。
カイザー・ヴィルヘルム教会。
残念ながら、半壊状態の教会は
現在修復作業中で、白い壁に覆われている。
よってその全貌は見えないが、中には入れる。
そして左横の、黒く細長い建物。
こちらが新しいカイザー・ヴィルヘルム教会。
八角形の、現代的なデザイン。
まずは修復作業を終えた、旧教会の内部を見学。
これがカイザー・ヴィルヘルム教会の天井。
いくぶん修復されているが、
あえて傷ついた姿も残されている。
痛感するだろう、どれほど貴重なものを失ったか。
戦争が歴史を壊してく。
戦争は取り戻せないものしか残らない。
ドイツはそう思うと、建て替え・修復された建物が多かった。
それは災害、戦争による被害の多い、日本との共通点。
永きの時間が、
瞬時に失った。
これをどう思うか。痛くて痛くて仕方がない。
その後、新しい姿に生まれ変わった教会へ。
このドイツ旅行で訪れた初めての教会が、
カイザー・ヴィルヘルム教会であった。
歴史の重みで押しつぶされそうだった。
すっかり感慨深くなりながらも、
とぼとぼと再び歩み始める。
Sバーンでもうひと駅、隣へ。
ティーアガルデン駅(Tier-garten)にて降車。
日が沈み始めた頃、ティーアガルデン(公園)を散策。
公園を貫く、6月17日通りを歩き続ける。
東ベルリン暴動の収束日を、通りの名にしている。
さすがにこれは結構な距離があって、
1日の終盤であったため、なかなかきつかった。
しかしどうしても、ティーアガルデン中央にある塔を見たかった。
ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)。
『ベルリン 天使の詩』にも登場する塔である。
解釈には時間を要したけれど、なかなか良い映画だったよね。
そのまま6月17日通りを、東に進む。
ようやく、ティーアガルデンの端まで行きつき、
ブランデンブルク門が見えてきた!!
17時半頃。ライトアップが始まっていた。
まだまだ観光客がたくさん。
そしてドイツ軍服を着たイケメンお兄さんが3人いて、
記念写真が撮れるようだった(有料)。
観光客に合わせて、その人の国旗を振ってくれるみたい。
ガチでイケメンすぎて、
この人たちどこから現れたの?って思うようなお兄さんたち。
夕暮れで撮影しづらく写真には納められなかったけど。
さて。2日目:前編でも言った通り、
この日は当初の旅程より、2時間遅れてのスタートであった。
しかし、まさかのベルリン大聖堂等の教会がミサで入れず、
ぐんぐん歩みを進める結果となり、
計画通りの時間で回りきってしまったのだ。
毎回自分自身も驚くのだが、
予め立てた旅程どおり、ほとんど、ぴったりに回りきる。
フランスでもイギリスでも、観光体内時計がキッカリなのだ。
普段は時間の感覚がめちゃくちゃなのに。
この後は、19時にドイツ連邦議会議事堂の入場予約をしており、
それまでの間は空白の時間となる。
ここで夕飯を食べようかとか、
もし予定通りに回れなかったらと考え、
多めに空き時間を作っておいたのだ。
朝早くから始まった観光。
体も結構疲れがきてて、どこかお店でゆっくりしようかなと思った。
でもでもやっぱり、1秒すら惜しくて、
そうだ、映画ブロガーとして
あそこを訪れておかねば、と思い立った(なんの義務感?)。
ポツダム広場劇場は、ミュージカル専門の大型劇場である。
そしてそこは、カンヌ・ベネツィアに並ぶ、
三大映画祭のひとつ、ベルリン映画祭の会場でもある。
映画レポを書きはぐれてしまったが、
2006年に『素粒子』という映画で、モーリッツ・ブライプトロイも
銀熊賞の内、男優賞を獲得している!
必ずしもドイツ人が選ばれるわけではないので、
とっても栄えある賞なのだ!!!
てかモーリッツはそれほど
演技派な素晴らしい役者さんなのだ!!!
そんなわけで、当初予定には考えていなかった、
ポツダム広場劇場に足を運んでみることにした。
残り少ない体力を振り絞って。
気になってはいたものの、旅程には組めなかった、
ホロコースト慰霊碑も見ることができた。
ナチスにより虐殺されたユダヤ人の魂に捧ぐ、
無数のコンクリートでできた慰霊碑は、
ビルが立ち並ぶベルリンの中心街で
すさまじい存在感を見せる。
過去から目をそむけるな、という叫びが聞こえてくる。
歩みを進めると、ポツダム広場が見えてきた。
そして私は、
おもむろソニー・センターへ向かっていた。
その名のとおり、
ソニー・ヨーロッパ本社がそこにあるって い う か さ ――――
突如、全身に電流が走る。
あの時の感情は、そうとしか言い表せない。
無心。
しかし体だけが、
“すべきこと”をすべて理解していた。
本能。
1回目のスペイン旅行6日目(後編)で覚えた、
あの感覚、再び。
ベルリンプレミア!!!!!
こんなスーパースペクタキュラーな
超偶然な奇跡の遭遇ってあるんですか!?!?
むしろ事前に調べとけよ自分って、逆切れしそうになったわ!!!
全く知らなかった!!!
今日が、ベルリンプレミアの日だなんて!!!
全く行く予定のなかった
ソニー・センターが会場だなんて!!!
レッドカーペットが敷かれていて、
その周りにゲートが張られていたわけだけど、
一般客も普通にゲート周辺で
そのイベントの様子を見ることができる!!
(日本だったらシートとかで覆うとか、コスいのに!)
スルスルスルと、すんなり最前列から2番目を陣取ることができた。
そして小雨が降る中、数十分待つ。
(19時に予約があったので、これより遅ければアウトだった。)
イベントの司会者が説明を始め、
いよいよキャストが登場するというのだ!!!
会場の興奮は一気に急上昇!!!
リムジンが次々と入り込んでくる!
そして、
ヒロイン役のナタリー・ポートマン
の背中!!
すその長い、純白の、背中開きの
素敵なドレスを身にまとったナタリー!!
それゆえに歩きづらいため、ファンサービスは手前のファンにだけ。
ナタリーを間近で見ることはできませんでした。
次に、主演:ソー役を演じる
クリス・ヘムズワースのリムジンが乗り入れる!!
すさまじいフラッシュと、
方々から「クリーーーーース!!!」
「ソーーーーーーー!!!!!」と歓声が上がる!!!
なんだかあの一体感、最高だった
クリヘムは会場をくまなく、ファンサービス。
正直、私がいた位置は、
メディア撮影用のパネルのやや裏手側だったので、
クリヘムが回ってこないかもしれないし、
回ってきても最後の方かという感じで、
あまり期待できなかった。
その間に、マーベル・スタジオズの製作社長
ケヴィン・フェイグが登場。
真後ろにあった大型スクリーンに映し出される。
クリヘムより先に、インタビューに答え、
その後近場のファンにサインをしてたっけかな。
その間もクリヘムが、結構奥の方まで歩いて行って、
ファンにずーーーっとファンサービスを続けていた。
しばらくすると・・・
ク
ク
ク
クリヘムが間近に接近中!!!!
へげええええええええええええ
すげえイケメンだああああああ
しかし何かにサインもらいたくても、
安っぽちい手帳にしてもらったって
かえって申し訳ないしもったいないし・・・
(何せ私が持ってるのはモーリッツの写真だけ)
あわわ、あわわしているうちに、
クリヘム後頭部、接写!!←後頭部&うなじ大好き
そしてとうとう、
超おおおお間近でクリヘム見れた!!!
なんなのこのイケメンは!?!?
どうなってるの!?!?かっこよすぎるでしょう!?!?
かっちりスーツを身にまとい、
その大柄な体躯をかがませて
ファンたちと写真を撮るクリヘム。
その姿はまるで、
洗いたてのゴールデンレトリバー!!!!
ほんとうに、キラッキラしてました!!!
キラッッッッッキラッッッッッッッ!!!!!!
わーこれ大変だ~~~~~と、
頭の中が 大 暴 発 。
その後もう一人、ドイツ人らしき俳優さんが会場入り。
そしてとうとう、
ヤツが来た。
あれは、クリヘムの比にならないほどの、
会場の異常なまでの期待感。
唯我独尊天上天下のロキ様役、
トム・ヒドルストン!!!!
われんばかりの、物凄い歓声!!
しかしその直後、大悲鳴に変わる。
なんとトムヒはインタビューを受けた後、
ファンサービスを終えたクリヘムに
ファン放っぽって、まっさきに駆け寄っちゃっう(笑)
ファンサービス一切なし。
さすがにこれには笑けた
会場は「トオオオオオオオオオオオオム」と絶叫するファンで一色。
そのままキャストたちは、メディア向け撮影に入ってしまう。
この間も、会場は歓声どころか、悲鳴ばかり(笑)
それでも大きなスクリーンで、
ふたりの仲睦ましい姿が見れて幸せ
ナタリーたちも加わって、記念撮影中
中央と一番左の男性は誰・・・???
そしてとうとう、しびれを切らしたファンたちが、
「ロキ!!ロキ!!ロキ!!ロキ!!」と
ソーはなかったのに、ロキコールが始まってしまった!!
映画だけではない。
完全にロキは、人類(の女性)を征服した。
それに対してようやく、ファンに向けて手を振るトムヒ。
どうもありがとう、って感じでお辞儀するけど、
それでファンが収まるわけがない。
「そんなんじゃ済まねぇぞぉ」とばかりに
鳴り止まぬコールにトムヒが応え、やっとファンサービス開始。
しかし当然もう時間がないわけで、だからこそファンたちは焦り、
あちらこちらえ「トム!!」「ロキ!!」の嵐の呼びかけ!!
すると、スタッフの女性がひとり、トムヒに近寄って何かを手渡す。
その直後、トムヒが猛ダッシュで、四方八方に駆け出す。
どうやら、この日のIMAX試写会の
余ったチケットを配るために、トムヒが会場を走る走る!
スーツで全速力なんて、
眼福すぎるやめて~~~!
そしてトムヒも、超間近で見れました!!!
「Tonight's tickets!」
すぐ目の前の女性二人組にチケットを手渡し、去って行きました。
チケットをもらった女性たちはガン泣き!!!(そりゃそうだ!!!)
てかトムヒの生声聞いちゃったよ
ドイツはどこもかしこも、
街ゆく人がイケメンでした。
デパートのウィンドウに飾られる写真のモデルと、
大差ない人たちが街中を普通に歩いているのです。
そんな中でも、
こうしてずば抜けた人気を誇る
ハリウッドスターの凄さを
改めて肌で感じるひとときでした。
彼らのとてつもないオーラはなんなんだろう。
何がこうも人々を夢中にさせるのだろう。
すっかり私も3mくらい気持ち飛びながら、
ふわふわした足取りで会場を去りました。
こうして、ドイツ人のファンにまぎれて
一緒にキャーキャーするのも楽しかったな!!
特別、交流はなかったけれど、
クリヘム大好き!トムヒ大好き!って気持ちは
国籍関係なく完全一致したわけで。
あ、そうそう、あと、
スタッフの人が「ソーファンの人~ソーファンの人~」的に、
何か配り物をしていたので、手を伸ばして受け取ってみた(←)
それがこの、「TEAM THOR」と書かれた缶バッジだった!!
面白いことに、“ロキファン”はこれを一切受け取らず。
ソー(クリヘム)ファンと、ロキ(トムヒ)ファンが、
きっかり明確に分かれているようであった(笑)
私みたいにどっちも同じくらい好きだとダメっぽい。
(ちなみに雑誌は、この日ホテルに戻る前に大急ぎで記念購入。)
しかしなんとも、
こんな最高級の偶然があっていいものか!?
丁度その前の年(2012年)に、
当ブログの映画総集編にて特別賞を授与した内のふたりに、
こんなにも早く会えちゃうなんて!!!
さすがにこればっかりは、
自分の強運に鳥肌だった
そしてもうまさに、
仕組まれたかと思うほど
ピッタリ19時にドイツ連邦議会議事堂に到着。
ベルリンプレミア含めて、
予知できない、完璧な運命的な旅程だったわけだ。
ドイツ連邦議会議事堂に入場するには
3日前までにオンラインでネット予約する必要があります!
予約:http://www.bundestag.de/htdocs_e/visits/kupp.html(公式サイト)
これがドイツ連邦議会議事堂なんだけど、
なんでそんなに入りたかったのかと言えば、
実はこの建物の屋上にガラスのドームがあるのだ!!!
チケットとパスポートを受付で見せ、荷物検査をした後、
同じ時間帯に予約した人たちと一緒にエレベーターで屋上へ。
(受付のお兄さんに、「日本人一名(笑)」って感じで言われた。
わざわざこんなところを観光するなんてご苦労なこって、って感じだったのかな?)
これがお目当ての、
ガラスのドーム!!!
ガラス張りになっている。てっぺんは吹き抜け。
中は螺旋状になっていて、上まで登れる。
雨が降った後だったので少し濡れていた。
なんかドイツって、
持っている技術を余すところなく使うイメージで、
そういうところは日本と似ているなぁって思った!
先ほどまでベルリンプレミアが行われていた、
ソニー・センターが遠巻きに見えました!!
興奮冷めやらぬ状態だったので、
写真ぶれまくってなかなかうまく撮れなかった(笑)
ところでこのデザインって、富士山???
写真だけではなかなかその魅力が伝わりづらいけれど、
すっごい綺麗でした!!!
無料だし、機会があったらぜひドイツ連邦議会議事堂へ!
これがなんなのよ?なんて言われちゃうと
なんとも反論しがたいんだけども。
要は、ガラスとか鏡による反射とかがツボでして・・・。
帰り、エレベーターの鏡をのぞいたとき、
自分の目がひどく充血していたのに驚いた!!
興奮しすぎと、寝不足がたたったか。
ホテルに帰る前に、ベルリン中央駅で飲み物と雑誌を購入し、
そしてようやく床に就いた。
(大きい駅だとお店が遅くまでやっていていいね!)
こうして、ベルリン観光が終わりました。
とっても長い長い一日だけど、
震えるほどの幸運に、なかなか寝付けなかったのはウソです。
この旅のあまりの幸先のよさに、
大満足で爆睡でした(翌日も早いしね!)
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