ADMIN TITLE LIST      
今日は何の、映画を観る?
【随時更新】トップ画像まとめはコチラ
映画のこと、まとめることに、なりました。
PRODUCED BY RECRUIT
そざい ギャザリー そざい
記憶のたどりかた。

ぼくをさがしに

ぼくを探しに』を観た!
原題:『ATTILA MARCEL

ポールは2歳で、言葉を失った。
一緒に暮らす叔母たちは言う。
“両親の死を目の前で見た”ことが原因だと。

幼かったポールは、写真に写る母親しか知れない。
思い出だけでもいい。
もしももう一度、
夢の中でお母さんに会えたなら。

特製ハーブティーと、
懐かしのメロディーで。

楽しいことも、苦しいことも、
あたなたの記憶、呼び起こす。


とっちらかった作品と思いきや、
ラストに向かうにつれての伏線回収のうまさと、
ふわ~~~っとする心のあったかさ、うまい!
フランス映画らしく、ちょっとシュールだけど、
これはなかなかオススメな1本!!

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ blogram投票ボタン

======

大好きな、大好きな、お母さん。
ぼくをさがしに
でも、お父さんは嫌い。なぜかとても嫌い。

ぼくは毎日、悪夢で目覚める。
いつだってお母さんとの良い夢から、
お父さんがぼくを追い出すんだ。

ぼくは、無気力だ。
ぼくをさがしに
本当の愛なんて、どうやって信じればいい?
ぼくにはお父さんの血が流れている。
そんな自分のために、
いったい何を必死にがんばればいい?

なりたい自分も、
ありたい自分も、
ぼくにはなんにもない。


ぼくはただ、
お母さんとの思い出に
ひたっていたい。

迷える迷えるポール、
ぼくをさがしに
思い出は思うほどに、心が影響するのよ。
あなたがする、すべての拒絶と慈しみは、
すべてが記憶の積み重ね。

私が調合したハーブティで、
思い出を呼び起こしてみましょう。


奥深く、眠らせた記憶が目を覚ます。

お母さんが愛して、ぼくが愛知る理由。


ハーブティで強制的に眠らせて、
懐かしの音楽で記憶を掘り起こす??

一体その無理やりな設定の作品に、
どんなテーマをあてこめるというの??

観始めた時には半信半疑。
追っているのか追っていないのか、
ポールが振り返る思い出は、
美しくも、とりとめがない気がする。

でも、乱雑に配置された各なるエピソードは、
ぼくをさがしに
次第に核なるエピソードに繋がっていく。

あえてセリフをそこに置いた理由も、
あえて先に明かした“記憶”も、
最後の最後のために、丁寧に配列されたものなんだと。
丹念に作り込まれた脚本に、
ものすごく心が満たされた


表現方法もとてもおもしろかった
「あら~~歌いだしちゃったよ」って
そのミュージカル風に少し恥ずかしくなったけど、
でもその表現方法に統一性があれば、ひとつの色として慣れてくる。
アイディアも満載で。
最後の“音の色”に、鳥肌だった。
型破りなほど下品でもなく。
フランス映画らしくシュールではあるんだけど、
優しさが念頭にあるのは、変わりない。

キャスティングも上手かった
ポールと、その父:アッティラ・マルセル(原題)の両方を、
ギョーム・グイが演じる。
最初は、煮ても焼いても食えないようなギョームの演技も、
いろんな理由があってのその表現なんだと思うと、感嘆。
ぼくをさがしに
最後には心から応援し、彼を愛している。

マダム・プルースト役アンヌ・ル・ニもよかった。
やっぱり彼女も、どういった性格なのかなかなかつかめなかったけれど、
いろんな思いを抱えての彼女の性格なのか、と思うと納得。
ぼくをさがしに
仮面の男』等に出ている、ジェラール・ドパルデュー
一瞬、兄妹??と思ったけど、違うよね?(笑)
似てる上、共にフランス出身の役者だから、まさかと思ってしまった。
アンヌは『最強のふたり』で会ったことがある。

その他みんな、味のある役者さんばかりだったな。
ポールの叔母役で登場したベルナデット・ラフォンは、
映画を公開する前に亡くなってしまったのかな・・・。
作品の中では凄く元気な叔母さんだったから、
エンディング後のテロップと映像で、とても切なくなった。


監督はシルヴァン・ショメ
今度、短編オムニバス『パリ、ジュテーム』を観る予定。
彼もその中で1作担っている。

シルヴァンは音楽(共作)も脚本も担当。すごいな。


こういう、いわゆる単館上映作品な上、
フランス映画ってうっかり見逃しがちだけど、
ぜひレンタルでも良いので、観てほしい!
愛することに、
きっと自信がもてる映画。



いつもクリックありがとうございます!
ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
拍手もありがとうございます!励まされます!
関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 陽面着陸計画, All rights reserved.