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森がはぐくむ。

イントゥ・ザ・ウッズ

イントゥ・ザ・ウッズ』を観た!
原題:『INTO THE WOODS

『シンデレラ』『ラプンツェル』
『赤ずきん』『ジャックと豆の木』・・・
世界に知れるその物語が、森のなかで出会う

これは、物語りきれなかった物語。
私たちが見落としていた、本当のテーマ。

ブロードウェイで上演された『イントゥ・ザ・ウッズ』が、
シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャル監督によって映画化。
不満がないわけではない。
でも予想以上にテーマが溢れ出て、
欲しかった物語がそこにあった・・・!!
見事な隙間産業!!音楽も歌もいい!!

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それぞれの物語には、
ハッピーエンドがある。

いんとぅ・ざ・うっず
大人たちは、その物語を子供たちに聞かせる。
物事は必ず、うまくいくものだと。
待っていても舞い込んでくる幸せがあると。
運命は自然と好転していくものだと。
ハッピーエンドの過程と未来を、物語らずに。

子供たちは、大人になるにつれ人生に挫折を感じる。
物語のように事がうまくいかないことに
引け目を覚え、時には世界を呪う。
そして大人に問う。
「物語のように幸せに暮らすにはどうすればいいの?」
大人は答える。
「物語は、ただの物語。現実とは違う。まだ信じていたの?
いんとぅ・ざ・うっず
子供は絶望だ。
「物語に、意味がなかったと?」
物語はなんのためにあったのか。
子供だけが抱いて良い夢は、大人たちの理想。
大人になる子供には、なんの幸せをもたらさない。


なら、物語は必要ない?
いんとぅ・ざ・うっず
物語をそのまま受け入れるだけなら、必要ない。
物語は、行間や、描かれていない葛藤、
ハッピーエンドの先を想像すること
で、意味を成す。

大人が語ってもいい、子供に思い描かせても良い。
子供だけじゃなく、大人がそばにいて、一緒に考えることが大切。
それこそが、語り継がれるべき物語。
いんとぅ・ざ・うっず
物事の展開に、あらゆる可能性があること。
ハッピーエンドが、必ずしも唯一の幸せではないこと。
自ら選択することと、誰かに選択させることの違いや、
物事には、主人公とは別の目線が存在することも。


この映画(この作品)のすごいところは、
どれかひとつでもいいから、物語に求めるテーマが、
たくさんの物語を凝縮させた物語であるがゆえに、
すべてのテーマを盛り込んでいること。


大人たちは、物語を知っている。
でも、物語の表面しか識らない。

子供たちなら、きっとわかるから。
だから大人がしっかり、物語ってあげて。


ロブ・マーシャル監督の主要なミュージカル映画を観てきたけれど、
毎回キャストが一新されていて、
同じ人を選ばないところに面白さを感じる。

今回、アナ・ケンドリック
いんとぅ・ざ・うっず
エミリー・ブラント
いんとぅ・ざ・うっず
こんなに歌える人だなんて知らなくて本当に驚いた!!
ミュージカル映画を観るたびに、
役者さんたちの底力を感じる。

大好きクリス・パインもまさかの、しっかり歌パートがあって、
いんとぅ・ざ・うっず
うまいわけじゃないんだけど、すっごい満足した!!
弟とのデュエットで、張り合うように愛の苦しみを歌ったり、
極めつけ無理に肌けたりして、笑えた~!!
いんとぅ・ざ・うっず
白雪姫と鏡の魔女』のアーミー・ハマーのような
典型的なキラッキラ王子を期待してたんだけど、
実はそうではなかったのに、
クリパがキャスティングされたってのが悔しいくらいピッタリで!
なぜイケメンなのに、3枚目な役が多いんだろう!!
(詳しくは後ほど!)


メリル・ストリープはさすがの貫禄というか、
アレンジも完璧で、底力どころか、
地中掘りすぎて地殻までぶち当たった気分
マンマ・ミーア!』もメリルはよかったんだけど、
周りがヘタクソでヒヤヒヤしたし、ちょっと雑なミュージカル映画だったから、
彼女の歌声にあんまり集中できなかった
(ストーリーもそんなに好きじゃないのかも。)

密かにテンションが上がったのが、
海外ドラマ『ロー&オーダー』で、それぞれゲスト出演している二人が、
ラプンツェルペアだったこと!!
いんとぅ・ざ・うっず
マッケンジー・マウジーと、ビリー・マグヌッセン
シーズン19で、二人とも“あざとい”役で出ているので要チェック!(笑)
マッケンジーちゃんもビリーも、カワイイ顔してるんだけど、
あざとい役がまた似合うんだこれが!!


ジョニー・デップ目的で観に行った人は、
尺が短すぎてショックだったろうな・・・。
まぁそれでも観て後悔しないもんだよね、私もそうだわ。


音楽(楽曲)もよかった!!!
私この映画がミュージカルだって知らずに観た(←)のね。
だから冒頭から歌が始まって、「はっ!!そういう映画か!!」と思ったけど、
I Wish』(プロローグ)がいきなり良くて、すっかり入り込んだ。
それでみんな歌がうまいんだもん、楽しめちゃうよね

ミュージカル映画である+ファンタジーであることで、
無駄に客層を選んでしまっているけれど、
このテーマの深さにビビッときたら、名作になれる

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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なにかどうしても、語りたい部分がある。

! 以下ネタバレあり !






何曲か、ツボって泣きそうになった歌がある。
いんとぅ・ざ・うっず
特に、パン屋の奥さんが、一番最後に歌う歌。
「良いことと、悪いこと。いつも両方を選べない。」

シンデレラの歌も良かった。
幸せが怖い。理想と違うように思える。
自分が場違いに感じることも。本当に幸せかもわからない。
「だって、初めてのことだから。」

きっといつ観るかによって、ツボる歌が違うんだろうなー。
いつまでもツボるところが同じだったらどうしよう(笑)

どうしようもない矛盾とか、
ストレートにいけない葛藤とか、
でもその瞬間浸れた幸せに覚える充実感とか、
人生観が深く描かれていて、本当に涙するかと思った。


心につっかかったのは、
クリス・パインが演じた王子だね・・・!!
いんとぅ・ざ・うっず
愛されないことを知らない、男は恐い。
ある意味では彼も葛藤している。
早く、なんとかして、「唯一の女性」に出会いたいけど、
やっぱり出会う女性出会う女性に、うっかり恋してしまう。

それというのは、出会う女性出会う女性が
みんな彼に恋しているから。
人間とは不思議なもので、好かれて嫌な気分はしない。
その相手がよっぽとじゃなければ、
「自分を好いてる」その瞳に恋してしまう。

クリパが演じた王子もその症状。
彼は生まれながらにして王子という肩書付き。
見目も甘いマスクだから、生まれながら、愛されないことがなかったのだろう。
なぜだかみんな愛してくれる。
その分に応えるかのように、彼もみんなを愛するのだ。
典型的なタラシで、止まらない恋愛感情。

しかし、美しい兄弟だった!!
いんとぅ・ざ・うっず
クリパがなぜ髭面なのか、ちょっと残念感もあったけど、
なんとなく、王子兄弟の見目で区別付かない人もいるんじゃないかと(笑)
髭があるのがお兄ちゃんで、髭がないのが弟、と見分ける。

あと、クリパが無精髭みたいなのは、
普通に思い描く典型的な王子とは違うから、かな。
ずっとシンデレラが悩んでいた「理想とちょっと違う」王子
“唯一と思う女性を唯一愛することができない”王子は、
若干見た目でも差をつける必要が出てくるのだろう。

そういった意味では、ラプンツェルだけなぜ、正攻法だったんだろうか。
彼女たちの愛だけが、物語通りだったよね。
塔の上のラプンツェル』、
観たことがないから、実はどういう物語かも知らないのだけど・・・。

しかし、イケメンはイケメンだけど、
変な兄弟だったな!!!(結局)
この兄弟でスピンオフ作って欲しい!!
ただのコメディになっちゃうだろうけど!!


ジュピター』でずっこけて、
この不完全燃焼どうしてくれよう、と思って駆け込んだ森の中
思いの外、多くの答えと導べを育ませてくれた。

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