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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい

歴史を守った男たちがいた。

みけらんじぇろ・ぷろじぇくと

ミケランジェロ・プロジェクト』を観た!
原題:『THE MONUMENTS MEN

第二次世界大戦、終戦間近。
アドルフ・ヒトラー率いるドイツ軍が進行する中、
美術品や文化財を次々と強奪していた。

これに危機感を覚えたハーバード大学付属美術館館長ストークスは、
アメリカ政府に進言し、美術品の保護を訴えた。

命より大切な美術品はあるか?
戦争の最中、美術品を守る必要性はあるのか。
その問いに反論すべく、
戦争経験のない専門家たちが集結した。

これは実話に基づく、
隠れたヒーローの物語。


守るものは、歴史。

巻き戻せない、時の重なり。

戦争やテロ、宗教紛争で失われた美術品、
文化、建築物は数えきれない。

人の命と比較して、
果たして守るべきものなのか。


この答えには、「比較する意味が無い」と言えるだろう。
しかし少なくとも、人の命と同じ、
一度失えば、二度と得られないのだ。
そういった意味では、同等なのである。

ヒトラーは青年期、
芸術家になることを志していたという。
夢叶わず、世に知られる政治家となっても、
芸術に多大なる興味があった。
だから、パリを攻撃しなかったという。

ヒトラーはヨーロッパを侵攻しながら、
“大切な”美術品を収集して回った。

「なんだ、戦火から守ろうとした、
美術品の価値がわかる、ちょっとイイヤツ?」と思ったら大間違い。
その計画はヒトラーのエゴでしかないことが、この映画でわかるであろう。

真の美術品を愛するのは彼ら。
みけらんじぇろ・ぷろじぇくと
いや、愛するという言葉では、足りない。
彼らが必死になって守ろうとした
突き動かす信念はなんだったのか。
共鳴できた人には、この映画にグッとくるものがあるはず。


キャストは豪勢だけど、
映画自体は思ったより地味。

正直、テンポがゆっくりで若干眠くなる。
モニュメンツメンのちょっとしたエピソードをたくさん盛り込むことで
(それが実話なのかフィクションなのか誇張なのかわからないけど)
無理に118分という時間を保った映画、という印象もある。
もっと作品を短くすることもできたように思う。
してしまうと、伝えきれないものがあるのかもしれないが。

でも映画を最後まで観ると、
手堅い何かが観客を包み込んでくる。
悔しいけど、途端、涙が出そうになった。
この作品は内容や展開がうんぬんより、
一種のドキュメンタリーのように、
闘ってくれた男たちがいたことを知るために存在しているんだと思う。

感謝の念であふれるよ。
人の命より尊ぶ気はないけれど、
それでも美術品が損害を受けることは
何より腹立たしく、いてもたってもいられない。
時間を経たからの重み。
また新たなものを作ればいいじゃないか、では済まない。
それが唯一で、それ以外あり得ない存在だから。
金銭的価値の問題でもない。修復すれば良いということでもない。
芸術家の功績を、ただ称えるものでもない。

でも間違いなく、芸術は人の心を高める。
心に起こる動きは、何にも代えがたい。
豊かにするそれを、誰かの手によって壊されるなどあってはならない。



しかし、邦題は微妙すぎる。
ドイツ映画『ミケランジェロの暗号』と同じだ。
なぜそれに“限った”んだ、と疑問に思う。

監督・脚本(グラント・ヘスロヴとの共作)・そして主演の、
ジョージ・クルーニーだからこそ集まったキャティング。
「みんな内容の面白さに賛同してくれた」とジョージはいうが、
どちらかというと、
「ジョージがやろうと言ったからやった」と言うのが正しそう。
彼に「乗るかい?」言われたら、
「乗った!」方が何かいいことがありそうじゃないか。

ところで、グラント・ヘスロヴの過去4作品は、
ジョージと手がけてきたんだね。
ヤギと男と男と壁と』という、
なぜか観る度、毎回感動であふれるその作品も
ジョージが主演だし、グラントは監督を務めている。

マット・デイモンビル・マーレイ
ジョン・グッドマンケイト・ブランシェット等々、取り揃えている。
その中で、やっぱりジャン・デュジャルダンが登場した時の、
ニッカァッ!ってスマイルには断然癒されたなぁ!
みけらんじぇろ・ぷろじぇくと
アーティスト』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』といったくらいしか
出演作を観ていないけれど、本当にカッコイイなあ!


音楽は、アレクサンドル・デスプラ
1960年代の映画音楽を彷彿させるテーマ曲で、
映画の路線をガッチリと決めた気がする。
アレクサンドルの作る映画音楽の幅広さは凄いなぁ。
変幻自在でありつつも、芸術性も高い。
(映画には彼自身も出演している??)


想像していた映画とは
ちょっと違かったというか、
もっと高尚な作りだったようだ。
でも自宅鑑賞でもいいので、
一度“彼らの思い”を目にして欲しい。

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