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適材適所。

ザ・コンサルタント

ザ・コンサルタント』を観た!
原題:THE ACCOUNTANT


小さな町の小さなオフィスで働く、クリスチャン・ウルフ。
会計士である彼は、質素な生活を送っていた。

幼い頃に「自閉症」として専門の施設に預けられたクリスチャン。
社会に適合するように訓練し、
彼の素質に合った職業に就いたのだ。

クリスチャンは腕利きの会計士として、闇ルートでも知られ、顧客を獲得していく。

当局は「謎の会計士」をマークするも、素性を知れず、捜査は難航する。

そうした中、クリスチャンはある企業から、財務調査の依頼を受ける。
「会計の不審なズレ」に気づいたクリスチャンであったが、
これを機に、彼の生活は危険を伴うようになる。

・・・・・・。

・・・・・・。


ピンとくる言葉が浮かばないのは、
この映画が想像以上に
あらゆるテーマを注ぎ込みすぎたせい。

「待って!それ以上話を盛ったら、お腹いっぱいすぎる!」って思っているそばから、
どかどかと怒涛のように、あらゆる話を繋ぎにかかってくる。

設定的には面白かったし、
ストーリー展開も、まぁありがちだけど、
決して悪くなかった。

でも総じて、「もういいかな」と思うような、膨満感。


「自閉症」という言葉は、
狭くもあるし、広すぎるようにも感じる。
診断は医師にもよるし、個性とする場合もあるしで、
病気と言い切るには、荒っぽい気もする。

ただ、適切な対応が、
彼らの未来にかかっているように思う。

ベン・アフレックが演じたクリスチャンは、
個性を活かした上で、
必要最低限のコミュニケーション術を学んだ。

いろいろな要素を含んだ上でのコミュニケーションだけど、
クリスチャンの場合は、共感する力が低いようなので(厳密には言い切れないけれど)、
ケーススタディ的に会話の法則たるものを身につけて、
できるだけ滞りなく行えるよう、テクニックを培った。

ある種、営業マンや芸能人といった業界人はもちろん、
社会人として上手く立ち回っていくには必要なスキルとも言える。

感情ばかりに流されていては、
自社の商品を売り込めず、
メディアやファンに叩かれて鬱になり、
時には他人を傷つけてしまう。

ある程度、相手の反応を機械的に見て、
こうきたら、こう返す、といったような
シミュレーションを頭に叩き込むことは得策だ。

他人に好かれたいと思うあまり
不必要なまでに良い顔することがなくなる。
踏み込みすぎずに、淡白な関係を築くことで
お互い傷つけ傷つくこともなくなる。
どんなチャンスも恥じずにチャレンジできる。

感情的であることは、
時に、もったいないこと
でもあるのだ。


「適材適所」という言葉は、あくまで前向きな話。
病気や出身大学、家柄、性別などによる、
凝り固まった分類はあってはならない。
「適所」は、自分で決めるべき。

また、自分の特性を伸ばさず、
ましてや無理に隠したり、ためらったりして、
望まぬ道をただ進むことも、
適材を活かしていないことになる。

もちろん、道なんて、進んでからしか先はわからない。
人生に方向音痴の人なんて、たくさんいるし、
望まぬ道が活路になることもざらにある。

結局は、その時にその時に、
最善の選択をしていくしかない。
いつか、適所を見つけるために。


さて、そんな自閉症の役を演じた、ベン・アフレックだが。

やっぱり、映画にテーマを盛り込みすぎた上、
ベンの役作り不足か、いろいろ物足りなかった。

ベンも、話が膨れ上がりすぎた脚本を読んで、
それを咀嚼するのに時間が足りなかったんだろうな。
行動にいたるまでの、心の道筋が見えにくかった。
(完全に、尺の問題もあったと思う。)


アナ・ケンドリックもかわいかったけど、
テーマが無駄に手広い映画なので、
存在の意義みたいなのが危うかったなー。
アナ・ケンドリックが迷えるシンデレラを演じている、
イントゥ・ザ・ウッズ』がまた観たい。

ジョン・バーンサルの役もなぁー・・・。
いつかは登場するんじゃないかって思ってたけど、
出るタイミングが「今ここで?」というところで、雑だった。
ジョン・バーンサルは、ブラット・ピット主演の『フューリー』の役が、
印象に残っているなあ。


J・K・シモンズも、なんで出演しちゃったのかなーという感じ。
長々と語り始めた時には、
せっかくのシモンズの演技なのに、
展開のまどろっこしさで残念な感じに。


ところどころ、雰囲気のいいシーンもあったんだけどね・・・。
悪く言えば、米国版ボリウッド映画だった。


監督は、あれか!
エドワード・ノートンコリン・ファレルが共演という
全私がお祭り騒ぎだった『プライド&グローリー』のギャヴィン・オコナーでした。

あの映画は、それこそキャスト含めて盛り盛りだったけど、
なかなか良かったのに・・・。
でもそうか、脚本に、ジョー・カーナハンが加わってたっけね。
ジョー・カーナハンの代表作・『NARC ナーク』のとおり、クライムサスペンスやらせたら最高だわな!


観るなら自宅鑑賞は、程良いかなー。
ベン・アフレックが観たいなら、
最新のDCコミックの集大成(?)、
ジャスティス・リーグ』を待つが良い!

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