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今日は何の、映画を観る?
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鼻腔の洗脳。

ぱふゅーむ あるひとごろしのものがたり

パフューム ある人殺しの物語』を観た!

美香鼻腔を支配する。
嗅覚が洗練される、前代未聞の秀作。

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感想は、
一言で言えば、スゴい。

ジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)が
匂いを追えば観客も追う。

それがどんなに酷い匂いでも、
それがどんなに華い匂いでも。

こんなに匂いのする映画は初めてです。


ジャン=バティストは変態です。
でも、変態だけではありません。
それ以上の無垢な心が
世界を崇拝させる力を持つのです。

真っ直ぐな映画の作りが圧倒的
そしてかつてない映像鼻(えいぞうび)。
これを不快と捉えるか、深いと捉えるかは、
観る者の嗅覚の肥え方による…やも?


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匂いフェチって人それぞれ必ずあるんではないでしょか。

フェチ:フェティシズムで調べると、
呪物崇拝、物神崇拝。
とか、
異常性欲の一。
異性の身体・衣類所持品などの事物に対し、
異常に執着・愛好する態度。

と出てきますが、
好きな匂いって時間があれば嗅いでたいですよね。
変態どうのこうのを通り越して(笑)

この映画を観ていて、
この間私が「匂い」に対する異常行動を起こしたのを
ふっと思い出したのですが、
私って、消毒(塩素)の匂いが物凄く好きなんですよ。
もちろんボトルに入った消毒剤を直に嗅ぐとか、
プールの匂いを嗅ぎまくるとかではなくて、
消毒したての仄かに匂う台ふきんとかおしぼりが、
たまんなく好きなんです
で、この間、食器を洗った後、
水回りを台ふきんで拭いていた所、
はてはてどこからか消毒の匂いが… ((
そしてそれが今手に持っている台ふきんだと知った時、
ダメだと思いつつも嗅ぎまくった!!

…はい。もしかするとこのブログを読んで、
具合が悪くなって二度とこない方もいるかもしれません…。


でも匂いフェチってそういうことなんですよ。
とにかく恍惚状態。

で、何が言いたいのかっていうと、
この映画がそれを見事に表現していたのです。
共感の範囲を仄かに残して。
だから主演のジャンを一概に、
「コノヤローっ変態殺人鬼め!」で片付けられない人間のサガ。
しかもそれ以上に、
私もあの匂いに洗脳されてみたいと思ってしまう始末。
ものすごい威力を持った映画でした。

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主演のベン・ウィショーって誰ぞや!?

映画より舞台で活躍しているようです。
今作への抜擢も、
独特の解釈で舞台『ハムレット』を好演したのが理由らしい。

確かに、なんか違うこの人…。
この役柄がそうだったからってのもあるけど、
無言の訴えがウマいと思った。

近くにいたらすっごい恐いんだけどね!
更に接近されたら叫ぶんだけどね!


それから二大俳優がガッチり。

ダスティン・ホフマンアラン・リックマン

ホフマンはアカデミー賞でノミネを数回重ね、
主演男優賞を2回も獲得いしいるツワモノ。
まぁこんなのはただの形だけ。
実際はそれ以上の際どい演技で素晴らしかった。

彼が匂いに酔えば、観客も酔う。

もうなーんにも疑うことない公式の出来上がり。


アランは実は顔知ってるくせに、
なかなか私は認知できない人…。

そうだそうだ、だから『ダイハード』シリーズ一作目の、
名悪役だったじゃないですか!
しかも『ハリー・ポッター』シリーズの、
恐くてカッコイイ、スネイプ先生じゃないすか!
彼がジャンに対して最後に放つ言葉は、
ものすっごくシビレました…!

許してくれ。」

ほーわーっ!!?
匂いという脅威がどれほどか、
観客は知らしめられる。


それから終盤のエキストラ(?)にも拍手します
もしかしたらどっかでCGを使ったか?
やぁでもどうだろう。
あんな素晴らしいエキストラ群は観たことないぞ(笑)
画家のドミニク・アングル
トルコ風呂』混浴版。 はい、今必死に調べました;
とっても絵画的な画でした。


それから音楽が素晴らしかった。
テーマ曲といって良いんかなあ?
ジャンが初めて匂いの調合をするシーンなんだけど、
あまりの才能に観客が口を開けてしまうしまう。
それを音楽がさらにプッシュして
ものすごくステキなシーンになってました。
(試聴はコチラ。でもどの曲だろう、ソレ…)


あと『クレヨンしんちゃん』の映画を思い出しました。


さて、まずは観てみようか。
映像に、匂いに、酔って鼻腔か。 …寒…。
ラストも壮絶です。

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! 以下ネタバレ !




ものすごくラストのナレーションに感動しました。

人類の愛を呼び起こす比類ない力だ

香水にできぬことは1つ
彼を人並みに愛し愛される人間には変えられなかった


憧れの匂いをもつ彼女に、
とうとう出会えた。
それでも彼女はもういない。
愛はない。

そしてジャンが選んだ最期。
愛に喰われる姿。
ものすっごかったです。

"香水も自分も消えうせろ!"

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





ものすごくパワーとインパクトのある映画ですよね。
この系統の映画を覆した作品だと言っても過言ではないと思います。
主人公の純粋な心と人を超越した嗅覚が、
この悲劇を生んでしまったんですよね。
彼がもっと良い環境で育っていれば、
こんなことにはならなかったのかもしれません。
ラストの展開は「なんじゃこりゃ!?」って感じでした。
想像を絶する展開に唖然としてしまいました(^^;
【2008/01/27 17:54】 URL | Toy's #-[ 編集]

>>Toy's さん
 
  ラストはどう結ぶか気になったんですが、
  驚愕ですよね。予期してませんでした(笑)
  でもあれはあれで、
  結構納得できたかなぁと思います。
  他に類を見ないような、
  変わった作品でした。
【2008/01/27 19:11】 URL | なるは #-[ 編集]

突然すみません、ちょぴと申します。
ずーっと気になってた映画なんです。
007スカイフォールを観て、新Qちゃんがどっかで見たことあるよなーってこの名前どっかで見たよなーって脳内ぐるぐる巻きしたまま数日が過ぎ…ああーっと膝を打った次第でございます。それも随分と前のハナシですが(^^;)
そのまま延々と躊躇しながらあちこちのブログを覗きまくり、こちらにたどり着きました。
消毒液の匂いのくだりで…うきゃーそうよそうそう、あるのよ自分だけのお気に入りな匂いが~!!と心の中で絶叫し、今度の週末には必ず観ようと決意!!
また色々と参考にさせていただきます☆
有り難うございましたm(__)m

【2013/07/29 21:00】 URL | ちょぴ #8Ce/Adac[ 編集]

>>ちょぴ さん

こんにちは!!はじめまして!!
コメント嬉しいです!!

『パフューム』は好き嫌いが意外と分かれてしまう作品のようですが、ぜひとも観てほしいです!
私はかなりお気に入りです!!
すっごい、においが香る映画ですよ!

同じ監督(&『マトリックス』の監督とのタッグ)作品の
『クラウド アトラス』のレンタルも始まったと思いますが、
こちらの作品&ベン・ウィショーもお勧めです!

またぜひ遊びに来てください、ちょぴさんっ☆
【2013/08/03 05:37】 URL | なるは #-[ 編集]















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それは、昨日まで人だったもの。 パフューム ある人殺しの物語 原題: PERFUME: THE STORY OF A MURDERER 製作年:2006年 製作国:ドイツ/フラン... Toy\'s CINEMA PARADISE【2008/01/27 17:55】

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