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今日は何の、映画を観る?
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正当な心意を以って。

ふぃくさー

フィクサー』を観た!

私にとって、
本年度アカデミー賞最大の注目作でした!
作品賞に値する花がないとするなら
ノーカントリー』に贈ろう。
でも『フィクサー』には根っこがある。

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私はアンチ『ノーカントリー』ではありません。
ただ『フィクサー』があまりに
精巧崇高だったため上回ってしまったのです


映画全体は地下トンネルを歩くような静けさと、
その足音が高く鳴り響くような作品。
心に刺さる展開。

隠蔽のために戦う女と、
対するも隠蔽のために戦う男。
そんな汚れた、
ある意味現実にありふれた世界が舞台。
しかし清らなものに触れた時、心に問う。

ちょっとした例え話。そのはず。
酷似した事件は数え切れないけれど。
ただ、真実に近しい物語でありながらも、
精神に重点を置く作品だった。
事件の内容うんぬんよりも、
それに関わった者たちが
どういった心持で行動するのか。
観客はあらゆる感情が相まって、映画に飲み込まれる。

自己の守備範囲を超えた正義に生きるには、
それ相応の勇気と代価が必要になる。
またそれを遮断して無きものにするにも、
それ相応の決意と鈍感が必要になる。
ただ、命や生活のためなら後者を選ぶだろう。
安全で安定した生活のために調停する:フィクサる。
それが自分で選んだ(はず)の仕事なら、
それを全うするまで。そのはず。
彼らを誰が責められる?


日本版の予告の方が、実は好きだったり。オリジナル版も超絶かっこいいけどね。

埋め立てられたその上に、
のうのうと建つ企業は多々あるだろう。
掘り出されることもなく。
しかしある時、非科学的な反応が起きたら、
誰かによってその代償は払われる。
社会派。知的。太鼓判。
冷や汗が流れる120分、心して観よ!


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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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ジョージ・クルーニーはスゴい。

こういった手の作品に出させたら、まず間違いない。
感情を表に出しすぎないリアル。
より本物に近い演技。
そして見事なセリフ回し! 英語だから聞き取れないけど。
今回は涙を見せるか見せないかの演技が光る
"泣き"を無意識的に隠そうと泳ぐ目。際どい。
おふざけもできて、まじめにもなる。
なかなかいないタイプの俳優だなぁ。
ますます役者人生に箔をつけるジョージが、
だんだん好きになってきた!!


そして、おめでとうございます、ティルダ・スウィントン
本年度アカデミー賞助演女優賞見事獲得!!
もちろん私は、彼女のことは全く知りませんでした。
しかも賞をもらえるほど、彼女の魅せ場は時間的にあまりない。

ところがどっこい。

終盤のあの演技を観れば、疑う余地はない。
ガクガクガク。へたり。
一連の精密な演技に鳥肌を通り越して吐き気を覚えます。
「ガクガクガク。へたり。」は、つまりは立ちくらみ。
それを強制的にさせられた気分。 だから具合が悪くなる。
その状態の"実感"を与えるほどの演技力。拒否できません。
思いのほか中年太りしてたけど、
折れそうな外見でビジネスパーソンとしての責任を背負う姿は、
アンバランスでジャストマッチ。完璧な配役でした


トム・ウィルキンソンも素晴らしすぎる。
精神的に追い込まれる姿、
それを超えた狂気の姿は圧巻。
映画冒頭から彼の浴びせるようなセリフで始まります。
その言い回しに鬼気迫るものがあって、
観るものを一気に映画の核へと引きずり込む。
「Michael , The time is NOW .」
何がこれから起こるのか。
その尋常じゃない状況に突然置かれる感覚が堪りません!!鼻血たりーん きぇー


その他、役者が把握できない自分にゲンナリです。
子役の男の子の演技も絶品だし、
ジョージ演じるマイケルが依頼されて訪れた家の主人の、
負けを認めないキレた姿も観ていて ほっけり でした
主要キャラを含めたキャストがそれぞれ、
良い味を出してましたっ! でりしゃす!
それもこれも、監督の明確なイメージがあったおかげかもしれない。

監督トニー・ギルロイは、
ボーンシリーズでその実力を確かにした"脚本家"。
今作は、自分で書いて、自分でメガホンを握った。
初監督作品だそうで、もう恐れ入ります
こんなに書けて、こんなにビジュアル化できる。
これからが楽しみでしょうがない監督の一人ですねっ!


それからこの映画を観る前からウズウズしてしまったのが、
音楽 : ジェームズ・ニュートン・ハワード
ER』や『ブラッド・タイヤモンド』等々、多くの作品に携わってます。
そして(私が勝手に)絶大な信頼を寄せる作曲家の一人!
今回も『フィクサー』の音楽を務めると知って、
映画館で大音量で聴けると思ったら
いてもたってもいられませんでした!! 早く観たーぃ!

そも、なぜ映画を観る前から音楽をチェックしたのか。
普段なら、映画を観て触覚が動いたら即行チェック。
でも今回は、シビレる予告に触覚が動いてしまったんです!
あの予告の選曲にはド肝を抜かれました。
もっと映画の色的に静かな曲調を持ってくると思ってたのに、
疾走感ある雰囲気で、予告から盛り上がっちゃいます

ですが…予告だけの曲がザラにあるワケで。
ひょっとしたらジェームズが作った曲かも…なんて、
淡い期待を寄せはしたものの、
裏切られるのはショックなんで断ち切りました。

映画が始まって。
ごいごいごい、すっごいかっこいい!!
重いトーンで、かつお得意のパーカスが利いて、
そして響くピアノ。 必ずピアノは使うよね。
あーこの曲調、予告でも聴いたなー。
でも途中からきっとあの曲は、
予告用に別の音楽をくっつけたんだろうなー。 期待しない、期待しない。

そして映画終盤。

あーまた、予告の曲 あ えっ!?

やっばぃ、あの曲来た!!!きらーん
きゃーわージェームズなの大音量きょわーやばっ
流れ始めた瞬間、映画の内容からさえもトリップして、
その場で立ち上がって万歳したかったです 大メイワク(笑)
しかもバックミュージックではなく、フロントミュージック。
マイケルの心の葛藤でセリフがない分、
音楽が前面に押し出されて大大音量っ! ありがとうございます!(?)
そして同時にこう思いました。
サントラ、買い。


映画の構成も綿密。
まずはコッチから。そして徐々に紐解かれ。
ラストがどっちに転ぶか、ドキドキです。
観た後の充実感はもう、言葉にできません。
(とか言いつつ、今回も散々語りまくってますが


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





コメントありがとうございました。

僕にはあまり理解できなかったのが残念。
クルーニーさんをはじめ、俳優さんの演技は確かによかったと思うんですけどね・・・

多分眠気と戦いながらみたからかなと反省してます。機会があったらもう一度見てみたいとは思ってますけどね。

始まり方の、ものすごく期待感を高める演出はよかったですね。
【2008/04/28 12:37】 URL | 虫 #-[ 編集]

>>虫 さん

そぅですね~…
眠い時には辛いかもしれなぃですね?
予想に期待しすぎると
ダメなのかもしれません。
私は実は虫さんのブログを読んでから
見に行ったんですよ。
おかげで調度良く見れたのかもしれません(笑)
なんだか「しれません」だらけになりました;
【2008/04/28 22:08】 URL | なるは #-[ 編集]

ガクガクガク。へたり。←確かにやってましたね。
でも最後でちゃんとサスペンスとしてのオチが来るとは思っていなかったですよ。
ほかの助演の人は全員レベル高かったですね。そういう意味では不思議な映画でした。
【2008/04/30 10:16】 URL | クマノス #VFkxEMUo[ 編集]

>>クマノス さん

わざわざコメントありがとうございます!

確かに…ラストは地味に何もなく…
な予感もありましたが、
しっかり映画らしく終わってくれて満足でした。

キャストの演技は見応えありましたょね
【2008/04/30 17:58】 URL | なるは #-[ 編集]















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「フィクサー」観てました、機内上映で。 原題は「マイケル・クレイトン」です(「ジュラシック・パーク」の原作者はマイケル・クライト... クマの巣【2008/05/01 07:45】

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