ADMIN TITLE LIST      
今日は何の、映画を観る?
【随時更新】トップ画像まとめはコチラ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


狼になるか。

とれーにんぐでい

トレーニング・デイ』を観た!


ロサンゼルス市警、麻薬取締官の一日。
狂った世界。無法地帯。
郷に従うか、抗うか。


この作品はたくさんの方からご紹介をいただきました!
アメリカン・ギャングスター』のデンゼル・ワシントンの役柄に
恥ずかしくもド肝を抜かれてしまった私…。
すると、『マイ・ボディーガード』もスゴいよ!
『トレーニング・デイ』はもっとスゴいよ!という、
貴重なコメントをいつもありがとうございます!
これからも無知な私にどうぞどうぞツッコミを!(笑)


======

これが現実か。

麻薬取締課をテーマにした作品は多々あります。
その実状はある程度映画を通して勉強させていただきました。

でもこの作品、何よりリアル。
視点がより細部ってのもあるけど。

麻薬取締課に移って一日目。
イーサン・ホーク演じる新人ジェイク・ホイトに、
これほどまでの地獄が待っていようとは。

『マイ・ボディガード』を観た際、
もちろんデンゼルの荒くれぶりには驚きました
でも愛する者のためっていう、
やっぱり主人公らしさはありました。
そうした勝手な安心感を連れ立って観てしまったもんだから
デンゼル演じるアロンゾ・ハリスの粗悪っぷりも、
きっと"正義"のためだと思ってしまった。

先の見えない一日。
これが麻薬取締課の誰もが経験した、
トレーニング・デイなのか。
ホイトもそうした不安の中、
やっぱりこれがその習わしかもしれないとか、
アロンゾの言うことは理に適ってるのかもしれないとか、
まだ幼い子供にとって親が法律であるかのように、
信じるしかなくなっていた。

しかしアロンゾの行き過ぎた”日常”は、
ホイトが目指す”真の正義”と距離をなしてく。

一日にして孤立するホイト
アロンゾ正当論は他の仲間たちにも浸透し、
一人だけ意思疎通がかなわない。 まさにKY。
その中で貫く信念こそ、あるべき警官の姿。
明日にも職や命も失いかねない状況での、
”正しい選択”は天晴れ

しかし、誰もが始めから道を外していたわけではない。

NARC/ナーク』では、
麻薬取締課って誘惑が最も多い世界だと言ってた(ような)。
潜入捜査が多く、そのためには麻薬も平気で常用しなければならないから。
そう言えば『24』でも
ジャック・バウワーが依存から脱するのに苦労してたな。

麻薬が動く街は無法地帯がほとんどで、
その取引が大きければトラブルが起きた時の被害は甚大。
依存症からくる妄想の駆り立てや、
何がなんでも麻薬を手に入れようとする
正気を失った人たちが犇めく。
そのような場所で精神を削られて過ごす毎日。
そんな職務に見合わない給料。

きっかけは簡単です。

安心して眠りたいがために、
いつもより量を増やしてみたり。
任務を口実に押収することもできる。

良い例が『レオン』のゲイリー・オールドマンが演じた、麻薬取締官。
あの人もこの世界にハマっちゃった人なんじゃないかな。
(根っからそのために麻薬捜査官になったとか?あいつならあり得る 笑)


今回この映画でアロンゾたちが常習犯かどうかはわからない。
やっぱこの辺は
自分の利益曲がりなりにも正義が混在してたのかも。
デカい取引場を突き止めるためなら
下っ端は泳がせるのが手筈の一つだし。
ただやっぱりホイトが行動にまで出たのは、
私利に走るアロンゾの姿に納得できなかったからだと思う。


とにかく精神がキリつく映画だった
ホイトに共感しやすいからかな。
麻薬の実状とそれを取り巻く環境や考え方は、
観る人に多くの経験を与えてくれます…。

レッツ、トレーニング! 絶対、ヤダ。

------

! 以下ネタバレあり !






改めて…
デンゼルさんは素晴らしい俳優ですっ!

こうした役柄にいざ挑戦したけど、
なんも問題ない!ハマリすぎ!
なんでもできちゃうんすね。
なんでもできちゃうんすね。 二回言っちゃう。

支離滅裂とまでは言えないんだけど(的確な精神攻撃だから)、
アップダウンの激しい性格には参りました
冷静なんだか短気なんだか。

デンゼルの登場は映画冒頭の電話口の声のみからなんだけど、
無神経な電話の切り方をしたりで、早くも嫌な予感…。
役柄についての前情報聞いてて良かった(泣) ショックで立ち直れなくなるや。

ロシア人に蜂の巣にされて息絶え絶えなシーンはスゴかったきらーん
人って体中に穴空きまくったら、
ああなるんだぁって真に受けちゃうほど。
またこれ生きようとする執念もあって、
強烈なシーンになってました。

あとは殴る蹴る姿が大変ワイルド
デンゼルと言えばスマートなイメージがまず浮かぶんだけど、
それを根こそぎ覆してくるとこがまた、プロだな!

散々手駒にしてきたスラムの人たちに、
形勢逆転で銃口を向けられてもなお、
怯まない…というかプライドが勝ってる姿も圧巻。
揺らぐはずはないと信じている自分の地位を
主張し続ける姿は返って哀れだったな。
自業自得の形勢逆転されるデンゼルって新鮮♪ 喜んでるよ、この人;


そしてアロンゾとは価値観の違いというか、
そういった意味で対角にいるホイト。
でもイーサンはデンゼルと同じくらい白熱した演技でした!

情けないことに私はイーサンと
ロード・オブ・ウォー』ででしか会ったことがない…。
でもあの時もワイルドで且つ、
正統派を貫く真っ直ぐな精神に惹かれました
今回もあの役に近かったな。

メイキングでも言われてたけど、
陰しょってるような眼が良い。
その魅力がデンゼルと対峙しててもヒケをとらない。

イーサンの見物なシーンは、
アロンゾとその仲間にはめられた時だねー。
堪忍袋の緒が切れて、
ついに散弾銃をアロンゾに向けるシーンはスゴい。
あの行動は自殺行為にも近い。
数人からホイトも銃口を向けられてるから緊迫感ありすぎ。
その時のイーサンは絶品。
アドレナリン大量放出で潤む眼。
そして何よりわなわな震える唇! マジギレだ!
うぅぅまっっ!

その後警官たちが駆け付ける。
物凄い眼でアロンゾを見つめる場面は
色んな感情が流れ込んできた。
悔しさとか歯痒さとか、
絶対に許すもんかな煮えたぎる憎しみやらで、
表面は物静かなんだけど
ごちゃごちゃでカーッな気持ちが出てました! ∑
あの物語り方は危険なほどリアル鼻血たりーん
感情が定まりきれてない感じが見事出てました!

だのに子供に対しては優しいーっ アロンゾもそぅだけど…
男の子とソファーでスリーピングなホイトにうへへだよ
「しー」なホイトにくふふだよ

あ、あとアレだ。
アロンゾに捨てられたと知った時の絶望感。
あの感じも良かったな。
とにかく常に緊迫した空気の中で呼吸するもんだから、
自然と心拍数が上がっちゃう。
引きつった顔が絶妙でしたっ! 
しかしサイテーだな、アロンゾ!

映画序盤のアロンゾが突然「バンッ!」と言って
どっきんちょしちゃったイーサン、
「わおーん(狼)」が下手くそなイーサンも大変美味でした。
話し変わるけど、私の(勝手に)生涯の想い人・岡田准一はイーサンに憧れてるらしい。


映画内で何回か、
これで終わりかもって思うような展開もあって、
そういった意味では予想外が多かったかな。
この先結局のところ、ホイトは殺されたりするんじゃないかと不安。
クソマジメが生きれない職場だと思う。
とりあえずアロンゾは死んだけど、
仲間の誰かが後を継ぐ(というか蔓延る)はずだし。
きっとこの現実は続く。

結構バイオレンスだけど、
具体的社会派作品でした。


ランキングに参加しています。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 映画ブログへ

あ、音楽が『ザ・シューター/極大射程』の人ってことは、
スピード』の作曲家か! マーク・マンシーナ




関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





そういえばこの映画も拷問シーンがありましたね…v-388
でも本作のイーサンはやっぱりいいですよね!
デンゼルはたしかに名演で絶賛されてるんだけど、ちょっと悪乗り気味というか
でもイーサンが負けずにがんばってるので、デンゼルにぜんぜん食われてないところが僕も好きなんです
それにしても大量に更新してますね~
僕も「大いなる陰謀」を見てきたので今日明日には書いてみようと思います
【2008/05/11 21:41】 URL | ネクラーソフ #-[ 編集]

>>ネクラーソフ さん

この映画のデンゼルは、
初めて応援できないキャラクターで戸惑いましたが、
頑張ってるイーサンがとっても魅力的でした!

すみません、いっぺんに更新しすぎました;
おおまかな記事だけはケータイでつらつら書いていたので、
やっと更新できたという感じなのですがf^_^;
パソコンを開く時間があんまりなくなってしまったので
こういう結果に…(笑;)
【2008/05/12 07:44】 URL | なるは #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 陽面着陸計画, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。