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真の勝利。

ざ・はりけーん

ザ・ハリケーン』を観た!

実話であることの重み。
その中で灯る人間の温かさ。

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なぜこんなに熱くなるのか。
言葉一つ一つ全てにメッセージがある。

映画は二部構成。

ハリケーンの奮闘と、
レズラたちの奮闘。

理不尽にも人種差別により、
殺人犯として刑務所行きとなったボクサー、
ルービン・“ハリケーン”・カーター (デンゼル・ワシントン)。
事実の隠蔽、偽造。
権力で執拗に圧力をかけられ、
真実が嘘で塗り替えられる。

ルービンは刑務所内で自伝を書くことで正気を保つ。
拳という力から、
言葉という力にかえて。

その言葉は多くの人の心を動かし、
救済のエネルギーに変わる。

そして時は流れ。

一人の少年レズラが古本市でハリケーンの本を手にする。
自分と似た境遇だったこともあり、感銘を受ける。
そこからルービンとレズラの文通が始まる…。

ハリケーンに付き纏う不運は、
もやは一人の拳では振り払うことができなくなる。
何も望まずに、
憎しみだけを背負い、
小さな独房で静かに再戦を待つ。

”有色人種”というだけで、
不当な審判がまかり通ってしまった口だけ正義。
これは恐らくハリケーンに限ったことではなく、
様々な陰謀の餌にされた人は多くいるはず。
この一連の戦いは真の正義を問う、
意義あるものになる。

恥ずかしい話、私はハリケーンの境遇を知りませんでした。
こういうところがとことん平和ボケだと思う。
だからこそ、物凄く響く映画。
結末を知らないだけに、
行く末の不安も味わった。
キャストの完璧なまでの演技にも誘われながら、
いつの間にか涙が流れます。
必見。

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!以下ネタバレあり!




今回のデンゼルは(観客が)大変。
や、毎回魅せてくれて大変な思いはするんだけど、
今回もヤバイヤバイ。
ここでの「大変」の意味は、デンゼルの演技に移入しすぎて情緒不安定になっちゃうこと。

まずはボクシングシーン。
たかっのうりょくがしんたい!!(訳:身体能力高っ!!)
研ぎ澄まれた集中力が伝わります。

それからもうこれは一種のスイッチみたいで、
デンゼルがツーっと涙を流すと、
くぷくぷっと涙腺から水分が湧き出る。
ホントありえない意力。

あとはデンゼルのゴラム化。
ご存知の方も多いでしょうが、念のため。
ゴラムとは『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくる多重人(?)格キャラクター。
「まい ぷれっしゃす」が口癖(口癖?)。


つまりはデンゼル対デンゼル対デンゼルが観れるということです。
どんなに精神力や体力が優れている人でも、
懲罰房に監禁されると精神が病んでしまう。
告発』のケヴィン・ベーコン演じる
ヘンリー・ヤングだけじゃない。
ちなみに『告発』と今作は作曲家が一緒。

ホント素晴らしい演技でした。



そしてリーヴ・シュライバー
あなたがまた映画に登場しただけで、
物凄く幸せになってしまったよ…
クライシス・オブ・アメリカ』でトリコです。
優しい笑顔の内に、真の魅力と演技力があるような…。

『クライシス ~ 』で彼を観たせいか、報われる役であってほしかった。
この映画ではどうやらその願いも叶って、
とっても素敵で優しい役を演じてました。 いつだって優しいんだけどさ。
今回はおどけた顔や満面の笑みを観れて大満足でした。
それからデンゼルと(順番的には『ザ・ハリケーン』が先)再共演ということで、
彼らが握手する姿とか一人で嬉しくなっちゃいました
ラストシーンのリーヴなんてカワイすぎて…

私生活ではナオミ・ワッツと交際(結婚?)してんだねー。
近々イーサン・ホーク主演『ハムレット』も観る予定。
今度はどんな役柄かな~んっ


デボラ・カーラ・アンガー…あーっ!!
なんで「嫌な人」イメージが強いのかと思いきや、
ママの遺したラブソング』で
ガブリエル・マクト演じる男の恋人役だったからか!
や あの時も悪い人役ではなかったんだけどね;
今回はとても気の利く女性でした。
なんとなく怖い顔で好きな感じの女性ではないんだけど、
ルービンの「もう耐えられない」という言葉を電話越しで聞いて、
ショックのあまり泣いてしまうシーンは素敵だった

ヴィセラス・レオン・シャノンがあの黒人の男の子?
ルービンと鉄格子越しに会話している時に、
デンゼルから再びヴィセラスにカメラが向いた時には
両目から だー と涙が出てたのには感服でした。
デンゼルを目の前にしたら、
化学反応が起こるんだろうね。

よくわからん三角関係を保って暮らしてたもう一人役、
デヴィッド・ペイマー
どっかで観た気はしてたが、『オーシャンズ13』でしたっけ?
ぁ…あ、思い出した!
ノミのおじさんか!(笑)

本当に彼ら4人とルービンの関係には泣けました。
泣くつもりなくても、温かすぎて。
人間て捨てたもんじゃないって、
ホントにそう思えました。
特に刑務所から見えるアパートに移り住んで、
電話をしながら窓から手を振る姿は込み上げるものがあります。


どうやらこの映画に対して反対論(事実と異なってる)があるらしいけど、
まぁ夢を崩さないでよってな(笑)
一つの映画としては、とても素晴らしかったです


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





こんにちは~
良い記事ですね。
又観たくなりました。
デンゼル・ワシントンしか知りませんでしたが、
実話ドラマの見本の様な素敵な作品でした。

わたしはディランの歌を聴いてから
この作品に引かれて見ました。
【2008/12/06 08:30】 URL | ワトソン #-[ 編集]

>>ワトソン さん

コメントありがとうございます!

この作品良いですよね!
この間ケーブルテレビの方で放映されているのを
途中から観ようとしたんですが、
「ちゃんと」観たい映画だったので止めました。
まるまる全体しっかり観て、
がっつり熱くなりたい映画です!

ディランを知らないで観たので、
知っていて観たならまた感動具合が違そうですね!(>v<)
【2008/12/06 13:12】 URL | なるは #-[ 編集]















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