======
一回目。
置いてかれた。
でも非難することは到底できず。
(地元の映画館でなかなか公開しないので)もう一度急いで都内の映画館へ。
まだ幾つかナゾはあるけど、解りました。
完 璧 ですね
脚本に3年掛かっただけある。
書き重ねるうちに地殻まで入っちゃって、
掘り起こすのがちょっと大変になってしまっただけ。
あんなに一つ一つのセリフが深いと、
オツムの足りない私には少々難解でした…
アイタタ
だけどもう、すごいんです。
ぜひ前評判忘れて、真っさらな気持ちで観てほしい。
ガイ・リッチーの過去の作品さえも忘れて。
人間の心理を説いてます。
伏線もガッチリ。編集もバッチリ。
『誰が誰を操っているのか?果たして真実はどこにあるのか?
驚愕のエンディングが意味するものは?』
こんなチャチなアオリはスルーせよ。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!


レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
というわけで。
前回は萎縮してしまいましたが、
今回は膨張して語ってみます。 どこまで言葉にできるか不安だけど。
ネタバレ必至なのでご注意アレ。
------
彼は最強の知能犯だと思ってた。
主演ジェイソン・ステイサム演じるジェイク・グリーン。
積年の恨みを復讐するため、カジノ王・マカ(レイ・リオッタ)へ挑む。
グリーンは姿も知れない師から得た勝利の方式で、
カジノの金を干上がらせる。
それがマカの最も嫌うことであると狙いを定め。
そんな時、突如グリーンの前に現れたナゾの二人組み。
彼の命を護ることを条件に、マカから吸い上げた全額を要求する。
グリーンの脳内は、疑念と圧迫で支配される。
だがその「醜態」は隠し通した。
オレは天才だから。
超越した師の方式を解して、得たから。
それが誤り。
「嫌なものは嫌っ!」
ワガママ娘の絶対論。 えぇえぇ私も使ってますとも。
でもこうしたことって、老若男女誰にでもある。
絶対に譲れない「嫌なこと」。
グリーンには「閉所恐怖症」のきらいがあった。
我を失う恐怖。憎悪。故に拒絶する。
それも誤り。
真の勝利とはゲームの支配者になること。
そのためには、
『上達する唯一の方法は強敵との勝負』 J・シーザー/紀元前75年
『最大の敵は思いがけぬ場所に隠れている』 チェスの基礎/1883年
『投資した金を守れ』 銀行家の心得/1775年
『戦争回避は敵を利するのみ』 マキアヴェッリ/1502年
これらの考えを解して実行すること。
他人から受けた噂を鵜呑みにすること。
そこからイメージして作り上げること。
それが全て紛い物であることに気づかないこと。
嫌悪を固定観念として距離を置くこと。
これらは敗北の要因であり、誰もが逃れられない理と思う。
否、それさえも気づけない。
そこで得たと思い込んだ勝利は真ではない。
大きなゲームの中の、チェスの駒の一つに過ぎない。
「チェスが洗練されている理由は?」
チェス盤の64マスの上には駒が置かれているだけ。
それを移動させる者はチェス盤の上にはいない。
ゲームの支配者こそ、その者。
「一緒に連れていこう」。
君もその域に連れていってあげよう。
そうする理由は決して、君が好きだからではない。
だって君は私だから。
ミスター・ゴールドの姿です。姿はありませんが。
全駒を動かす、ゴールド。
駒は各個に選択しているようで、支配されている。
選択をする脳が支配されてる。
その支配の位へ連れていってあげよう。
苦悩から逃れることこそ、敵の利。
己の苦悩に立ち向かうことこそ、敵の苦悩。
支配から解き放て。
洗脳と気づいてゴールドと一体化した自分を切り離せ。
「I am YOU.」
騙されるな。親友なんかじゃない。自分なんかじゃない。
『最大の敵は思いがけぬ場所に隠れている』。
これですよ、これ。この真理。
私も一番自分をどうにかしないとって思ってました。
痛恨の一撃を食らった気分です。
きっと、「食らった!!」って人がこの映画に太鼓判をするはず
プライドとか自負心とか、飾ってんじゃねぇ。
認めろ。弱さも負い目も。
なーんて。
これがどうにもできないくらい難しいから、超越できない。
この映画を観終わった後、
「じゃぁ…どうにもならないし、死んじゃおうかな」ってなるのが常。
所詮成れたとしても、マカ止まり。
哲学です。この気が狂いそうなくらいの理論。
------
疑問点を挙げます。
・グリーンが階段から落ちちゃったのはなぜ?
(エレベーターに乗れって指示はわかるけど。)
・リリー・ウォカーはゴールドに支配されてるのか。
ゴールドを利用しているのか。
・ソーターはゴールドの存在に気づいているか。
やはりゴールドによる選択だったのか。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!


レビューはまだまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
------
ジェイソン・ステイサムが完全な俳優になった。
今作のジェイソンには恐れ入ったよ。
エレベーターのシーンで特に。
普段(私が)お待ちかねのガシガシ戦うジェイソンではなかったけど、
やっぱりガイが着せる役はジェイソンに合う。
ですが、MVPはやはり彼でしょう。
レイ・リオッタ
「Fear me !!」
ガクガクボロボロのレイを観て、絶句しました。
役ではゴールドに勝てなかったけど、
彼自身はゴールドですよ、絶対。
その他今作は大変露出度が高いスタイルでしたけど(笑)、
そういう心意気も持ち合わせてるレイはかっこよすぎ。
準MVPはソーター君!!
ハゲオヤヂだけど君付けしてまう!!
『シリアナ』や『オリバー・ツイスト』で出会ってるらしいんだが、
すっかり記憶にないのが申し訳ない…。
『ザ・ビーチ』を観た勢いで『サンシャイン2057』も観てもうかな。
彼がマカの側近・ポールを撃ったのは悲しかったけど、
大人のゲームへの逆襲は最高だった。
結局彼は、グリーンが一度アヴィに銃を向けたことと同じだったのかな。
でもまじかっこよかった
ハゲには偏見はないと、どこかで言った気がするんだけど、
チョロ毛には少し嫌悪感があったりする。
潔く「You 剃っちゃいなよ!」てなる。
でもソーター君は見事にチョロ毛。
加えてメガネ外すと貧相なおヂさん。

それでも彼のドモリ具合とかスナイパーとしての腕前には敵わない。
側近ポール役テレンス・メイナードもかっこよかったな。
ポールはもうちょっと賢い奴だと思ってたけどね。
『ロック・ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』でもガイとタッグった、
ティム・モーリス=ジョーンズ撮影監督が大好きです。
編集がうまいってのもあるかもだけど、
撮り方がどうにもウマだろう。
だけどこの映画で唯一イマイチだったのが、
アニメーションを使った手法。
まぁ酷なシーンも、実写を超えた映像も、
アニメでしかできないかなとは思うけど。
日本のスタッフに任せればよかったのにな。
下手な感じが良いのかもしれないけど。
音楽に関してはココで散々語ってるから省くけど、的確。
そしてガイ・リッチー監督・脚本!
彼にこの上ない拍手を送ります。
過去の作品とはガラっとトーンを変えてきたけど、
こういうのやりたかったんだろうなっていう感じがしました。
彼のインタヴューとか聞いてると、
どっか私なんて手も届かない世界に住んでる気がして。
それがこうして映画として形になったのかなぁなんて。
これからも、誰になんと言われようが、
熱ある作品を待ってます。
はぁ。満足!
あ、エンディングにスタッフロールがない意図は何だろうね。
これは作り物じゃないよ。
あんたの脳の話だよってことかな。
ランキングに参加しています。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★

一回目。
置いてかれた。
でも非難することは到底できず。
(地元の映画館でなかなか公開しないので)もう一度急いで都内の映画館へ。
まだ幾つかナゾはあるけど、解りました。
完 璧 ですね

脚本に3年掛かっただけある。
書き重ねるうちに地殻まで入っちゃって、
掘り起こすのがちょっと大変になってしまっただけ。
あんなに一つ一つのセリフが深いと、
オツムの足りない私には少々難解でした…
アイタタだけどもう、すごいんです。
ぜひ前評判忘れて、真っさらな気持ちで観てほしい。
ガイ・リッチーの過去の作品さえも忘れて。
人間の心理を説いてます。
伏線もガッチリ。編集もバッチリ。
『誰が誰を操っているのか?果たして真実はどこにあるのか?
驚愕のエンディングが意味するものは?』
こんなチャチなアオリはスルーせよ。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
というわけで。
前回は萎縮してしまいましたが、
今回は膨張して語ってみます。 どこまで言葉にできるか不安だけど。
ネタバレ必至なのでご注意アレ。
------
彼は最強の知能犯だと思ってた。
主演ジェイソン・ステイサム演じるジェイク・グリーン。
積年の恨みを復讐するため、カジノ王・マカ(レイ・リオッタ)へ挑む。
グリーンは姿も知れない師から得た勝利の方式で、
カジノの金を干上がらせる。
それがマカの最も嫌うことであると狙いを定め。
そんな時、突如グリーンの前に現れたナゾの二人組み。
彼の命を護ることを条件に、マカから吸い上げた全額を要求する。
グリーンの脳内は、疑念と圧迫で支配される。
だがその「醜態」は隠し通した。
オレは天才だから。
超越した師の方式を解して、得たから。
それが誤り。
「嫌なものは嫌っ!」
ワガママ娘の絶対論。 えぇえぇ私も使ってますとも。
でもこうしたことって、老若男女誰にでもある。
絶対に譲れない「嫌なこと」。
グリーンには「閉所恐怖症」のきらいがあった。
我を失う恐怖。憎悪。故に拒絶する。
それも誤り。
真の勝利とはゲームの支配者になること。
そのためには、
『上達する唯一の方法は強敵との勝負』 J・シーザー/紀元前75年
『最大の敵は思いがけぬ場所に隠れている』 チェスの基礎/1883年
『投資した金を守れ』 銀行家の心得/1775年
『戦争回避は敵を利するのみ』 マキアヴェッリ/1502年
これらの考えを解して実行すること。
他人から受けた噂を鵜呑みにすること。
そこからイメージして作り上げること。
それが全て紛い物であることに気づかないこと。
嫌悪を固定観念として距離を置くこと。
これらは敗北の要因であり、誰もが逃れられない理と思う。
否、それさえも気づけない。
そこで得たと思い込んだ勝利は真ではない。
大きなゲームの中の、チェスの駒の一つに過ぎない。
「チェスが洗練されている理由は?」
チェス盤の64マスの上には駒が置かれているだけ。
それを移動させる者はチェス盤の上にはいない。
ゲームの支配者こそ、その者。
「一緒に連れていこう」。
君もその域に連れていってあげよう。
そうする理由は決して、君が好きだからではない。
だって君は私だから。
ミスター・ゴールドの姿です。姿はありませんが。
全駒を動かす、ゴールド。
駒は各個に選択しているようで、支配されている。
選択をする脳が支配されてる。
その支配の位へ連れていってあげよう。
苦悩から逃れることこそ、敵の利。
己の苦悩に立ち向かうことこそ、敵の苦悩。
支配から解き放て。
洗脳と気づいてゴールドと一体化した自分を切り離せ。
「I am YOU.」
騙されるな。親友なんかじゃない。自分なんかじゃない。
『最大の敵は思いがけぬ場所に隠れている』。
これですよ、これ。この真理。
私も一番自分をどうにかしないとって思ってました。
痛恨の一撃を食らった気分です。
きっと、「食らった!!」って人がこの映画に太鼓判をするはず

プライドとか自負心とか、飾ってんじゃねぇ。
認めろ。弱さも負い目も。
なーんて。
これがどうにもできないくらい難しいから、超越できない。
この映画を観終わった後、
「じゃぁ…どうにもならないし、死んじゃおうかな」ってなるのが常。
所詮成れたとしても、マカ止まり。
哲学です。この気が狂いそうなくらいの理論。
------
疑問点を挙げます。
・グリーンが階段から落ちちゃったのはなぜ?
(エレベーターに乗れって指示はわかるけど。)
・リリー・ウォカーはゴールドに支配されてるのか。
ゴールドを利用しているのか。
・ソーターはゴールドの存在に気づいているか。
やはりゴールドによる選択だったのか。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
レビューはまだまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
------
ジェイソン・ステイサムが完全な俳優になった。
今作のジェイソンには恐れ入ったよ。
エレベーターのシーンで特に。
普段(私が)お待ちかねのガシガシ戦うジェイソンではなかったけど、
やっぱりガイが着せる役はジェイソンに合う。
ですが、MVPはやはり彼でしょう。
レイ・リオッタ
「Fear me !!」
ガクガクボロボロのレイを観て、絶句しました。
役ではゴールドに勝てなかったけど、
彼自身はゴールドですよ、絶対。
その他今作は大変露出度が高いスタイルでしたけど(笑)、
そういう心意気も持ち合わせてるレイはかっこよすぎ。
準MVPはソーター君!!
ハゲオヤヂだけど君付けしてまう!!
『シリアナ』や『オリバー・ツイスト』で出会ってるらしいんだが、
すっかり記憶にないのが申し訳ない…。
『ザ・ビーチ』を観た勢いで『サンシャイン2057』も観てもうかな。
彼がマカの側近・ポールを撃ったのは悲しかったけど、
大人のゲームへの逆襲は最高だった。
結局彼は、グリーンが一度アヴィに銃を向けたことと同じだったのかな。
でもまじかっこよかった

ハゲには偏見はないと、どこかで言った気がするんだけど、
チョロ毛には少し嫌悪感があったりする。
潔く「You 剃っちゃいなよ!」てなる。
でもソーター君は見事にチョロ毛。
加えてメガネ外すと貧相なおヂさん。

それでも彼のドモリ具合とかスナイパーとしての腕前には敵わない。
側近ポール役テレンス・メイナードもかっこよかったな。
ポールはもうちょっと賢い奴だと思ってたけどね。
『ロック・ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』でもガイとタッグった、
ティム・モーリス=ジョーンズ撮影監督が大好きです。
編集がうまいってのもあるかもだけど、
撮り方がどうにもウマだろう。
だけどこの映画で唯一イマイチだったのが、
アニメーションを使った手法。
まぁ酷なシーンも、実写を超えた映像も、
アニメでしかできないかなとは思うけど。
日本のスタッフに任せればよかったのにな。
下手な感じが良いのかもしれないけど。
音楽に関してはココで散々語ってるから省くけど、的確。
そしてガイ・リッチー監督・脚本!

彼にこの上ない拍手を送ります。
過去の作品とはガラっとトーンを変えてきたけど、
こういうのやりたかったんだろうなっていう感じがしました。
彼のインタヴューとか聞いてると、
どっか私なんて手も届かない世界に住んでる気がして。
それがこうして映画として形になったのかなぁなんて。
これからも、誰になんと言われようが、
熱ある作品を待ってます。
はぁ。満足!

あ、エンディングにスタッフロールがない意図は何だろうね。
これは作り物じゃないよ。
あんたの脳の話だよってことかな。
ランキングに参加しています。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★



