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【陽面着陸計画】映画知ろうとレポ!今日は何の、映画を観る?
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堕ちて逝く。

れくいえむ・ふぉー・どりーむ

レクイエム・フォー・ドリーム』を観た!

善くなりたいのに、
悪くなるばかり。
作品の完成度に、鳥肌通り越してウニ肌

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一部の人にはかなり人気なようで、
TSUTAYA DISCAS でやっとレンタル…。
かくいう私も、この映画の魅力に呑み込まれた一人きらーん

どうします、この切なさ。

予告は2パターンあって、こっちは結構アート系。 別パターンはこちら
一見、斬新性を突っ走っちゃった作品に観えるけど、
とんでもないとんでもない
先鋭的で、独創性もあるけれど、
地盤がしっかりしている重厚な作品で驚き


出会いのきっかけは音楽。(上記予告の最初に流れる曲。)
映画好き(映画音楽好き)の人なら、
いつか必ず辿り着く作品なのでは。

だって至る所に使われる旋律

映画の予告を注意深く観てればきっと、
「この曲カッケェッ!」と触覚が動く ココでご紹介。

音楽が良ければその分、
映画の質も上がるってもんです。 映画の法則、自分調べ。
観てる人のテンションを上げるもの。
その甲斐あって映画自体も評価が高い。(←誤り)

映画自体がスゲかった!!

あの映像の撮り方、視覚効果、編集、効果音、
ストーリー、キャスト、言わずもがな音楽。
この趣向、ツボ!

撮影期間はたった37日間
監督の手腕が光る、腕っっっ節の傑作 Σ

安く分類するなら麻薬映画。
トレインスポッティング』のような雰囲気の
アンダーグランドなノリノリ映画かと思えば、また一味違う。
どちらも実に実に秀作だけど、
私的に『レクイエム ~ 』の方が感銘受けたな

苦しく悲しい。
痛くて切ない。
でも「酷」という単純な言葉には至らない。
麻薬まで手を伸ばさんとも、誰にもにある欲深さ。
何が何でも欲しい理想。愛しい人間の弱さ。

そこには究極の心理。
映画のトーンの割には、
観客を思いの外優しく包み込む。
圧倒的だけど、置いていかない親近感。
「それをやったらダメだって!」と胃がむか垂れそうなのに、
ずるずると陥ってしまう彼らに静かに涙が流れる…
人生を、まるで捨て切るつもりはない。
なのにどこか解釈というか選択が誤っているから、
向かおうとしている方向と真逆に進んでしまう。
人生なんて、そんなもんなのかもしれないけど。

レクイエム・4・ドリーム。
4人の末世。
世間が歯を痛めるほどに甘いから、
すっかり蝕まれてしまう。
責任感のない謡い文句は、
簡易の理想を作り上げ依存させる。
誰も悪いし、誰も悪くない。
だって善くなると信じてしまった。
希望を見出だしてしまった。
そこに悪意はない。
今よりきっと良い人生が待っているはずだから。
突き放せない共感。


良作とするか駄作とするかは観る人それぞれだけど、
私は太鼓判を押します!
いつか辿り着いたら、抗わずに観てみてください。

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毎度長々と…。レビューはまだまだ続きます。お時間あれば。
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主要キャスト、素晴らし

サラ(母)役エレン・バースティン
別の作品で出会ったのかもしれないけど、記憶がない。
近々観る作品でお会いできるかも。 エドワード・ノートン祭関連で。
『レクイエム ~ 』で20年ぶりのオスカーノミネート。
確かに。
観ていられないくらい、痛々しい。
彼女は救いようのない孤独だった。
一人じゃない、一人の孤独。
彼女を救えるのは、彼女をかつて満たしていた過去と、
彼女が思い描いた理想の世界。
でもやっぱり、理想は痛むほどに甘いのです。

彼女の息子:ハリーを演じるのは、ジャレッド・レトー
絶大な信頼で造られた母親像が崩れるのを目の当たりにし、
悔しさと、歯がゆさと、無力感に涙するシーンは印象的。
でも、そこでまたヘロインに救われる(逃げる)。
その場限りの逸脱方法で救われようとするほど、
とっても弱い人たちなんだけど。否定できないんだなぁ

この親子関係の描き方が美しかったな
父(夫)を失って、2人で居ることにバランスを取れなくなった感じ。
お互い想い合っているに、距離を置かないとならない。
言葉にならない叫びが、いっぱい詰まってる。


ジャレッドの演技、かなり良かった。
彼の作品をいくつか観たけど、
でっかい役は観たことなかったから、おもしろかった。
脇役出演でもパチリコ★キラリな瞳と、
どっか小生意気そうな雰囲気で存在感あるけど。
ニコラス・ケイジ主演『ロード・オブ・ウォー』での弟役は良かったな。
デヴィット・フィンチャー作品、
ジョディ・フォスターフォレスト・ウィッテカー
パニック・ルーム』の役も嫌いじゃなかったが…。
同監督作品『ファイトクラブ』なんて原形留めてません…。

なーんかもう…ハリーも自業自得ではあるんだけど、
潜在的に導いちゃった結末だと思うと悲しくて
根っから腐ってない。優しい人。
だから曲がりなりにも頑張る姿を、応援したくなるんだな
ジャレッドはさっきも言った、
母親の崩れた姿を見て、帰りのタクシーで泣くシーンが素晴らしい

彼の演技を魅せる時間が長い映画を求む!(笑)
チャプター27』が気なる。主演ですよね。


ジェニファー・コネリー、やっぱりキレイだ
ブラッド・ダイヤモンド』しか見た記憶がないけど、
崩れない女優なんだろうなと決め付け。
申し訳ないです
美しく崩れていました。
絶妙の脆さ。
「そっち側に行っちゃだめだって!」って(私が)言ってるのに、
ヘロインにすっかり溺れていく。
でも心はいつまでも清純な部分が残ってるから、
心身共に蝕まれてく。
見応えのある演技でした…!感服!


ハリーの友人:タイロン役マーロン・ウェイアンズ
彼もいい子なんだよ~。 (母親目線)
ふと挟まれる、母との会話。子どもの頃の小さな約束。
ハリーとも、かなり固い絆で結ばれていることに感動した。


監督はダーレン・アロノフスキー
レンタルしたDVDにはメイキングも付いていて、
どんな人なのか雰囲気はつかめたかな…?
存外、普通の人だった。良い意味で。
ギスギスしたような監督じゃないところが、
プライド高い作品に終わらずに、テーマ性があるものになったのかも。
評価は人によってまちまちだけど、
低予算で完成させた『π』、観てみようと思います。


音楽はクリント・マンセル
スモーキン・エース』でも音楽描いてたみたい。
『スモーキン ~ 』の映画のクライマックスの曲は気になってた。
サントラ入ってるかは不明だけど…。 挿入歌多そうだから。

実は、普段はあんまりしないんですが、
映画を観るより先にサントラを聴き込んだ珍しい作品。
まじっ……で!この映画の曲には溶けました。
重い弦楽器から始まり、シンセでエフェクト利かせて壮大に。
メロディは単調なんですよ。一つのフレーズの繰り返し。
だから好きなんです。
伝えたいメロディをひたすら圧してくる音楽万歳。


2000年の映画なのに、先鋭的。
きっといつまでも古ぼけないだろうな。
登場人物が置かれている状況も、けして客観視できないし。
こういうタッチの映画が苦手な人に勧めちゃったらアレだけど、
絶対一度は観て欲しい、一品


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





公開当時の記憶しかないのでおぼろげなのですが、
ジャレッドがジェニファーに「キミは世界で一番うつくしい」とかいう場面を覚えています。
普通の映画ならプッとふきだすところですが、
「ジェニファーならアリかも…」と映画館でつぶやいたものです。

映画自体もおもしろかったですが、
個人的には「汚れ役に挑戦したジェニファーの復活作」という位置づけですね。
美少女としてデビューしたけれど私生活のゴタゴタもあって低迷し、
本作でまたよいオファーも増えたようなんですが、
その後の活躍がまたパッしないという。
美人なんですけどあまり役者むきじゃない性格なのかなあ。
でも本作のラストの表情はいまだに忘れられません。

すみません、女優についてダラダラと語ってしまいましたv-393
【2008/09/24 22:34】 URL | ケン #-[ 編集]

>>ケン さん

ジェニファーの作品をあまり知らないのは、
そうした低迷期があったからでしょうか…。
素晴らしい「汚れ」具合でしたよね。

私も、ジャレッドがジェニファーに言ったそのセリフ、
セリフっていう感じがしませんでした。
だって本当に、透き通るような綺麗さだから。
そういう女優さんが、役に徹する姿は一段と輝いてますよね…!(*^O^*)
ジェニファーだけでもまだまだ語れそうなほどの、
熱演ぶりでした!!
【2008/09/25 07:52】 URL | なるは #-[ 編集]

この映画大好きなんです!
美しい音楽をバックにしたクライマックスには
圧倒的な迫力で心を抉られました。
心に残る映画音楽のひとつですよね。
役者さんたちの演技も素晴らしく、
演出も凝ってますし見応えありました。
人の脆さを鋭く描いた傑作だと思います。
【2008/09/28 14:27】 URL | Dr.Dちゃん #-[ 編集]

>>Dr.Dちゃん さん

>人の脆さを鋭く描いた傑作
正に、その通りですね!
音楽と映像が的確で、
全体を通して統一感のとれた美しい映画でした!
伝わってくるテーマ性にも感服ですよね。
私も大好きになりました。
【2008/09/28 20:06】 URL | なるは #-[ 編集]















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