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昨年2008年の今頃。
『
アメリカン・ギャングスター』で
デンゼル・ワシントンとラッセルの
ドッキドッキ

な対峙を魅せてくれたリドリー監督。
なんと今年は
ディカちゃんとラッセル!?
しかもマークなストロングの思わぬオプション付き!?
注:もちろんオプションでは収まりません!!さて映画の内容は!?
うん、おもしろんじゃない?
ディカちゃんとラッセルなんで、
『
ブラッド・ダイヤモンド』と『
インサイダー』が
混じった作品なのかと身構えてしまいましたが。
両記事とも書き直したい…。ラッセル「
メッセージ映画とは見ていない」
リドリー「
(政治的メッセージは)全然ない」
その気で作っているのであれば、観客もその気で観れる。
デカいキャスト引っさげて
テーマ!テーマ!と意気込む割、空回るよか数段マシ。
例:『
大いなる陰謀』
一つのアクション映画として楽むが吉 Σ

もちろん、
単なる絵空事を描いた作品ではないです

こんな鮮やかな嘘を信じるのは難しいけど、
舞台は揃っていますから、現実に。宗教的な解釈や思想も、
説明皆無なわけではないし。
本気のメッセージ映画を観るのであれば、
ジョージ・クルーニーの『
シリアナ』はいかがですか。
スクリーンに映る、
仲の悪ぅ~いディカちゃんとラッセル。
それだけで満足ではないですか?
あと
ハニ!! 映画を観た人だけわかる。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!------
ちょっとすみません


本当はまず先に
愛しの愛しのディカちゃんを語るべきでしょうが、
マーク・ストロングいっちゃって良いですか!?おそらくこの映画でディカちゃんやラッセルをも通り越し、

ヨルダンの総合情報総局局長ハニ役を演じたマークに
恋をされた方も多いのではないでしょうか
無論私も一目ボレです
というより、映画を観る前から写真で恋してました。
あ れ !?
ちょっと待って、私、
彼初めましてさんではない!?
エンディングクレジットを観てビックリ。
まーく・すとろんぐってまーく・すとろんぐって『リボルバー』で大活躍の
神経質な凄腕殺し屋ソーターくんじゃないですか!
まじであの役大好きでした

しかしなぜ気づかなかったのだろう…。
それにはちゃ~んと理由があります

だって『リボルバー』んとき、
ハゲメガネだもん!
そりゃぁわからないよ。
今回はカッチリスーツで髪の毛もある。
そう考えると『リボルバー』ではスゴい変装だったんだな~。
ん!?
ハ ゲ が ホ ン ト !?あ や
いやいや うん。
私はハゲには偏見ないぞ!
でもちょっと、ビックリだぞ!

それにしても、
スーツと頭脳明晰な感じ。
…髪の毛がある感じ。
そしてちょっと恐い雰囲気。
た たまりませんな!!
カツラであろうとなんだろうと、かっこよすぎ Σ

アンディ・ガルシアに近いモノを感じます。
入院したら、まず先にお見舞い来て欲しいです私も。
というか素晴らしすぎる話ですが、
どうやらマークは
ガイ・リッチー監督に
かなり気に入られたようですねっ

クセと雰囲気のある俳優が好きだから、納得。
『リボルバー』に続き、
『
ロックンローラ』、『
シャーロック・ホームズ』に出演するんだって!
『シャーロック・ホームズ』と言えばこれも
愛しの愛しのロバート・ダウニー・Jr.が主演!

なんとマークはロバダニに対抗する敵役だとか!!
あたし、どーすればいい!!? なにが!?さて、盛り上がってまいりましたね!
え、私だけ?今回のディカプリオ様はどうでしょう。
正直もうちょっと彼の演技の魅せ場が欲しかった

や、十分魅せていただいたんだけどね。
尺が欲しかったんですよ、
感情移入する尺が。
もう、アクションもなんでもゴザレですね。
でも
精神的にもっと加圧してほしかったですね。
何言ってんのこの人。そりゃぁ『
ディパーテッド』ほどにね。
『ブラッド・ダイヤモンド』の密売人アーチャー役くらい、
今作のフェリスはたくましかったですねっ
結局満足。ハニに怒られて「やべぇ…」な感じの
ピンチなディカちゃんはやっぱりステキですけど

あと少年二人とコミュニケーションを取るディカちゃんが
いっちばんのお気に入りですねっっ


暴行を受けた後、
黒目の淵が真っ赤になってたけど、
ああゆうコンタクトしての演技ってやりづらくないのかな。
リドリー監督も言うように、
演技が安定している。もうちょっとやそっとじゃ…
いや、
ごそっとどばっとでも揺るがないですよ、彼は!

また
マーティン・スコセッシと組むんですね~ぇ。
もう正直、マーティンの趣向は…う~ん。
まだリドリーの方が良いな。
ラッセル・クロウさん!!
高慢と
偏見の塊のエド・ホフマン役!!
まじで好き好き好き~

現場にいない、お偉いさんの典型的な姿というか。
役のために体重を増量した、
お腹が出てるラッセルが魅力的すぎ!
しかしこの映画、
やはりディカちゃんとラッセルが演じる役柄の
関係性が私のツボだったです

ラッセル演じるホフマンはディカちゃん演じるフェリスに
あーだこーだ指図するところをみると上司なんだよね?
なんだかんだ権力に負かされて、
計画を潰されていくディカちゃん。
いや~な上司に翻弄される感じがイイです。
フェリスも負けじと反論や罵倒を繰り返したり、
新しい作戦を自ら提案するから、
完全に負かされてる感はないんだけどね。
確か映画でホフマンがフェリスに向かって、
「俺だけを信用しろ」って言ったと思うけど。
そういう加圧が大好きです!!現場にいないいい加減具合。
偉そうなこと言っといて失敗多数。
かなりのステレオタイプ。
こいつ
最低!でも好き!

リドリー・スコット監督は最近ちらりほらり。
『
ハンニバル』とか『
キング・ダム・オブ・ヘブン』とか。
なんつうか
もう一押しがほしいな~と
思わせるのが得意な監督です。
それが売りじゃないだろう。でも視覚的な面でかなり優れた映画を作る。
だから楽しい
防犯カメラに映った爆発のシーンとか
なかなかいい感じでした。
CIAの衛星も『
イーグル・アイ』みたいな
手法使ってきたらヤだなぁとか思ったけど、
リアリティを追求してくれたようで、
若干チンケさがあったところが良かった

ラッセルは立て続けにリドリってますね~。
まぁこの調子でガンガン仕事してくれたら、
こちらとしても嬉しい限りです。
『
ビューティフル・マインド』の撮影時に、
素晴らしい監督
ロン・ハワードへ
ハリケーンのように突如とてつもなくキレ出したラッセルですが、
リドリーとは気が合ってるんですかね~。
音楽は
マルク・ストライテンフェルト。
『アメリカン・ギャングスター』でも音楽を務めた人。
まぁ…とりあえず欲しい音楽は持ってきてくれるよね。
サントラまではいかないけれど。
ディカちゃんと、
ラッセルと、
マーク3人の
絡みが大変贅沢な作品です

眼福なれば、お腹いっぱい。
観るならやはり、映画館かな。
ラッセルに遠隔指示受けたいなぁ。
なんなのそれ。劇場感想レポ、
50本目でした!
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