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今日は何の、映画を観る?
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べんじゃみん・ばとん
まるで写真集のような作りは良いけど、著名人のコメントはいらねぇ。
その分安くした方が断然良い。


ベンジャミン・バトン』を観た!

生まれながらに歳をとったベンジャミン。
彼の、老いて生まれるまで。
出会い別れる人たちとの温もりと記憶。

特別な人生に待つものは。

挑戦的な脚本と前評判の割には…だけど、
一つの数奇な人生を観て、経験すること。

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私としては『フォレスト・ガンプ』を観た後のような気分。
ファンタジーで、奇想天外で。
でもそのファンタジーの中には、人間らしさで溢れてる
『フォレスト・ガンプ』で舞う羽は、
『ベンジャミン・バトン』でいうハチドリ。

生まれた時は80代。
ベンジャミン(ブラッド・ピット)の人生は時を遡る。

人間という人生は、∞。
無限は永遠のようにも思えるけれど、
単なるエンドレスに過ぎない。

永遠ではなく、繰り返し。
生まれ、老いる。
老い、生まれる。
出会い、別れる。
二つの丸の接点が出会い。
ベンジャミンとデイジー(ケイト・ブランシェット)、そのもの。

訪れる「接触」は、
奇跡のようで宿命
運命のようで偶然
刻一刻と刻まれる時の脈が一時でも違えば、
人生は大きく変わるのかもしれない。
チャンスとアクシデントの狭間を、
近づいては遠のき、手に入れては離す。

それが運命なら受け止めよう。
そして運命の中を自由に歩もう。
始まりと終わりは誰しも同じなれど、
時の流れはその人にたった一度だけ。

運命を信じるとしても、
人類のエンドレスの一介であると知っても、
僕でしかないが、僕は僕である。



時間の平等と残酷。
そこに何を見出せるか。

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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人間は歳をとることに恐れる。
また、
あの時に戻りたいと過去を思う。
でも例えベンジャミンのように若返っていく人生でも、
きっと恐れや願いは変わらない。
知らずに始まることは同じだし、
途端目の前にする終わりも同じ。
人間は誰しもが孤独無二


朝の駅のホームに群れをなす人や、
高層ビルから見下ろす街を見て、
当然だけど、私の知れない人たちの、
計り知れないそれぞれの時間が回っているのだと気づく。
めまいがしそうな莫大な意思。
そのひとつひとつが偶然や運命を導く。

まるで意図しなかった出来事も、
地上にこれだけの意思で溢れ、
それぞれが時間を刻んでいるのだと思うと、
全てのことに理由がつくような気がしてくる。
知らないだけで、ひとつひとつに理由がある。

でもそれが宿命だと見極めるには無理がある。
莫大な意思を知っていると、ほらを吹いてるだけ。
世界が自分を中心に回っていると、思いあがっているだけ。
全ての大本は『ノーカントリー』でいうコインの表裏=生死。
でもそこには、無意識であろうと意思=選択がある。
他人の意思を知ることも、
他人の意思を操ることもできない。
無理に介入しようとすることほど卑怯なことはない。

そして勝手に見定めて、自分を捨てるのも無理がある。
特別であると生きるほど、上手な人生はない。
先にある終幕も、下りるまでは踊り続けたい。

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アカデミー賞で主演男優賞にノミネされたブラピ
でも正直、ブラピがどんなに迫真の演技を魅せても、
特殊効果やメイキャップが変に邪魔してる。
どうしても彼の演技っていうよりは、
美術の技術的な面が目立ってしまう。
獲得したのは、美術賞・視覚効果賞・メイクアップ賞だもんね。

それでも若返ってくブラピが美しい…!
後半なんて、『デビル』のブラピを思い出させる…!


対してケイト・ブランシェットは、
メイキャップにあまり邪魔されずに輝いてた。
やっぱりキレイで、そして表現力豊か

ティルダ・スウィントン、今作かわいく観えたなぁ。
いつもは神々しくて、かわいいとかキレイのレベルじゃないけど。


ジェイソン・フレミング
スナッチ』でブラピとピタピタしてた、フレミング(笑)
最近観たのは『ミラーズ』、『レイヤー・ケーキ』。
彼が出てくると、なんか嬉しいんだよね。 なんでだろ。


アカデミー賞、助演女優賞ノミネのタラジ・P・ヘンソン
タラジは『スモーキン・エース』のスナイパー役と、
あとジェイミー・フォックスのPV『Just Like Me』くらいしか知らんのだが…。
確かに歩き方から老けを表現してたのはよかった。
でもなんとなく、彼女の演技って荒っぽい気がする…。
荒っぽいは語弊があるのかも。パワフル…?



デヴィッド・フィンチャー監督がこういう作品をねぇ
ジャンルが違うから比べるのもどうかと思うけど、
個人的には『ファイトクラブ』のようにカッ飛ばしたり、
セブン』や『ゾディアック』のようにダークな恐怖を出したり、
そういう方が好きかな。

でもスタッフが良いのもあるけど、
映像にはこだわりが見えるよね~~。
特にこの映画で大のお気に入りが、
雷に7回撃たれるシーン(笑)
サイレント映画のように、
無音で早回しの映像がセンス良くて笑えた…!
笑うようなシーンであったか定かじゃないけど

まだまだ期待できる監督なので、
この先もどんな作品を作っていくか楽しみっ


音楽はアレクサンドル・デスプラ
必ずメロディにマイナー音を入れてくる。
そして高尚な印象。
映画を美しく飾るなあ


ファンタジーであるがゆえに、
それ以上に進めないものがある。
脚色賞にノミネートはされるが、
作品賞にはノミネートされない所以かな
だから『フォレスト・ガンプ』が作品賞獲ったのは、行き過ぎた気がしてならん…。

私としてはリアリティというもののほうが撃たれる。
でも例えば、戦艦との銃撃戦
向かってくる砲弾にガタガタと恐怖で震えた。
ああゆう瞬間が、一つの経験を与えてくれる。
それから、ファンタジーという舞台であっても、
現実にありうる人間描写は共感を与える。

結局期待しすぎたせいで、
「そうでもないかも」っていうマイナスな感想が正直なところ
と言いつつ、涙が自然に流れたのも事実。
人の一生っていうテーマは、やっぱり重たい。
映画レポ書いてても、果たして言いたかったことなのか、
どういった言葉を選べば良いのか迷った…。 難しいぜ。

でもどんどん若くなる人生がどういうものか、
貴重な疑似体験ができる
やっぱり挑戦的な作品だったな

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





この作品を見て老いて死に向うのがなんとも
自然で理にかなってると思いました。
老いてからの死も悲しいものですが、
愛らしい姿の赤ちゃんが死を迎えるのは息苦しく切ないものでした…
作品自体はファンタジーだったけどね。
特殊メイクは若返りの方にびっくりしちゃった。
【2009/03/14 09:14】 URL | 夢眠 #xNtCea2Y[ 編集]

>>夢眠 さん

コメントありがとうございます!!

>老いてからの死も悲しいものですが、
 愛らしい姿の赤ちゃんが死を迎えるのは
 息苦しく切ないものでした…
本当ですね。
当本人がその切なさをどこまで感じているか定かじゃないですが。
あくまで知る人だけが悲しい気もします。
若→老というのが知ってるサイクルですが、
老→若という流れだと、
死ぬ時にまるで消滅しちゃう印象がありました。

ケイトもものメイクですごく若くなりましたよね!
バレエのオーディションシーンでの
若々しさには目を疑いました!!
映画ってスゴいな!それを演じる役者もスゴイ。
【2009/03/14 14:08】 URL | なるは #-[ 編集]

>>タラジは『スモーキン・エース』のスナイパー役!!
全然気づきませんでした。へぇ~!でした。
なかなか良い映画でしたね。
見どころがあるけどちょっとインパクトが薄い映画でもありましたが。
歴史上の人物と絡む、とかもうちょっとあってもよかったかもしれません(ありきたりか)。
デヴィッド・フィンチャーもこういうものを撮るとは面白かったです(成長か歳か)。
【2009/03/15 19:49】 URL | クマノス #VFkxEMUo[ 編集]

>>クマノス さん

連投ありがとうございます!!

そうなんですよ~。
『スモーキン ~ 』ではあまり品を感じるような役柄ではなかったので、
(もちろん今作の母親役もそうとは言えませんが)
こういう役を演じれることが意外でした!

>デヴィッド・フィンチャーもこういうものを撮るとは ~
 (成長か歳か)
「成長か歳か」。
まるでこの映画みたいですね。
進化なのか退化なのか。
本人の気持ち次第でしょうかね??
でも「歳」が退化とは限りませんよね(反省)
成熟してきた感じですかね。
【2009/03/15 20:07】 URL | なるは #-[ 編集]

本当ケイトはチャーミングでしたね!老女のときの声の出し方なんかも素晴らしかったです。

フィンチャーらしいなぁって私は思ってしまったですよ。決して甘い物語にはしないところとか。お互いに経験を重ねての再会とか。

ガンプに似ているのは脚本家が同じせいでしょうけど、構成も人物像もかなりソックリでしたよね。キャプテンはダン中尉かと。

雷のシーン、6回しかなかったように記憶してますが、どうですか?7回って言ってたけど、1つは教えないってことでしょうかね。
【2009/03/16 00:50】 URL | P #-[ 編集]

>>P さん

コメントありがとうございます!

…それもそうですね。
一筋縄ではいかないのがデヴィットの作品かもしれません。
それが恋とか愛であっても。

>キャプテンはダン中尉かと。
ですよね!私も思いました。

雷のシーン、確かに7回はなかったです。
かなりこの雷の解釈って難しいなと思いました…
それでいて結論も出ず…。
どういう意味だったんでしょうか(´Α`;)
もう一回観たら、なにかわかりますかね??
【2009/03/16 23:36】 URL | なるは #-[ 編集]















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「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、観ました。 フィッツジェラルドの短編小説を映画化、老人の姿で生れてきた男の数奇な運命を描く... クマの巣【2009/03/15 19:47】

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