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【陽面着陸計画】映画知ろうとレポ!今日は何の、映画を観る?
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天使も悪魔も天使で悪魔。

どっぐヴぃる

ドッグヴィル』を観た。

正直、気が重い作品。
閉鎖的空間で起こる連鎖反応。
人間の弱さの、
更なる弱さを見せつけられすぎて、具合が悪くなる

独特の手法で魅せる異色作。
観て損はないけど、
観て人間であることに損した気分になる。

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普段洋画をまるで観ない友達が、
ふと学生時代に思い立って観た作品とのこと。
「確か有名な女優さん出てたよ?」。
【洋画】と聞けば気になる私。
果たして有名な女優さんとは…

ニコール・キッドマンやんけ――っっ!!きらーん

わ わ 私、好きこの女優!観る!
映画の手法もおもしろいとのことで、
これは即行借りるべし!!(と思ってから既に数カ月…)


「映画の舞台は、線で仕切られた村だよ。」

え?何それ。どういう意味??



こーゆー
どっぐヴぃる
意味!
 そのまんま!
これは衝撃
建物に壁はありません。
昔、公園とかでおままごとやった時のような。
家具も必要最低限。まるで舞台。
ドアもありません。砂利も敷かれてません。
世界は効果音役者の演技に委ねられます。



さて。
この映画を観始めて第一声。

シ っ


どっぐヴぃる
シ ラ ス !!!!(本名:ポール・ベタニー



第二声。

ス っ


すてら すか すたらん すかずが す…
てんしとあくま
(調べた。)ステラン・スカルスガルド!!!!

やぁ、というわけでとってもタイムリーです。
天使と悪魔』の余韻がまだまだ残る今日この頃
我が家では『ダ・ヴィンチ・コード』も合わせて、
スイス兵のリヒター隊長良かった~とか、
『天使と悪魔 』にもシラスみたいなキャラが出ればな~とか、
そんな話で盛り上がってる真っ最中。
なのでこの二人がわららっと出てくると、
無駄にテンションが上がってしまうワケです!

しかも、『ドッグヴィル』の日本のキャッチコピー(?)は、
【天使か、悪魔か。】なんですよ!
『天使と悪魔』と僅差!おしい!
まぁたいした話ではないんですけど、
運命が大好きですから(笑)



で、第三声。

ニ  っっ

どっぐヴぃる
ニコちゃん、激カワッッ!!!
私は彼女を3時間以上観ても飽きないことに気づいた!
なんかもう釘づけ。


といった具合で、
映画が佳境に入る前に既にハイになってました
でも映画が終盤へ進むにつれてドン底でした
もう、楽しんでる場合じゃない映画です。
やるせないです。醜いです。

弱い者を虐げたい。
自分が小学生や中学生の頃を思い出す。
クラス制。集団行動。
複数のクラスや学年があると言えど、
クラス単位という閉鎖的空間は、
それに慣れれば慣れるほど、汚いものが滲み出る。

いじめって何で起きるのかと考える。
1対1じゃそうそう成り立たない。
ただの一人と一人の喧嘩みたいなもんだから。
集団対1だからこそ、成り立つ。

じゃあなぜたった一人が、集団にいじめらるのか。
これは結構批判くらいそうだけど、
やっぱそれなり「いじめられる人」にも要因はあると思う。
人間には合う、合わないがあるし。
だから中には、「別に当たり障りもない人」と思う人もいるはず。
だけど集団からいじめられる人がいるのは、
完全雰囲気。完全環境。
断然そんなものに流されてる人が多い。
集団ヒステリーにも近い。
案外、
「自分もやらなきゃ、自分がいじめられる」恐怖や
「あいつが嫌いだからいじめる」憎悪は少ないと思う。
わーーっと虐げられる人、虐げる人を見て、
わーーっと気分が高揚して流される。
半無意識だからこそ、いじめって恐い。

また、弱い者の優勢に立ちたいという欲
多かれ少なかれ、誰しもにある欲。
優位に立てば、自分の条件を相手に呑ませることができる。


ドッグヴィルという村に住む人々。
彼らは天使ではなく。悪魔でもなく。
そしてドッグヴィルに偶然逃げ込んだ来訪者、
グレース(ニコール・キッドマン)もまた、
天使ではなく。悪魔でもなく。
だからさっきの日本のキャッチフレーズは納得いかないんだけどね。
天使で悪魔だからこそ、人間ってばおっかない。

自分が悪い立場に陥りたくないから、
他人に易しくする。
権力を振りかざしたいから、
他人を虐げる。
どうですか!
人間ってとことん自分勝手ですね!
全く否定できない自分が悔しいよ!!


こっち(YouTube)の予告もおもしろい。独白みたいな。

全9章からなる、177分。
閉鎖的世界で生きる人間の本性。
時間は長いけど、
独特の手法と窮屈な展開であまり感じない。


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なんでこんな暗くて痛ましいのかと思ったら、
ダンサー・イン・ザ・ダーク』の監督、
ラース・フォン・トリアーだからだ…!!(妙に納得)

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は好きだけど。
ただミュージカルのシーンと現実とのアップダウン。
とにかく、観客をグワングワンと揺さぶる。
それは本当に具合が悪くなるほど。
くさい。神妙過ぎて、人間くさい。

『ドッグヴィル』も嫌いとは言えない作品。
だけど、もう近付きたくない作品。
素通りするのは浅はかだけど、往復はしたくない。


キャストは豪華。
誰だったか思い出せない人もいたけど。

例えばクロエ・セヴィニー(IMDb)。
ゾディアック』でジェイク・ギレンホールの奥さんを演じた人。
イメージがわかないくらい、今作は声が低い印象を持った…
だから全然結びつかず、映画観終わってやっと気づいた。

フィリップ・ベイカー・ホール(IMDb)もよく見かけるんだけど、
なんの映画だったかさっぱりだった…。
彼も『ゾディアック』です…えーっと、なんの役だっけ?
ロバート・ダウニー・Jr.祭第13段『シャギー・ドッグ』では、
社長役で出てたと思われる。
…ロバダニともしや共演しまくり!?

その他にも知ってる人いたんだけど、
だめだ、顔と名前が一致しない…

それにしても、
この映画の登場人物の描き方が
あまりに複雑でリアルで、みんな嫌いになりそう…!

特に、すからん すか ざがる…
ステラン・スカルスガルドは、
『天使と悪魔』から自分の中ですごい株が上がったのに、
生っ尻観たせいか(そこはあまり関係ない)、
あ~…顔を観るのが辛い…
な、俳優に落ちちゃった…。
不器用で粗野な男役なんだけど、
最初は全然その雰囲気にきゅんっだったのに、
もう最悪に近い感じで。。。
しょうがないのはわかってるんだけど、
や でもしょうがなくないだろう!っていうか。

シラスもそう!(本名:ポール・ベタニーです)
うじうじして、口で言う割うだうだしてて。
人間らしいっちゃらしいけど、
普通にイライラするっていう以上に憎い。

この映画、他人に求めるというテーマもよく描いてたな。
最初は「してあげたい」だったのに、
いつの間にやら見返りを求めていたり。
人間の慣れは、心底図々しい。
あらゆるものに感謝を忘れるのと同じ。


正直終わり方も好きじゃない。
もちろん映画としては納得。
考え方が好かんのでした。
眼には眼を、歯には歯を。
コレ、嫌い。際限ないから。
でも自分がその立場なら、自分もそうするだろうなって。


はぁ、うんざり!人間ってば、うんざり!
5月病開けに観る映画じゃないのでご注意
心に十分な余裕を持ってみましょう。
余裕があるつもりで観た私ですら、コレなんだから。

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