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そざい ギャザリー そざい
見えるか、現実。

だい9ちく

第9地区』を観た!

第82回アカデミー賞から、
作品賞が10作品選出されるようになった。
その内の一つが、今作。
嘘かと思った。疑った。
でも、本当だった。

単なるSF映画と思ったら大間違い!
現実が、すぐ目の前にある。

     この世界観、
アバター』を超える!!


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ノミネート作品が発表された時、
「有り得ない」と思った。
10作品も有余を与えちゃった末の、
よくわからん作品のノミネートなのかと。

でもよく考えてみたら、毎年、
映画ってそれこそエイリアンのように産まれているんだよね。
その中での10作品なんだ。
選ばれただけの理由があるはず。

だからといって、
わざと高尚な目線に変えたり、
知ったかぶるのだけはしたくないな~と思いつつ…



予告を何度か観て、ようやく気づく。
インビクタス』とセットで観るべき映画なのだと。


エイリアン、地球に降り立つ。
それは戦略だったのか。単に偶然なのか。
彼らを保護した当時の地球人は、
彼らの増殖の早さを知らない。
そして深まる、地球人との溝。
隔離政策が厳しくなるほど、
一層荒れ果てる第9地区。
結果、地球人の地も危ぶまれる。
政府に対する反感。
エイリアンに対する非道な行い。


この映画が伝えているのは、
未来への「もし宇宙人が来たら?」の警告ではない。
こうした過去、現実を、
地球人と地球人とが行ってきたんだよ
、という啓示。

本当の恐怖は、そこにある。
嘘から出た誠。
否、
現実から出たフィクションです
どうかどうか、
表面のザラついた部分だけに捉われずに、
裏側の液体のように変に滑らかで、
呼吸できないところまで浸かってほしい。


映画自体の、表面的なデキは、
B級映画っぽい粗さがある。
映像も完璧ではないし、
エイリアンのデザインも、なんとな~く古めかしい。
だい9ちく
でも、
驚くのは世界観。
こうまでの徹底ぶりに、感激した
CGが微妙な時もあるのに、この満足感は何?
全く気が散らない。
ドキュメンタリー調の成功例。
私としては、映像うんぬんより、
この揺るがぬ世界観に圧倒された。
若干アンチ『アバター』で、すぐ攻撃しかけちゃうけど、
や、本当に、趣旨貫徹する具合が素晴らしかった。
『アバター』を超えてたと思う。雰囲気抜群。

こういうSF要素の強い作品を、
疑わず現実として直視してしまったのは、
やっぱり映画の手法がとっても良かったから
まるで彼らが、実存してるかのような感覚。


途中途中、B級映画ならではのグロさもある。
そこまで観せなくても~っていう、いつものアレ。
でも、こういう風刺を十分に込めた作品なら、
戦争映画によくある、極限まで観せてくる感じと似てて、許せる範囲。
(苦手は苦手だけど…)
物凄く痛々しいシーンもあって、
恐いシーンもあって、思わず耳ふさぎたくなっちゃたけど…。

逃げるのか?
だい9ちく
嘘だと思って、観てみて!
まぁ好みに分かれる作品だと思うけど、
けしてチープな作品ではない!
気づいた人に襲いかかる恐怖の現実!
立ち向かってみて、正解


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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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! 以下ネタバレあり !



主役のヴィカス(シャールト・コプリー)がさ、
だい9ちく
一般的なヒーロー像から外れているのが魅力的だよね。
だから彼の行動ですら、なかなか先が読めない。
この映画がどんな展開で、結末を迎えるのか、
想像している暇もないけど、
先行きが不安なのにはヴィカスの行動が読めないことにある。

最初は、友好的な解決を望む人なのかと思いきや、
単に火種になりたくないだけで、
仕事を平穏にきちきち終えられれば良い、役人タイプ。
いつもニヘラニヘラ笑ってるけど、
突如として降りかかった現実を前に、
非道な行動も取れてしまう。

でもたくましくはあったよね。
へなちょこではなかった。
立ち向かう勇気もある人だった。
かつての幸せを取り戻すために、貪欲だった。
何を差し置いてでも、自分の未来を願った。
妙にリアルなキャラクター。

そんなヴィカスを演じたシャールトは、
なんとプロの俳優じゃないんだとさ!
本気でウマイと思ったよ。
葛藤、痛み、恐怖、憎悪。
どれも圧してくる演技だった!!
そしたらまたも驚き。
即興演技なんだってさ!
決まった構成はあれど、だどしてもの演技。
とっても観ていておもしろかった。
や、というより、彼がどこまでもリアルに演じてくるから、
もう観てる方は痛いやら恐いやらで大変…

近日公開の『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』に出るようです。
これだけ面白い人ってのを世界に向けて発信できたんだから、
今後いろいろ出演作が出てきそう!


その他…というか、シャールトも含めて、
本当に無名の俳優さんばかり。
それがより、現実感を出せてたのかもしれないな。


さっき、映像は粗いと言ったけど、
けして全部が悪いわけでもない。
アイアンマン』を思い出すようなハイテクなコンピュータ技術。
あの浮いてるモニターをタッチして操作する系、
たまらなく好きです。スタイリッシュで。

あと、ノミネートすらしてなかった音響だけど、
効果音とか好きだったな、結構。
ノミネートされた視覚効果賞が相俟って、
宇宙船が動き出した時の爆風や、
それで割れるビルのガラス、
飛ばされる砂、ビリビリする効果音が堪らなかった!
粗いけど、観せることに対して、
けして手を抜こうとしなかった姿勢がカッコイイ


あと、音楽も個人的にかなり良かった。
強いテーマ曲があるわけではなくて、
BGMとしてとっても効果的だった
サントラ出てるなら、かなり興味深い!出てた
アフリカ(ヨハネスブルグ)が舞台だけあって、
パーカスがたまらんし、『ブラッド・ダイヤモンド』を思い出したり。
『第9地区』のどれかの予告に『ブラッド・ダイヤモンド』の曲使ってたけどね。
曲でも負けてます、『アバター』(笑)


ラストも良かった。
本当にしっかりした映画だ!

テーマ性十分だし、観る価値あるある!

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





凄かったですよね。
なんで作品賞とれなかったんだろう、と思うくらい。
アカデミー会員は保守派だから、こういうのダメなんでしょうね。

コプリーさんは他にもD.J.カルーソ監督のSF映画"I am number 4"に出演決まりました!宇宙人の役!これまた楽しみです。

猫缶詐欺とか本当に笑ったですよ。笑いと重いテーマを両立してるのが素晴らしいですよね。アパルトヘイト、難民キャンプ、麻薬中毒、ナイジェリアン・ギャング、臓器売買…あらゆる今日の問題が適当に混ざり合って。しかもエンターテイメント!最高!
【2010/04/22 01:04】 URL | P #-[ 編集]

>>Pさん

早々にコメントありがとうございました!
(ツイッターの方でも!)

作品賞は『ハート・ロッカー』かなぁと思いますが、
情けない話『第9地区』を完全に小馬鹿にしていたので
予想外の良さに驚きでした!
アカデミー会員さんはどうですかね…。
保守的に見えて、
斬新性というか…お目が高いのよ的に、
微妙ななのを選択してくることが多いような(笑)
それでも2年連続、作品賞は当たりだったと思います!


コプリーさん、今度は宇宙人役ですか!(笑)
…や、今度もというべきですかね?

猫缶詐欺は私も笑いました!!
思わず「ふすっ」と鼻から笑いが漏れてしまったのですが、
周りのお客さんはイマイチぴんときてなかったのか
無反応でした…。かなり笑えたんですけどね…。
猫缶以外にも、いくつか笑えるところがありましたよね。
単に重いテーマを重く伝えるのは
どんな映画にも成しえることで、
反対にこうしたSF映画の中に、
現実世界の問題点を挙げてくるところが
作品賞ノミネートの所以だなと思いました!
エンターテイメントとしても、社会派映画としても、
レベルの高い作品でしたね!!
【2010/04/25 02:38】 URL | なるは #-[ 編集]

この前映画館で予告編見て、あれ…これもしかしたらおもしろのか…??
ってちょっと気になってたの笑
私もB級エイリアン映画的に思ってた><

グロかったりエイリアンものは苦手だけど…
なるはの批評も読んで、やっぱちょっと見たくなってきた笑
【2010/05/08 02:05】 URL | くみぱんつ #-[ 編集]

>>くみぱんつ さん

コメントありがとう―!
元気にしてるかい!?

私も観る直前までは半信半疑だったよ。
でも映画の冒頭からみるみる引き込まれて、
ちょっとグロい上、エイリアンだけど、
メッセージ性の強い秀作だったよ!
映像とかは実際、B級ぽいところはあるけどね。
でも気にならないよ!

時間があったらぜひぜひ、映画館で★
【2010/05/08 17:42】 URL | なるは #-[ 編集]

上映終了しそうだったので、飛び込みで観ました。
いや~、すばらしい!
低予算でも、こんなに凄い映画が作れるんですね。
低予算映画では、SAWを観たとき以来の衝撃かも。

シャルト・コプリーも凄いですよね。
初演技なんて思えない!
大金を使った『アバター』より、全然面白かったです!

こういう映画に出会えたときは、幸せですね。
【2010/05/15 01:31】 URL | とら #mQop/nM.[ 編集]

>>とら さん

コメントありがとうございます!

良い映画でしたよね~!
低予算でこれだけ作れるなら、大満足です!

『SAW』も低予算なんですね…。
あの映画、結局直視できずに終わってしまい、
でもラストの衝撃に、ちゃんと観れば良かったと後悔していますが、
やっぱり観ないと思います(苦笑)


シャルト・コプリー、良い演技でしたよね~!
ほとんどアドリブとか有り得ないです、凄すぎます。

『アバター』より本当に良かったですよね。
とっつきにくいんでしょうか。
でもアバターも同じようなものですし、
『第9地区』もたくさんの人に観てほしいですね!
【2010/05/15 02:05】 URL | なるは #-[ 編集]

マジで主役がプロの俳優じゃないってビックリです!!

本当に突飛な作風なのに、愛あり、笑いあり、冒険あり、グロあり、友情あり、崇高なメッセージありととてもサービス過剰な映画でしたね。

個人的にはもっと冒険して欲しかった面もあります。人類をエイリアンから観たときの、今までないような俯瞰的視線がほしかったですね。
とりあえず、良い映画でした!
【2010/05/17 05:58】 URL | クマノス #VFkxEMUo[ 編集]

>>クマノス さん

コメントありがとうございます!
お返事が遅れてすみませんでした…!


本当にビックリですよね、
即興であの演技!
どれほど瞬発力と表現力があることか!

>人類をエイリアンから観たときの、
>今までないような俯瞰的視線
あ~、なるほど~。
確かにこの映画も、人間からみたエイリアンが主でしたからね。


でも本当に贅沢な一本でした。
インディーズ感もかもしながら、
根底には大きなメッセージがあるというギャップ。
観て良かったです!
【2010/05/20 22:48】 URL | なるは #-[ 編集]

なるはさん(^^)こんにちは!
いつもありがとうございます。

コメントを頂きましてありがとうございました。
こちらこそ、ご無沙汰してしまいまして大変に申し訳ありません。


自分もこの映画をやっと鑑賞出来ましたが、いやいや期待を上回る映画でした。(^^)
なるはさんも衝撃的だったようですね!

アパルトヘイトをパロっただけのSFかと思いきや、色んな要素を盛り込んで非常にメッセ-ジ性の強い内容でありながら、エンタテイメント性にも富んだ映画で自分も満足出来ました。

姿の醜いあの「エビ」達よりも、どんどん人間達の方が醜い性根をさらけ出して行くので異星人達に感情移入してしまうのが自分は面白かったと思います。

また色々と参考にさせて頂きますね!
DVD化され、鑑賞する最新作品を選ぶのにとても助かっています。(^^)

いつも本当にありがとうございます。(^^)
【2010/08/22 17:23】 URL | ユウ太 #-[ 編集]

>>ユウ太 さん

こんばんは!
こちらこそいつもありがとうございます!

いやいや本当に、
期待を上回る作品でした!

>エンタテイメント性にも富んだ映画
そなんですよね!
テーマ性にも飛んでいる上、
エンターテイメント要素も失わないっていうのが
やっぱり腕っ節ある作品だなと思います!


私も、
ユウ太さんが観られている映画、
結構観ていないのがあって
「あああれもこれも観なきゃ~」といつも思っています!
私も参考にさせて頂きます!!
【2010/08/23 23:20】 URL | なるは #-[ 編集]















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