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愛と平和は難しい。

しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび

終着駅 トルストイ最後の旅』を観た!

トルストイの晩年。
トルストイが理想とするラブ・アンド・ピースは、
彼と長年連れ添った妻が壊す

ソフィア。彼女は誰のためを想う。
それを見届けるは、23歳の若き青年:ワレンチン。

そこにあるのは、夫婦の愛か。哀か。
私はあと一歩のところで
理解することに難しさを感じた。
それは経験のなさが、理由だと思う。
もう少し私が大人になったら、
もっと良い作品だと思えるはず。

なぜこんなにも
複雑にしてしまうんだろう。
人間は、愛に対して。


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しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
ジェームズ・マカヴォイ愛してる

そう。
こうして単純に、純粋に、
愛を述べればいい。

でもなぜかそうはいかない。
単純で純粋な心を、
覆い隠さなければならない時。
そして隠し過ぎて、
形が見えなくなってしまった時。

一時は同じ気持ちで寄りそっていたはずが、
ある時には隔てができている。
でもそれが必ずしも、
「愛していない」とは一致しない。

愛がために距離を置かなければならいこともあるだろう。
愛がために愛を失わなければならないこともあるだろう。

誰もが自然にわく、あたたかい気持ちは、
いろいろなものに阻まれ、変形しやすい。
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
ね?私には知る由もないんだ、まだ。
それでも固い、愛の形なんて。


でも、それは、
23歳の青年の眼を通して映される。
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
だからけして、気難しい話ではない。
これから知ればいい。
愛を知らないワレンチンは、
何を見て、何を学んだのか。


トルストイ、最後に説く。
最期に、言葉なくして。

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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や。ほんと手探り。

素晴らしいキャスト陣の演技に助けてもらって、
「そういうことなのかな」って予想しただけ。

そも問題は、
私はトルストイのこと全然知らないんだなって…

もちろん知る知らないが
映画を観る上で左右することはないけれど、
知っていた方が断然グッときたはず。


今作でアカデミー賞主演女優賞ノミネートの、ヘレン・ミレン
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
彼女が言葉では語らずに、
ソフィアの人物像を説明する。


ああきっと、ソフィアは、
傲慢で金に迷った女性なのだと。
少なくとも彼女の周りの人間は
そう捉えているのだと。
彼女は悪妻として、悪いイメージを貼られている。
それ前提が物語として大切なので、
ヘレン・ミレンに助かった…!


ソフィアは、
夫のトルストイに対して愛情を渇望する。
けたたましくわめいたり、
仮病をつかっては気を引いたり。
彼女の真意をここで語るのは野暮だけど、
彼女はただただトルストイに、
妻を愛し、子を守る父親であってほしいと願う。

トルストイが説いたものは、
世界中の人の心を揺さぶるものであるけれど、
その影響力が図らぬところで大きくなって、
彼が偶像化していくことに不満でならない。

彼が自分の思想に従って突き進むことも不満でならない。
ただ、家族を一番に愛してくれればいい。
それだけでいい。
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
それだけなのに。
彼女はトルストイにふたたび振り向いてもらおうと、
過剰とも思える言動でたたかう。
「夫」だけは失いたくないから。

しかしそれは、トルストイさえも不快にさせてしまう。
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
彼こそもっと、
あらゆるしがらみから解放され、
愛と平和を単純に純粋に語りたい人。
妻ソフィアが嫉妬したり、疑ったりする心に、不安になる。
彼女に「君は病気だ」と言う、トルストイ。
二人がこのまま一緒にいれば、
どちらもつぶれてしまうだろう。


トルストイの心境はかなり難しかった。
ソフィアが主点の映画だから、
トルストイの気持ちがなかなか読めずに苦悩する。
彼はもはや、家族以上のものも背負っている。
それが例え偶像という着ぐるみみたいなものであっても、
同士たちのために、そうであっても良いと思ってる。
全ては自分が理想とする、世界のために。

今作でアカデミー賞助演男優賞賞ノミネートの、
クリストファー・プラマー
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
彼のこともあまりよくは知らない。
キャリアはかなり長いけれど、
アカデミー賞でノミネートされたのは今回が初めてだそう。
最近の出演作は比較的観てるんだけれど、
個人的にはもうちょっと演技に押しがほしいかな、とか生意気に。
でも雰囲気は抜群だと思う。
Dr.パルナサスの鏡』のパルナサス役とかよかったなー。
映画自体は「うーん」だったけど。 …の割、映画レポは盛り上がってるけど(笑)


あとは、同士として
トルストイに慕われるウラジミール・チェルトコフ。
彼はトルストイの存在と影響力を世に示そうと
一生懸命躍起になっていたと思う。
気づけばそれが、
はたして本当にトルストイのためのなのか、
単にチェルトコフ自身の使命感を満たすためなのか、
足元が危うくなってくる。
正直チェルトコフも混乱してたと思う、心の中では。
だけどそういう姿は他人に見せたくないから、
頑なに貫いていた。

また、ソフィアにとって、
家族の間に割り込んできた宿敵でもある。

そんなチェルトコフは誰に演らせるか?
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
ポール・ジアマッティ大成功じゃないですか?
「お前が私の妻だったたら、自殺してる!」って時のあの形相!!!!
吐き気をもよおすほど恐くて、たまらなかった!!!

この人、私はちょっと前まで「場の中和」的な俳優だと思ってた。
そしたら、違う違う。
怒らせると破壊的!!!
シューテム・アップ』での悪役っぷりには
ギャーッって言うこと間違いなし。
真っ赤な顔をして怒る姿、マジ恐い。

デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』。
この映画レポを書き逸れた悔しさと言ったら、ない。
きっとまた観て、いつか書きたい。
この映画も結構面白くて、
ポールの演技も冒頭からかなり笑かしてくれる!!
フロスト×ニクソン』のトム・ウィルキンソン
バッチバチの対立で楽しませてくれた!!

わお!私ポールと誕生日一日違い(笑)


そしてええええええ

繊細な演技で魅了する、
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
ジェームズ・マカヴォイ!!!

この映画、マカヴォー出るなら絶対観る!と決めてた。
結構冒頭から出てきて、
まさかの23歳役と知って、
あなた30歳台じゃなかった!?
いけるじゃない全然!!で無駄にテンション上がった

もうその、ピュアピュア具合がだまらなくて!!
はんなぢ出るかと思った!!
だってさぁ!ねぇ!?
もう、わっきゃーーーーっ



トルストイとソフィア夫妻と、
ワレンチンとマーシャの二人との対照
ワレンチンは、愛し合っているはずの夫婦が
こうしたことに至った辛さを噛みしめて、
自分はそうはならないよう、
懸命に、自由に、純粋に愛そうと誓った。
彼の心の成長も、
この映画ではとっても重要。


それにしても、
本当になんて繊細なんでしょうか!!
トルストイに絶大な羨望を抱くワレンチン。
トルストイの助手として見事抜擢された時の、
内側から込み上げてくる興奮!!
テンションが上がり過ぎてしまって、
外の空気が一層おいしくて、
新しい生活にワクワクして、
世界が一段と輝いて見える、顔!!

トルストイの自宅に足を踏み入れた際、
顔がにやついて締まらない!
呼びかけても誰も家から出てこないので、
書斎が眼についたワレンチンは歩み入るけれど、
上階からトルストイの娘に呼びかけられて、
靴を滑らせ急ブレーキ!!
も~こういうの超カワイイ~~
細かいなぁ、マカヴォー!!

トルストイの書斎。
自分がそこへ立ち入ることを許されるだなんて、
夢の夢かと思っていた。
そしてついに、トルストイ本人と挨拶を交わす。
熱烈な歓迎に、緊張したワレンチンはくしゃみ
緊張すると言葉に詰まったり、
くしゃみが出てしまうワレンチン。
この設定、本当にいい
緊迫した空気を中和するよね(笑)
一種のアレルギー的なものだよね。

くしゃみの演技って本当に難しい。
加藤茶くらいじゃない?自由自在なのは。
でもマカヴォーはタイミングもバッチリで、うまかった!!
くしゃみだけのシーンを寄せ集めた特典映像を
DVDにつけてくれないかな

トルストイが生まれた(笑)らしい、
ソファーに座りそうになってめっちゃ焦ったり、
憧れのトルストイに
自分の書いた論文を気にとめてくれたことに、
興奮と喜びで涙ぐんだり、
どんだけ上手いんだマカヴォー!!
もっともっと彼の演技が観たいな~!
ウォンテッド』や『ペネロピ』をまた観たくなっちゃたよ~!


監督・脚本はマイケル・ホフマン
あああ
なんだよー
ロバート・ダウニー・Jr.3度も起用した監督じゃんかー!
ソープディッシュ』『恋の闇 愛の光』『ライフ・イズ・ベースボール
今度はマカヴォーとロバダニを共演させて~!

マイケルの脚色は、
トルストイを知らなくても
人間ドラマを主点にしてたから、助かった!
しかし勉強はしなくちゃなんないね;;


ついつい長くなってしまう…。
本当はもうちょっと本腰入れて、
マカヴォーを語りたかったけれど。。。
(というか急に画像アップロードができなくなった;;)

こうして文字にして見ると、
そういうことが言いたかったのかなって
ちょっとスッキリしてきた。
でも例えば、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のように、
もう少し後に観ていたら、また違った感動があったかもしれない!

そして2回連続でラブ・アンド・ピースを映画観ました(笑)
ヤギと男と男と壁と』は
また全ッ然違った、愛と平和を表現しているけれど!


ヘレン・ミレン上手かったなぁ。
しゅうちゃくえいきとるすといさいごのたび
そして、焦るマカヴォーも最高!


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





ちょっと驚いたのが、ジェームズ・マカヴォイの出番がこんなに多かったこと。事前の予告からだと、やっぱり2大俳優の話で、しかも世界三大悪女の一人とか言ってたんで、ただの脇役かなっと思ってたんです。『ジェイン・オースティン 秘められた恋』でもそうだったけど、ヨーロッパの近代史が舞台の役がとってもよく似合う気がします。
にしても、奥さんこれで世界三大悪女にされるとちと可哀想ですよ。世の中これ以上の悪女いっぱいいまっせ!(苦笑)
ところでこの悪女って誰に対してなんでしょうね。トルストイは結局最後まで彼女の事を愛していたと思うんです。ただ、心行くまで自分の仕事に没頭したかっただけで。
結局取り巻きがあることあないこと言いまくった結果じゃないかなとか思ったりします。歴史ってそうやって作られるものですし。^^;
【2010/10/16 22:04】 URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]

>>KLY さん

いつもいつもいつもいつも
早々のコメント本当にありがとうございます!!

そうなんですよね!
悪妻って一体、
誰から見た視点なのか?ですよね。
今回の映画はそれを一番言っているように思えました。
トルストイははたから見ると不幸・・・・
でも、マカヴォイ演じたワレンチンのように
近くで見るとこんなに二人は愛し合ってる。
全然悪女には至らないですよね。
結構娘も母親を軽蔑しててショックでした。

マカヴォイ、私もそこまで出番ないと思ってました!
嬉しかったです!!
【2010/10/16 22:30】 URL | なるは #-[ 編集]

こんばんは。

マカヴォー氏を目当てに御覧になったようですね。

>トルストイの助手として見事抜擢された時の、
>内側から込み上げてくる興奮!!

出会いの場面、本当によかったですよね。
あんなに純真さを感じさせる俳優は、そういないと思います。
でもくしゃみが加藤茶レベルというのは、褒めすぎですよ(笑)。
まだまだ青いです。

「世界三大悪妻」は、ソクラテスとモーツァルトとトルストイの妻だそうですが、
取り巻きが師匠の死後に奥方の悪口を言って、それが定説になりがちの様です。
日本だと、夏目漱石の妻・鏡子なんかもそうだし。
トルストイ夫妻は13人も子供を産んでるので、愛情が皆無のわけがないです。
一方で、文豪と結婚しなければ彼女の名は残らなかったはずで、
映画の主人公になれるなら、「悪妻」の評判も捨てたもんじゃないと思ったりして。
【2010/10/17 01:03】 URL | ケン #JkPZIk6.[ 編集]

>>ケン さん

ケンさん、いつもありがとうございます!!

マカヴォー目当てでした(//∇//)
でも加藤茶レベルは褒めすぎでしたかね(笑)
若干私もそうかなって…加藤茶万歳!

>取り巻きが師匠の死後に奥方の悪口を言って、
>それが定説になりがち
なるほど~。
いや、そうですよね。
実際みんな変わり者の奥さんですし、
そんな夫を支え続けるのは
よっぽど素晴らしい人だと思います!

>映画の主人公になれるなら、
>「悪妻」の評判も捨てたもんじゃない
そうですよね、確かに!
こうして主人公になれるなんて、
彼女思いもしなかったでしょうね!!
【2010/10/18 01:00】 URL | なるは #-[ 編集]















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ロシアの偉大な作家にして思想家であるレフ・トルストイの晩年を描いた伝記映画。夫婦愛、人類愛の相克の内で苦しみながら遂には最後の旅に出るまでを、若き秘書の目線で描き出す。主演は『Dr.パルナサスの鏡』のクリストファー・プラマーと『クィーン』のヘレン・ミレン LOVE Cinemas 調布【2010/10/16 21:42】
『終着駅―トルストイ最後の旅―』 THE LAST STATION 2009年・ドイツ=ロシア=イギリス ロシアの文豪トルストイの最晩年、争いに満ちた愛のドラマを... 猫の毛玉 映画館【2010/10/16 22:15】
  終着駅 トルストイ最後の旅 The Last Station   出演:ヘレン・ミレン クリストファー・プラマー ジェームズ・マカヴォイ ポール... そのスピードで【2010/10/17 00:51】

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