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キャスティングに危うさを感じてた…
予告を観る機会も全然なく、
注目度も「観る時間があれば、観ようかな」程度だったけど、
私の友達がいつの間にやら
※ご注意※噛みつくことがあります!結構なジェラルド・バトラーファンになってて、
その子に誘われたので、
この映画のことを
全く知らぬまま観に行ってきました!!
(その直後インフルエンザにかかり、
映画レポ2本が大幅に出稿遅れました…)実際、
ジェラルド・バトラーはかわいかったし、
扱っているテーマも素晴らしかった!!
特に、
司法取引がいかに危ういものか、
問題提議してくるところは
オオッとなる!



ましてやそれを法廷で、
裁判長に向かって
「ほら!それがいけない!」だなんて、
痛快すぎる!!
でも、そんな素晴らしいテーマが
一応基盤になっているものの、
嘘くせぇ…!と思わせた瞬間にリアリティに欠けてしまう。
とにかく嘘くせぇのが残念です。映画はおおかたフィクション作品なので
嘘くせぇのは当然なのですが、
こうした
「実在している問題」がテーマの場合、
リアリティに欠けてしまうと、拍子抜けしちゃう。
ちゃんと、
結構ななぞなぞだったと思います。
終盤まで、「どうやって」が不明だったし。
だけど、その「どうやって」がわかったとしても、
「あらら、すごいわね~」くらいのリアリティの無さ(苦笑)
ちゃんとつじつまを合わせようっていう
意欲的な脚本ではあったんだよ!!そうする「意図」も納得。
そうする「時期」も納得。

でも、そのための「方法」が、
嘘くせぇ…
B級映画という判断に至ったのは、
ストーリーの問題が3分の1と、
あとはちょっと
グロかったのが3分の1。
グロい分にはまぁ平気だけど、
「いらないよね?」って言いたくなる

この映画をB級に貶としめる必要がある??
※だったら何も知らずに観た方が良いかもしれない!
軽くネタバレしそうな予告なのでご注意!これは正義なる犯罪か。
これは不当なる裁判か。興味があるならDVDで丁度良いかもね~
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!

レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!------
ん?残りの3分の1はって??! 以下ネタバレあり !まずはキャストの紹介から!
こら!もうカメラ回ってるんだから出しなさい!
頬袋から、ひまわりの種!!!
むはーっえ?入ってない?自前??
って疑いたくなるほど、見事な頬袋
むはーっ個人的にはカッコイイよりカワイイ系に入ってしまう。
今まで
クレイヴ・オーウェンと同種のムサイ系だったのだけど、
(そもそも最近私のムサイ系がブレ出してる 苦笑)
ジェラルドは『
ロックンローラ』をキッカケに
方向転換!まぁ
ガイ・リッチーの手にかかっちゃうと、
どの俳優もみんなかわいくなっちゃうからスゴイよ

『
300』で出会ったと思う!
あ、嘘、正確には『トゥームレーダー2』をTV放映で観た気がする!
『オペラ座の怪人』は全然その後に同じくTV放映で・・・。『300』を観た時にゃぁ
痺れたね!
ジェラルドにっていうか、
映像と音楽に!!
だから特に気にも留めなかったな。
あれは映像重視の作品だから!(もちろん内容も悪くない)
で、『ロックローラ』で
不格好なんだけどノリノリなジェラルドを観て、
ひょえーかわえええ!と思った!
この2作品しか観ていない感じで言うのもあれだけど、
つまりは
ある一つの期待はとっくにしていない、私。
でも今作は、ぜひともそれを
ガツンッと見せて欲しかった・・・!
この役、
演技力そうとうなきゃ厳しい!!
実に実におこがましいけれども、
頭の方のシーンで涙ぐむクライド(ジェラルド・バトラー)。
ああいかん、足りない…!
頑張れ、あと一息!うううう!!ってところで、シーン終了!!
あああ、感情移入するだけのものがなかった・・・!
や、でもここはまだ設定でカバーだ!
冒頭の強盗乱入シーンは最悪だった!
恐かった!気持ち悪かった!悪質だった!
そして、その時
心と体の苦痛にあえぐジェラルドは
素晴らしい演技を魅せていた!!!で、その後の一連のクライドの行為。
ああ~クライド、狂っちゃったのかな~…。それは致し方な………
…いやに冷静じゃない・・・??や、これは作戦の内で、
だってじゃないと独房も入れない訳だし…
…へ…変態だった…??いや、いやいやいやまさかまさか・・・
どっちなの!? どっちでもいい?どっちでもいいのか… いや、正義に燃える割には変態で、
変態の割には冷静で。どんどんクライドと心が通わなくなってくる気がする。
彼が見えない。観客はどう歩めば良い??
結局、一番気持ちを重ねたかったクライドから離れるべきなの??
極めつけ、私が大嫌いなセリフ。
行動として起こしたのは自分なのに、
「俺が殺したんじゃない!
あんたらが殺したんだ!」わーぁこの、言い分はおかしい!
自分の行動に責任持てってんだ!!!これ、『
サブウェイ123』でも言われて萎えた…。
あなたのポリシーは、そんなちっぽけなの??って。
そんなことで死んでった仲間たちを思うと・・・

はらわたが煮えくりかえるわーーー!!
…ってなるよね?…あれ…??
ジェイミー・フォックスが演じたニック弁護士は
最後に言いました…
「自分に責任を持てよ」と。
…なぁんだそういうこと!?
つまり、
善良だった市民が、
大量殺人鬼にもなり得る危うさがあるよって?
あ、な~るほど。
若干テーマがキュルッと転換したわけだ…?
テーマをいくつも欲張って
頬張っちゃったのね?
むはーっでも一番しっくりしてほしかったところを、
一座惨殺みたいな感じで殺ったって
結局微妙過ぎるよね…。
で、ニックはそうしてクライドとの一件を終着させた後、

本当の正義とは何かを貫こう家族が離れ離れになることがないよう、
仕事ばかりに目を向けず、
家族を一番に考えよう。
で、
幕??や、ごもっともだけど、
これまでの惨劇は…?クライドの思いは…?
結局、ニックの一人勝ちだったんでしょうか…?
そう、ここで今度はジェイミー・フォックスについてです。
超個人的な感覚ですが、
ジェイミー・フォックスもなんだか最近、
ちょっとキャスティングされてくると
映画の危うさを感じ始めてしまう…。
この間
『
デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』にも
出てましたけれどもね…!
まぁあれは友情出演系?メイン出演じゃなきゃ良いのよ!
軽くトラウマなの、ジェイミー。
彼自身は演技力はなかなかあると思うんだけど、
演じる役が微妙とか、映画が微妙とかがある…。
(あんまり彼の出演作観てないからかなぁ…)
この映画では、結局ニックの方に共感は傾くけれども、
なんかクライドとほぼ同じような感じで、
映画館でポツーンとした気分になる…。
なんだったの…って。
グロいシーン、耐えたのにって…。
映画序盤でね、
『
デイブレイカー』の
最低最悪なシーン、
ゲロー ガタガタガタ ふーう ボン!を彷彿させるシーンがあって、
その時はまだこの映画の警戒線を引く前だったから
すっごい恐怖だったんだよ…!!!
それにも耐えたっていうのに…!!(だんだん厚かましくなってきてる)
え~っと。
3分の1を俳優の所為にするのは酷だと気づきました。レスリー・ビブ出てたね、うん。
サラッとね。

え?誰かって?ほら、『
アイアンマン』シリーズに
なんか出ちゃってる女性記者の人!
1作目での序盤、トニーとベッドで戯れるシーンで、
一方的なクソ下手演技観て毎回キレます


だから今作は逆に良かったと思うよ。
気取ってない女役が良いよ、そんな美人じゃないんだから(←)
監督は作品名聞くと知ってる!
F・ゲイリー・グレイ!
『
交渉人』とか
超面白い系作ったり、
『
ミニミニ大作戦』とか楽しい系作ったり、
『Be Cool/ビー・クール』とかなんか、別に系作ったり…
まぁまだ監督作品は数えるほどだものね。
しばらくは、監督作品としての期待はせずに、
予告とかキャストで見極めていきましょうか…!
文句タラタラした映画レポになっちゃいましたが…
中盤まで扱っていたテーマが良かっただけに、
とっても残念だ作品でした~!
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