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今日は何の、映画を観る?
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そざい ギャザリー そざい
この街で……――。

ざ・たうん

ザ・タウン』を観た!!

チャールズタウン。
この街では銀行強盗が、
父から子へと受け継がれる。


ベン・アフレック監督・脚本・主演
緻密な犯行方法と、
カーチェイス、銃撃戦。
そして、人間関係が鮮やかに痛ましく刻まれる今作。
総体的に上質で素晴らしい!

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大袈裟な描き方はしない。
犯行と犯行とを重ねていく上で、
少しずつヒズミを表していく。

生まれも育ちもこの街で、
何の疑いもなく過ごしてきた。
ざ・たうん
これが当たり前のように、自分を取り囲んでいた環境で、
俺たちは常に街と一体だったし、
よそ者にはない連帯感と思いとで通じあっていた。

違和感を覚えたら最後。
気持ちはもう、後戻りできない。
ざ・たうん
でも、ダチも大切なんだ、何よりも。

そうした、しがらみの中で交錯する思い。
じわじわきます。

銀行や現金輸送車を強盗するシーンは、
実に綿密な描き方をしていて、
そこに彼らの生活のリアリティを感じる
これが本当にミソだった。
彼らにはこれが職業で、
この世界がまぎれもない現実。

観客に、それを認識させることに、大きな意味がある。

強盗のシーンは恐いよ。
彼らも生活がかかっているからね。
当然犯罪は犯罪で擁護するわけにもいかない。
でもなんていうか、
ひたすら悲しい。
ざ・たうん
生まれながらに刷り込まれた彼らの価値観を、
一体どう変えてやればいいのか、誰にもわかるまい。
自分で気づかなければ、最後。



汚れた足で駆け回ったこの街。
俺たちは気づけるだろうか?


映像も良いし、音楽も良いし、
キャスティングも良いし、ストーリーも良いし、
文句の言いようがない作品でした!

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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! 以下ネタバレあり !




ベン・アフレックやるなぁ!の一言。

ベンの前監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』を観てないので、
あんまえらそうなことは言えないけれど、
一時低迷していたような雰囲気醸しておきながら、
こうして自力で…というか、
実力で登り詰めてきているところが普通にカッコイイ

ベン・アフレックというと、
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で
マット・デイモンと素晴らしい脚本を書いたことでも知られているけど、
書く方の才能もあるってのはすごいねぇ!!

今作もベン以外にも連名で脚本に携わっている人がいるので、
一概に彼の力とも言い切れないけれど、
『ザ・タウン』は語り過ぎていないところ
本当に魅力的だったなって思う!

ベンが演じたダグは街を去ることを決心したけれど、
彼が街を愛していたこともわかる。義理深さも。
ざ・たうん
父親で収監されているビッグ・マックに
別れをちゃんと告げに行ったり、
仲間には今回限りで強盗を止めようと諭したり。
彼らは、「何言ってるんだ」と、
変わろうとするダグを悪しき世界に留めようと
足をひっぱるような発言をするけれど…。
彼らは街の外を知らないだけで、
それがとってもかわいそうなんだけどね。
だからダグも、けして彼らを心底恨んでいるわけじゃない。

最後の最後、ジェムが追い込まれて、
銃を捨てずに抵抗した結果、
警官に何発も撃ち込まれてしんでしまったシーン。
ざ・たうん
ダグがそれを自分の自身の身を顧みずに
見届けたのが凄く良かった…!
観客も、絶対眼を逸らしちゃいけないシーンだよ!

この街に生まれ、染まり、
敷かれたレールの上でしか生きられなかった親友。
彼を説得することはできなかったけれど、
彼が独りぼっちで死ぬことがないように、
ダグがその末期を看取る。
シーンとしてはなかなか辛かったけれど、
不思議と気持ちが浄化されるような思いがした。

「価値観があわない」
そんな奴でも、彼らは幼い頃から一緒にいたわけだから、
些細な喧嘩くらいじゃ
切っても切れない絆で繋がっている2人。
ざ・たうん
簡単に見捨てられない情が当然ある。

そういうのをじんわり描くのがうまい、素敵な脚本だった!


ジェレミー・レナーにやたら貫禄
ざ・たうん
昨年『ハート・ロッカー』で
アカデミー主演男優賞ノミネが大きいのか!?
観る側の意識の問題??
それともジェレミー自身が自信を持った??
演技に物凄い凄味が…!!

正直冷酷すぎて嫌いなキャラクター。
他人に対する冷たさが凄く怖い。
自分らに不利な存在であれば、
容赦なく「あっさり殺そう」とすることがいやだ。
地元の仲間や街にとって良い人でも、
部外者には卑劣だったりする。
(チンピラやマフィアってそんな感じだよね。)

信じてやまない自分の価値観、判断基準。
誰がどうこう言っても曲げない。
それが、
彼自身の選択肢や未来に「限り」を見せるんだけど…。
なんだかそれが凄く悲しくて
何も知らないんだろうなって思うから。
何に臆病になっているのかなって…。
いや、みんなそうなのかもね。


大好きなクリス・クーパーおじさんが、
なんかあんまり出なかった…
ざ・たうん
でも、存在感はあったよね。
ダグを街に縛り付ける一つの理由だし。
母親との思い出が、最後に傷つけられて、
それが真実かどうかは知れないけれど、
ダグにとってはとってもショックだったろうな。
父親にとっての言い訳みたいな感じもするけどね。
だって別れ際泣いてたんでしょ…??

クリス・クーパーさん、なにげいろいろお仕事してたんだね…。
私の記憶は『アメリカを売った男』で止まっているんだけど、
あの映画凄い好き。なぜか本当にめっちゃ泣く
あれもとっても悲しい映画だよね。


FBIのおっさん2人が素敵でした
ざ・たうん
写真の人はジョン・ハム(フローリー役)の人。
もう一人相棒っぽい人がタイタス・ウェリバー(ディノ役)って人。
最初存在感薄いな~とか思って得たんだけど、
地味で素敵だった(失礼)
普通な感じがリアルで、
妙にカッコつけてないし、キバッてないのが良い。

あと、つい最近亡くなってしまった
ピート・ポスルスウェイトが出てたのは、
ある意味ショックだった
インセプション』もそうだけど、
本当に死の直前までお仕事してたんだな~って。
結構手足も細くなってたんだけど、
最後撃たれてゆっくり息を引き取る時なんかは
凄いリアルで怖かった…!!


音楽は妙にカッコイイなと思ったら、
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズでした!
あとデヴィッド・バックリーって人と一緒に。
デヴィットは『パリより愛をこめて』の曲を担当した人みたい。

ハリグレは手広過ぎでビビるわ
ハリグレだったと聞くと、「ああやっぱりね」っていうカッコよさ。
どうやらベン前監督作品の
『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でもハリグレが曲を担当しているので、
今後ベン作品には彼が関わってくるのかな~
良い作曲家を手中におさめたね、ベン!!


なんだかそうして、
全体的にとってもレベルの高い作品で
正直期待以上でたまりません!!
ざ・たうん
今後ますます、ベン監督に期待しちゃうっ!

変にデキ過ぎた作品じゃないから、
素朴感からの爆発力が素晴らしい一品!
できれば映画館で!!!

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こんにちは。

「期待以上」の作品でしたか!
ボクはバーンズさんにスゴイらしいと教わっていたので、期待通りでした(笑)。

>彼らは街の外を知らないだけで、
>それがとってもかわいそうなんだけどね。
>だからダグも、けして彼らを心底恨んでいるわけじゃない。

そうですね~。
ベン・アフレックさんも若くして成功した人だから、
似たような体験をしているのかもしれませんね。
複雑な感情がよく表現されていました。

>自分らに不利な存在であれば、
>容赦なく「あっさり殺そう」とすることがいやだ。
>地元の仲間や街にとって良い人でも、
>部外者には卑劣だったりする。

ボクはこういうキャラがかなり好きです(笑)。
逆にウジウジ悩む男は嫌いですね。
自分にない物を、映画に求めるのかなあ?
【2011/02/20 14:35】 URL | 犬塚ケン #JkPZIk6.[ 編集]

>>ケン さん

こんばんは!
お返事遅れました…(><)

私は予告がちょっとちょうちょうしいかなって思って
あまり期待していなかったんですよ!そこまでは!
なので期待以上でした(^∀^)


>ボクはこういうキャラがかなり好きです(笑)。
>逆にウジウジ悩む男は嫌いですね。
>自分にない物を、映画に求めるのかなあ?

映画的にはおもしろいんですけどね・・・!
そしてウジウジタイプも私も嫌です・・・!
でも一匹オオカミ的な人なら良いんですが、
自分らが良ければ、周りはどうでもいいというのを
偉ぶってるっているのが…。
誰しもにある気持ちなんですけど、
ちょっとは後ろめたさを感じて欲しいというか…
偽善的ですけどね(><)
【2011/02/24 23:19】 URL | なるは #-[ 編集]

こちらにもコメントさせていただきます。

自分のブログで予告編も貼って、「これは良さそうだ!」と書きましたが、劇場はスルーしてしまいました。レンタルになった時、ジックリ見たいと思います。

さて、ハリーと共に音楽を担当したデヴィッド・バックリー、僕がかなり気に入ってる若手の音楽家。
05年~06年あたりからハリーのアシスタントとして活動しているので、そのつながりで今回、共同で作曲したんだと思います。
ハリーは自分のスタイルを完全に確立した感がありますが、デヴィッドはまだまだこれからなので
いろいろな作品に起用されて欲しいですね。
担当作品には日本でまだ見られないものが多いのが残念ですが・・・。
他には「グッド・ワイフ」というドラマの音楽も書いてるみたい。

デヴィッドについて僕なりに書いた記事もTBさせていただきます。
最近、ハンス・ジマー&ジョン・パウエルの「カンフー・パンダ」とかジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードのバットマンとか二人の音楽家の共同作曲って結構ありますが、どっちがどの部分を担当したんだろうと気になってしまう.....
【2011/03/08 20:21】 URL | バーンズ #-[ 編集]

>>バーンズ さん

こんにちは~!
こちらにもコメントありがとうございます!

映画はぜひ、
レンタルが始まった時にでも
観てみてください!
なかなか良い作品でしたよ!


確かに!
共同作曲って本当に
誰がどこを担当したのか気になりますよね!
ハンスとハワードなら、
なんとな~くわかったようなわからないような、ですが、
ハリグレのように
特徴もなくはないけれど、
個性の強さはあまり感じない上、
デヴィッド・バックリーさんについては
あまり知らないので、
全然担当がどうなのかわかりません…;;;
バーンズさんの記事で
勉強させてもらいます!!
【2011/03/20 09:23】 URL | なるは #-[ 編集]















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