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今日は何の、映画を観る?
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14歳、駆け抜けた荒野。

とぅるー・ぐりっと

トゥルー・グリット』を観た!!

少女は父の仇を討つため、
たったひとりで立ち上がった。

度胸は一人前の14歳。

トゥルー・グリットな味方を雇って、
いざ生死分かつ危険な旅へ!!

マティ(ヘイリー・スタインフェルド)と、
ルースター(ジェフ・ブリッジス)と、
ラビーフ(マット・デイモン)の
でこぼこ3人組の道中が、
心あたたまる素敵な作品!!
でもけして甘口ではありません!
一寸先は命の駆け引き。

緊張と感動の1本!!

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ジョエル、イーサン・コーエン兄弟らしからぬ作品と聞いて、
観る勇気が湧きました!

…と言いつつも、
「何か起こるんじゃないか」とビクビク…!

でもね、
今まで私が抱いていた、
コーエン兄弟の作品とはイメージが違っかったよ!!

とぅるー・ぐりっと
とっても優しい映画だったんだよーー!!!

熱がこもってて、
ひねくれてなくて!
有無も言わさず「正義」貫く
正統派なガンマン映画でした!!
(この間サイテー最悪なガンマン作品観たばかりだから尚更身に染みるわ…!!)

とにかく!!
マティ、ルースター、ラビーフの、
とぅるー・ぐりっと
この3人の人間関係がよかった!!
お互い半信半疑で集まったようなメンバーだけど、
マティの強く、真っ直ぐな心に
次第に動かされていくルースターとラビーフ。
不器用な大人たちだから、
簡単には丸くならないけれど、
気持ちは固く繋がっていく。

とは言え、コーエン兄弟の作品だから、
へいへいぼんぼんな作品では終わらない。
「ほわんっ」と和むようなシーンが珍しくあるけど、
狙い、狙われの、
危険なやりとりが近くをはいずり回ってる。

銃と銃が危ないだけじゃない。
荒野を旅することがいかに過酷か。
生半可な決意では、足を踏み入れることが「死」になる。

でも彼らには、そこに迷いがない。
マティには確固たる意志があり、
ルースターはプライド、ラビーフは正義を抱えてる。
だから彼らはくよくよしない。
この旅に、「弱さ」などほとんど見せない。
観ている方も、彼女たちの強さに勇気を与えられる。

本当に手堅く作ってきてます!
同じような作品はありそうで、でもなさそう…。
そう思えるのは、キャラクター性の強さでしょうか!
勇気ある追跡』(1969年)のリメイクらしいけど、
その作品よりも、より原作に近いものになっているとのこと。
原作を読んでみたくなった!!

「仇討ち」の先には。


予告はあんまりおもしろそうに観えない…けど、本編はそんなことないよ!

私は強くあるべく、強くある。
とぅるー・ぐりっと
果たすべき目的があるから。


少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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初めてでした。

コーエン兄弟の作品で、
胸がきゅーーっとする感動を覚えたのは。

苦手意識が強かっただけに、
こういう作品もしっかり作れることを知って驚いた!
物足りなく思う人もいるかもしれないし、
彼らの作品をよく知る人は、
もしかしたら「いつも通り」と思うかもしれない。

この間観た『シリアスマン』もよかったけれど、
でも観終わった後はあまりに「テーマが身近すぎ」て、
はぁ… って思っちゃう。

そして、
ノーカントリー』のトラウマもあり、
「わかっているけど、わかりたくなかった現実」を意識させられて、
逃げたい…」って思った。

なので、『トゥルー・グリット』は
はぁ…」+「逃げたい…」って
気持ちになるかと、かなり身構えた。

こんなに胸が熱くなる作品だったなんて、
想像もつかなかったわ!!!
けして号泣系の映画ではないので、あしからず。
でも、胸が熱いんです…!


! 以下ネタバレあり !


さらに。
初めてでした。



ジェフ・ブリッジスと
マット・デイモンを、

とぅるー・ぐりっと
かっこええええと思ったのは!!!
手放しに頼れる2人じゃないけれど、
でも傍にいてくれた心強いよねっていう、
不思議な安心感を醸してました!!

またこれ、ルースターとラビーフが仲悪くてね!
一応、追跡劇なんだからさ、
もうちょっと慎重に行動してよと思うんだけど、
銃を撃ちあったり、大声で言い合いしたり!!

マティにとっては、2人は年齢的に断然大人だけど、
精神的には実は、マティが一番大人だったり!?


さて。
いつか、私はマット・デイモンの出演作を
いちいち観るのが面倒と言いました。
彼の初登場シーンでも、
心の中で「面倒だな」って思いました。

この「面倒」って気持ちがどこからくるのかわからないけれど、
要は彼の良さを全然知らない私なのが理由だと思う。
マットって頭が良いから、
結構なんでも的確にこなせると思う。
そこにちょっと、つまんなさを感じたり。

で、実はジェフ・ブリッジスも、同じような気持ちを抱いてた。
アカデミー主演男優賞を獲得した、
クレイジー・ハート』を観たり、
それから『ヤギと男と男と壁と』を観たりして、
彼の演技を一応ホメはしましたけど、
しっくりくるものって、実はなかった…。


で、今作を観たら
彼らの演技力に感銘を受けた!…わけではないんだけど、
キャラクターもすごいよかったのもあってか、
雰囲気が良いってことに気づけた!
(ここまでひっぱっといて、この程度だけど
でも明らかに、
ジェフとマットの好感度が上がった!!


特にマットが演じたラビーフについては、
ポーチでパイプをふかしてるのを見て、
「つまんなそうな役…」って思ったんだけど、
その次のシーンでは
マティが寝ていた客室に勝手にいて、
マティの生意気な口調に腹が立って、
「寝顔はキスしたいくらいカワイイのに!
 今度はお仕置きしたくなった!!」

って、なに言ってんのこの人! と、
意外性のあるキャラクター展開にすっかり引き込まれたのでした!

で、ジェフが演じたルースターについても、
「おもしろくなさそうな役…」とか思っちゃったけど、
ラビーフが本当にマティのお尻をペンペンしたり、
木の棒で叩いてお仕置きをしだした時、
「それは間違ってるぞラビーフ。」と、
銃を向けたのに、うきょーーーって思った。

マティが川の流れに怯えることなく横断し、
仇討に対する本気を見せられたことで、
ルースターはマティをひとりの大人として見てくれたんだなって。

酒びたりのどうしようもない保安官かと思ってたけど、
彼なりのポリシーがあって、
そしてそれが存外曲がっていないっていうのが、
すごく好感度を高めた!
本当にキャラクター展開が上手い!!!

その後、テキサスレンジャーの誇りをふりかざす
ラビーフはちょっと嫌な感じで、
しかも結局マティたちと別行動することになる。
加えて、マティが捕まえたい父親殺しの犯人を、
折角待ち伏せしてたのに、
ラビーフのまさかの登場でぶち壊しに。
で、ラビーフも馬で引きずられて大怪我…
ちょっと、あまりにラビーフ良いところない…と心配に…。

でも思うに、
マティってラビーフが好きなんじゃないかな~って。
とぅるー・ぐりっと
幼い頃に抱く、大人の男性への憧れっていうか。
だって、ラビーフがやっぱり故郷へ帰ると言った時、
マティは唯一泣きそうになったんだよね。
もちろん、マティの仇討までの道が、
途絶えそうだったからってのもあるけれど、
あれほどの懇願は、ルースターにはしなかった。

ラビーフが別れ際、
マティのことを褒めたシーンが良かった…!
彼女を完全に見くびってたラビーフだけど、
このあたりでようやくマティを、
大人として同等に扱ったと思う!!
こういうキャラクターの心境の変化が
本当に上手かった!!



で、まさかのまさか。
マティが川に水を汲みに行くと、
仇であるチェイニーがいた。

とぅるー・ぐりっと
しょーじき、このチェイニーは
あんまりおもしろいキャラクターじゃなかった。
ジョシュ・ブローリンが演じるほどの役じゃない。
小者過ぎた。(小者だけどね…)

むしろ、彼のボスである、
とぅるー・ぐりっと
ラッキー・ネッド・ペッパー(バリー・ペッパー)の方が
断然良いキャラだった!!
てかすぐに彼の名前が出なかったけれど、
まさかバリー・ペッパーが出てるとは!
割と良い作品に、割と良い役で出るバリー。
ちょっと気になる俳優です。
特に、エドワード・ノートン主演の『25時』とか
すっごくよかったなーーー!

しかしずいぶん老けたメイキャップだなって思ってたけど、
彼自身40歳の割には老けて見えるかも…。


さて話はずれましたが。
そんなわけでマティは父親の銃で
チェイニーに一撃を食らわすも、
奴らの仲間にさらわれてしまう。
この時一回も泣き言を吐かないマティの強さには驚いたよ!

そして彼女の身に危険が迫った時、
銃声を聞いたラビーフが助けに来てくれた!!
ようやくラビーフが活躍します!!

そしてルースターは、
ラッキー・ネッド・ペッパー含む4人対1人で対決。
とぅるー・ぐりっと
この時には完全に西部劇の熱にさらされていたので、
このルースターの行動には鳥肌がたったけれど、
同時に捨て身覚悟の決闘なんてやめて!!って思った。
でも彼は強かった。

でも危うくラッキー・ネッド・ペッパーに撃ち取られるところを、
ラビーフが長距離から命中させ、ルースターを救った!

でもその直後、意識が飛んでたチェイニーが再び眼を覚まし、
ラビーフを石で殴って、銃を奪おうとしたけれど、
マティがそれを奪って、近距離で撃ち殺した!!

だけどその衝撃で大穴に落ち、
眠っていた毒蛇に手を噛まれてしまう
(なんか凄い展開になったけど、伏線がなくはなかったので◎)

この時、ずいぶんと遠いところからルースターが来てくれて、
蛇を追い払い、マティの手にナイフを当てて皮膚を開き、
毒を吸い出してくれたところに、うひーーー!

頭殴られたけど平気だったラビーフが2人を引き上げる。
そして馬1頭しかいないので、
ルースターが彼女と2人で乗り、すぐさま医師の元へ。
ラビーフは荒野に置いていくしかなった。
この後ラビーフは行方知れずとなる。

毒がみるみるマティの体を蝕む。
一刻を争うため、馬には休みを与えずに走らせた。
その結果、真夜中の荒野で体力が尽きる…。
他の動物に殺される前に、銃殺するしかなかった…。
(こういうところにリアリティがあって、
 悲しいけれど嫌いじゃない…!)

その後マティも殺すかと思ったけれど、
なんと今度はルースターが彼女を抱えて走り出す…!
デキ過ぎてる感もあるけれど、
それを通り越して感動だった…!!!


なんとか医者の元へ辿りつき、
マティは一命を取り留めるが…。

この時、彼女は腕を切断した。

そしてルースターはしばらく彼女を看取っていたが、
その場を去ってしまった。
彼とはその後、手紙を交わし、
ルースターは「よければ会いに来て」と場所を記した。
しかし会いに行った時は既に遅し。
3日前にルースターは亡くなり、
マティは彼にもう一度会うことができなかった。


マティは彼の柩を
自分の家の近くに埋めた。
すっかり年を召したマティは、独身だった。
もしかしたら、
ルースターとラビーフほどの、
最高の男に出会えなかったからかもしれない。


或いは、
彼女が遂げた復讐の代償が、
思いのほか大きかったのかもしれない。

ラビーフは行方知れず、
マティは片腕をなくし、
ルースターと再会できなかった。


悪は裁かれるべきである。
しかし、
その代償は大きい。
いかなる正義の上でも。



最後に、
1万5000人の仲から選ばれた
ヘイリー・スタインフェルドの今後の活躍に期待したいです!
彼女は今作で、アカデミー助演女優賞にノミネート
その他作品賞含む9部門にノミネートされたけれど、無冠に終わりました。

でも、凄く勇気を与えられる作品だった!
しかしその中で、
手放しで喜べないところが、この作品の秀逸さだと思う!

少女が駆られた仇討の決意。
その先にあるものは、実は荒野だったのかなって。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





オリジナルも観ましたが、あの4対1の見せ場は、ジョン・ウェインは右手がライフルで、ジェフは両手拳銃なんですねぇ。どっちもめっちゃカッコイイのだけれど、私はライフルをクルっと回転させるジョン・ウェインがちょこっとだけ好きかな。(笑)
それにしてもヘイリーちゃん。おじいちゃんほどのジェフとお父さんほどのマットの間で全く負けてない存在感、台詞回しも堂々とやり合ってるのが素晴らしいですね。
スピルバーグと合体したせいでコーエン兄弟節は若干弱まっていますけど、その分一般受けはしやすいかな?コーエン兄弟ファンには物足りないかもだけど。(笑)
【2011/03/27 02:20】 URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]

>>KLY さん

コメントありがとうございます!

ヘイリー負けてなかったですね!!
これが長編デビュー作と思えない、
堂々とした演技、
そして長々したセリフ!!

コーエンファンにはやっぱり
物足りないんでしょうね(^^;)
私はこれで丁度良かったですが(笑)

1作目の方も
機会あれば見てみたいです~!
【2011/03/28 23:03】 URL | なるは #-[ 編集]















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