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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい
終わりなき、たたかい。

あめいじんぐ・ぐれいす

アメイジング・グレイス』を観た!

ウィリアム・ウィルバーフォース
彼は21歳の若さにして政治家になり、
類稀なる弁論術と、曲がらぬ意志で、
国の腐敗の多くを訴えてきた。

そして彼は次なる革新に挑む。
奴隷貿易、廃止。
その道のりは、悲しいほど、
怒りに燃えるほど、長かった…。

正統派の、実話を基した秀逸作!
理不尽なことが、当然のように蔓延っている。
その中で、声を挙げることの重圧。
それでもたたかわなければ、
苦しんでいる人が大勢いる…!

手堅い、秀作!
2006年の作品、ようやく日本へ。

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あらゆるものと、かぶりにかぶっていて、
この映画が一体どういった話なのか
全然知らずに観ました…。


まずタイトルからして
作曲家の話だと勘違いし、
ショパン 愛と哀しみの旋律』と混同。
『ショパン~』が評価が低めなので、
それと間違えて危うく『アメイジング・グレイス』も観逃すところでした。
(てか『マーラー 君に捧げるアダージョ』とか、
 『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』とか、
 作曲家関連の作品がわさわさし始めてない??)


そもそもこのアメイジング・グレイスという曲は、
どこかの民謡なのか、どうなのか、作曲者は不明
(この時点で完全なる勘違い…)

そして多くの人が知る歌詞は、
ジョン・ニュートンという人がこの音楽に付けたのでした。
ジョン・ニュートンは今作にも重要な役柄で出てきます。
あめいじんぐ・ぐれいす
なぜこの詩(うた)をつけたのか。
周知のことかと思いますが、
映画で確かめてみてください。


映画冒頭で、時代背景がテキストで出ます。
「奴隷制度」の文字を見て
ゆったり席に座っていた私の体に緊張が走る。
重たい作品なのか、と思って。
(だって作曲家の話だと思ってたから;)
うかうかしていられないんだと、頭を切り替えました。

映画では、事実を映像としてはほとんど映しません。
その点は、心優しい作品だったと思う。
「映画」として十分に心得てた。
でも、いかに奴隷貿易が非人道的だったかを、
「正しく」想像させる映画。
きっと、想像以上に酷かったと思うけれど。

奴隷貿易がイギリスの経済を支えていた故、
この制度の撤廃には信じられないくらい時間がかかります。
その間に、一体何人もの命がむざむざ捨てられていたんだろうって思う。

この映画は主人公がウィリアム・ウィルバーフォースであるだけに、
彼の成し遂げた偉業が描かれます。
…ということから、察する方もいると思いますが、
撤廃することが映画にとってのクライマックスなのです。

その達成感は、感動ものです。
胸がざわざわして、涙も出ます。
でもそれは、感動だけではないんです。
もっと早く、この制度を撤廃できていたはずなのにと思うと、
浮かばれない思いもあるのです。

それはけして、ウィリアムや、
彼と一緒にたたかった仲間たちを責めるものではない。
彼らは大きな向かい風が吹く中、歩みを進めてきた。
どう考えても、その勇気と尽力に頭が下がる。

でも、そんな彼らを、
「反乱を扇動した」として潰しにかかる、
他の政治家たちに閉口する。
あめいじんぐ・ぐれいす
何事も、0か1かで決められないことはわかるけれど、
自国の利益、自国の平和しか考えずに、
自分たちと同じ人間に、
人間とは思えない扱い方をした。

それを、容認している時点で大間違い。
しかも、「言い負けたくない」からっていう、
変なプライドまで見えてきてしまう。


映画という観点からで言えば、
それらの討論の様子や、
言い負かし方、言い勝ち方は面白かった。
弁の強い作品は大好き

手堅く、丁寧で、
大きな冒険をするような作品ではないけれど、
そこに真摯な思いも伝わってくるし、
内容だけにテーマ性もあり、
あめいじんぐ・ぐれいす
そして俳優たちの演技もより輝いています!
(主演のヨアン・グリフィズについては
 謝りたいことがあるから、のちほど! 苦笑)

2006年の作品だけど、
ずいぶんと日本に上陸まで時間がかかったんだね…?


なんか音も映像も悪い…!
公式サイトで予告観た方が良いかな??

この、声を挙げる意味を。
この、詩(うた)の真意を。

私はそのために、全てを尽くそう。

少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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なぜ、奴隷貿易撤廃まで
こんなに時間がかかったんだろうか。


映画を観てて
結構傷ついた。

人間って「こんなもんなんだな…」って。

もちろんイギリス国民全てが、
奴隷制度に賛成していたわけじゃない。
問題なのは、やっぱり国政を担っている人たち。
これについてはどの国にも共通すること。
国会での話し合いは野次や罵倒で、お祭り騒ぎ。
相手の話を聴くことなく、
自分の「感情」を押し進める。
与党がいれば、野党もいるが、
彼らは対立するばかりで、「話し合い」の精神がない。
常に平行線の姿勢を貫く彼らがトップじゃ、
国は一向に進まない。

結局、自分にとってのメリットであったり、
目先のことしか考えられていない。
広い視野で見てれば、
いかに自分たちのプライドがチンケなものだとわかるのに。
自分たちが「ヒーロー」だと思っているのかいな?

それでも国民は
国の代表という立場にいる人たちを、に、
ある程度信じて、ある程度従わなければ、
国も何もへったくれもなくなっちゃうから。
自分たちの国の政治について、
見つめていかなきゃならないよね。


……何の話だっけ…?


そうそう。
要はこの時代、
いかにして国を大きくしていくかにかかっていた。
隣国よりも優位に立たなければ。
そのためには「ひと」が必要で、
他国と差をつけるには、
膨大な人数と、非人道的な時間、働かすことが近道だった。
「私たちの国を守っていくためには、仕方がないことだ。」
だから遠い国からつれてきた
奴隷の皆さんには、奴隷のままでいてもらいます、と。
もちろんこんなストレートな言い方はせず、
「国益」を最もとした説明をすれば
既に優越感に浸っている国にとっては、
目をつぶるしかないことだった。
ヨユウがない。
「私たちだって満たされていないのだから、
 他の国のひとのことなんか心配してらんないよ」。


の日本に通じるところがあるよね。
本当に困っている人は、誰なんだろう?
満たされることが当たり前になっている私たちは、
満たされなくなると、満たされようとパニックになる。
冷静に考えれば、落ちついて我が身を振り返ってみれば、
充分に満たされていることに気づけるのに。
贅沢になり過ぎた私たちは、
「本当に満たされていないこと」を知らない。

知らない誰かのことなんて、
心配していられない!!!

ごもっとも。だけどパニクるなよ、と。
常軌を逸した時こそ、見苦しいものはない。
周囲からの評価どうのこうのが最重要ではないけれど、
今感じる「不幸せ」が、いかに呑気な話か、考えてみようよって。
ね、恥ずかしいでしょう。
「これは生活できるかどうかの問題なんだぞ!」
「個人が守られているかどうかの問題なんだぞ!」
本当に?
ヨユウがないけで、実際はたいした話じゃないでしょ。


ヨユウができたイギリスは、
ようやく奴隷制度を撤廃をすることに。
あめいじんぐ・ぐれいす
ウィリアムたちが決行した「策戦」は
ユーモアあふれておもしろかったよ!
こうまでして撤廃に懸けた彼らの思いは素晴らしい!
そしていかに国政がもろいことか!


この映画はずっと気が張ってる作品じゃないので、
それもまた映画として高尚だなって思う。


最後にキャストについて。

この映画を観るにあたって、
別の映画と勘違いしてたということ以外にもうひとつ、
気乗りしないことがあった。

主演の俳優さん:ヨアン・グリフィズ
「ふ~ん、彼が主演なのか…」っていうね。
あめいじんぐ・ぐれいす
この写真、一瞬岡田准一に見えてドキッとした(笑)
でもそれはね、
ファンタスティック・フォー』シリーズがいけないんだよ!
ヨアンが演じたあの、メンバーのリーダーである、
リードって役が最低でさ!!
すごく嫌いだったのね!
で、その所為であんまり良い俳優じゃないっていう固定観念が生まれて…。

ごめん、スゴイ良い俳優だった。
際立って上手いっていうんじゃなくて、
雰囲気が凄く良かった!
本当にごめんね…、ヨアン…!
よく見れば、嫌いじゃないよ、顔立ちも!! 出た。

この役に、全身全霊な感じも凄く伝わってきて、
好感度が急上昇!!
「早く言ってよ!」って、誰を責めて良いのやら、責めたくなる(自分を責めれ)。

どころでどうにも情報が集められなかったんだけど、
ヨアンってさ、
最近街中で貼ってあるポスター:タバコのモデルになってない??
全体的に青っぽい感じで、
左目がターミネーターみたいに青光りしている
やつ!
あれってヨアンじゃないの??

ちょっと面白いブログさんみつけたんだけど、
そこには特に書かれてなかったから勘違いかなぁ…。
→『ヨアン・グリフィズをウォッチするBLOG


その他俳優さんは
見たことあるベテランさんだったり、
知らないな~って人だったり。
でもみんな雰囲気良かった。
てかこの時代のこの衣装がたまらないんだけど。
あめいじんぐ・ぐれいす
この女優さん:ロモーラ・ガライも素敵だったよ。
綺麗だけど、芯の強さがうかがえて、役にぴったりだった。

キアラン・ハインズってよく観る気がする~。
でもいまいち何の役だったか忘れちゃう…。
(続きを読む以降の、2枚目の写真の人!)
何の作品に出てたっけなぁとか調べてたら、
ちょっと今後の出演作にやばいものが!!!

tinker,tailor,soldier,spy』(2011)って
映画の出演を控えているらしいんだけど、
ちょっとこのキャスティング見てください…→IMDb

ゲイリー・オールドマントム・ハーディ
コリン・ファースマーク・ストロング……
あめいじんぐ・ぐれいす
って、私の心臓保ちません…!!!!
すっかりキアランそっちのけになっちゃったよ…!
全然まだ撮影中の写真とかもないっぽいけど??、楽しみ!


牧師さん役はアルバート・フィニーだったね。
この人も誰だっけな~って感じだったけど、
そうだそうだ『その土曜日、7時58分』でお父さん役だったね!
こう…気持ち追い込まれた時というか、
感情がバーーーッと飛び出す時の演技が凄いよこの人…!


あと、マイケル・ガンボン
あめいじんぐ・ぐれいす
この、チャールズ・ジェームズ・フォックスっていう
人物自体が大変おもしろい人でね…!!!
ネタバレになるから言いたくないけれど、
彼が動くとテンション上がるわ(笑)

英国王のスピーチ』では、
コリン・ファースが演じたジェームズ6世の父、
ジェームズ5世を演じてたね!!

あと気になったのは、スティーヴン・キャンベル・ムーアかな。
全然名前い知らないし、
何かの映画で印象的だったのに、全然なんだったか思い出せなくて…!

そしたらそうそう!
ジェイソン・ステイサム主演『バンク・ジョブ』で
メンバーの一人だったよね!!!
あめいじんぐ・ぐれいす
今作ではパンフレットに載っていないくらい
小さい役という認識(?)らしいけれど、
彼が演じたジェイムズ・ステファンって人は
これまた人間的にスゴイ面白い人だったと思う!
一時解散した撤廃支持派のメンバーだったけれど、
彼は山に登って、帰ってきた頃には肌が真っ黒になってて、
しかも「これまでどおりじゃダメだ」ってカツ入れて、
ナイスな「策」を考案して…と、
解散後ひとまわり、ふたまわり大きくなって帰ってきた人だと思う!


監督のマイケル・アプテッドはベテラン…?
過去の作品は知らないけれど、
評価は高いし、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』とか
デカい作品にも手を広げてる人なんだね~。

音楽はデヴィッド・アーノルド
私は2,3度彼の音楽にハマってる。
例えば『007/慰めの報酬』とか、
インデペンデンス・デイ』とか!
今作はそうした作品とはうってかわって、
綺麗な旋律の音楽が多かったです。
でもなかなか良かったです。

それからあれだね。
この映画のタイトルにもある、アメイジング・グレイスの曲を、
ウェストミンスター寺院バグパイプを使って演奏するのが
この映画のエンディングになるんだけど、
私バグパイプに弱いの…!
ちょおおおよかったああああ
しかも去年行ったウェストミンスター寺院だし…!

って…
ウィリアム・ウィルバーフォースのお墓が
ウェストミンスター寺院にあるだとぅ!?

早く言ってよもおおお!!!
アイザック・ニュートンのお墓だけで大満足しちゃったよぉ!


そんなわけで。
とても良い映画でした。良作でした。
大型作品でもないし、
超有名俳優を使っているわけではないけれど、
だからこそ「実話」の重みを感じるし、
集中できるから拍手
4年の歳月をかけて日本に来てくれてよかった!


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





これ地味だけど凄く好きです。
信念を通す政治家の姿…まったく自民党本部で試写会して喜んでるばあいじゃないってーの!(苦笑)この歌に秘められた意味がここまで深いものだったともしらなかったですし、今では聞くたびに思い出しちゃってます^^;
【2011/04/03 18:46】 URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]

>>KLY さん

コメントありがとうございます!

私もこの映画には感動しました!
地味なんですけどね~!(笑;)

ええええ自民党本部で試写会したんですか???
まさに、この映画はその自民党のみなさん及び、
政治家のみなさんに観て欲しい映画ですね…!
そこで学んでくれれば…ですが…。

私も歌の意味を知らなくて…
とても考えさせられました…!
【2011/04/05 22:12】 URL | なるは #-[ 編集]















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18世紀のイギリスを舞台に、政治家ウィリアム・ウィルバーフォースが奴隷解放を唱えて闘う姿を描いた実話ベースの物語だ。主演に「ファンタスティック・フォー」のマイケル・アプテッド。共演にロモーラ・ガライ、マイケル・ガンボン、ベネディクト・カンバーバッチ、ア... LOVE Cinemas 調布【2011/04/03 18:17】

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