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母なる計画。

てんぺすと

テンペスト』を観た!

シェイクスピア、最後の物語。
ミラノ女王プロスペロー(ヘレン・ミレン)が
自分を島流しにした
実弟たちへの積年の恨みを果たすべく、
彼女は魔法の杖をふるう。
問われる罪。
科せる罰。
引き寄せる愛。

プロスペローの、生涯を懸けた計画が今、始まる・・・・―――。

古典作品だけにセリフが堅苦しく、
時折回りくどく聞こえるかもだけど、
その根底に流れるテーマに耳を傾けて・・・!

絶妙なキャスティングが適って、
キャラクターを自在に演じるキャスト陣に拍手!
合う合わない分かれるテイストの作品だけど、
このテの映画は癖になる!

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劇作家ウィリアム・シェイクスピアの最後の作品。
(その後に、共作という形で執筆はしていたみたいだけど。)

予告を観て
ビリリときた。


もうなんか、
衣装とか世界観が絶対素敵と思って疑わない。
出演者も素敵。
ていうかこの予告うますぎ

新たな趣向で現代に蘇らせるも、
「現代版」はあくまで映像技術だけで、
古典的セリフや物語展開は既存のまま。
馴染みづらいと思う人もいるかもだけど・・・、
人間はいつまで経っても人間で、
この原作がシェイクスピアの筆より生まれた当時から、
人間は変わっていないから、
この物語のテーマは
いつの時代の人間にも染みわたる


とか何とか言っといて。
私は原作も読んだことがないから
染みわたるとか、エラそうなことも言えないし。
(今amazonでショッピングカートに放り込んだ)

きちきちとしたセリフから
キャラクターたちの心が丸聞こえ、だから、
まさかこのあたりから
心が徐々に傾いていくのねー!?
っていう、
自分自身で感じとって読解できた!!感や、
スパッと晴れやかに、解釈が切り開く感は得れなかったので、
なかなかこう、喉がカラカラするという感覚は避けられないかなぁ。

映画館にいても、
館内の微妙な空気っていうかなぁ・・・
なんか、結構な人が「入りづらい・・・」っていう
抵抗を感じてる雰囲気が漂ってた。

もちろん原作をよく知っていて、
この映画の伝えるべくテーマを把握している人や、
古典的なセリフ展開にほろ酔い気分でテンション上がった人や、
落ち着いてこの映画を見定められた人もいたと思う。
だから可という人もいれば、不可という人もいるだろう、
くっきり分かれそうな映画だった。

じゃぁ私はどうだったのかというと、
てんぺすと
キャスト陣の演技に大満足
異様に楽しめた、という感じ

日本人がサムライとかの時代劇を演じるような感じだよね。
キャストのみなさん、演じるのがさぞ楽しかったのでしょう!!
役に対する意欲や挑戦的な姿勢がひしひしと伝わってきて、
ビッリビリしちゃいました!!!

何度も言ってるけどイーサン・ホークの現代版『ハムレット』も
かなり好きな感じでした!
やっぱり小難しい(?)作品のキャラクターに
気持ちを落としこむ作業が楽しんだろうね、
キャストたちがみんな生き生きしててね・・・!

あとバズ・ラーマン監督作品だから
多少ビッカビカのド派手映画だけど、
ロミオ&ジュリエット』なんかはやっぱり
レオナルド・ディカプリオの演技も凄いし(彼はいつもか)、
そしてまたこれ古典的なセリフが溶けるんだなーん

やっぱりいいよね~、なんか。
高尚な雰囲気役者の本気
それを理由にこの映画を高く評価しちゃうのは
ズルいのかもしれないけれど、
(シェイクスピア原作映画におっかなびっくりしてるみたいな)
でもあれ、監督のジュリー・テイモアって
たまに変なリズムを作ってくる監督だし、
それを知ってれば許容できる範囲だしね?
それにCGがちょっと粗いのも、
ジュリー・テイモア監督作品のウリでしょ?(ウソ)

(なんか、ああやっぱり『アクロス・ザ・ユニバース』の監督だぜーって思う)


極論、話にハズレがないっちゃないし、
個人的にはキャストありきの作品だったけれどふふふ
てんぺすと
ふぇっへっへっへっへまぁこんな感じの作品だって、
予想し易いもんでしょう?っていうね。(映画のテイスト的に)


時は、来た。
てんぺすと
私が罪を報せ、罰に処そう。

キャスト陣の演技を観るだけでも価値はあるけれど・・・
とっかかりにくい印象もあるだろうから、
手放しにはオススメするのは難しいかなぁ

少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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てなわけでそのキャストですが、
いきなり前触れもなくジャイモン・フンスーいきます。

映画を観終わって、なんだかんだ、
一番感激したのはジャイモンの演技でした。
てんぺすと
魔女から生まれた、邪悪な化け物キャリバン。
ちょっとおつむの弱いキャラクターなんだけど、
それを演じるジャイモンが素晴らし過ぎた!

勝手にジャイモンは、
安定した演技で型破りしないイメージを持ってたんだけど、
今回の、あまりに解き放った演技に感服でした

もともと舞台用に描かれた作品だから
さっきから言うようにセリフも舞台調だし、
それに対する動きも、どうしても舞台テンポになってしまうんだけど、
ジャイモンはそこを生かして、
オーバーな身ぶり手ぶりの中に、
リアルな表情を組み込むから、
なに なんていうの もう 絶妙ッ!!!

キャリバンの心情のつじつまを、
演技を以って完璧に表現してた!!

それに、
「画面」いっぱいに演技するから凄いおもしろくて!!
こんなに感覚の鋭い俳優だと思わなかった・・・!
前から演技の凄味みたいなのは感じてたけど、
疑いないほどの、底力を見せつけられた感じ!!!

いろいろ彼の演技で感激するところがいっぱいあったんだけど、
一番は火を噴く犬に追われるシーンかな。
一瞬しか映らないけれど、
マジ逃げするキャリバンの表情凄いです。

忠誠を誓う時のキャリバンの服従のポーズとかも
すごいかわいかったなーー!


うーーん、じゃぁ次は、
ベン・ウィショーかな!!
てんぺすと
ちょおおおおおおもおおおおおかわええええええ

ベン・ウィショーは多くの人がそうだと思いますが、
パフューム ある人殺しの物語』で衝撃的な出会いをしました。
※この映画レポはいつか書き直したい・・・
この作品の前に、『レイヤー・ケーキ』とかにも出演してたけれど、
彼の名を世に知らしめたのはやっぱり、『パフューム~』だよね~!
※『レイヤー・ケーキ』はこの間観直したら、あんまりおもしろくなかった(笑)

舞台で『ハムレット』を演じて高い評価を得たらしいけれど、
シェイクスピアの作品に縁があるみたいだね、ベン。
(これだけ有名な作品だと、逆に縁のない俳優の方が少ないのかなー)

ベン・ウィショーについて、
『テンペスト』を観る前から異様にテンションが上がってた私は、
前々から購入を考えてた『パフューム~』のBlu-rayをついに注文。
3年前初めて観た以来だったけど、
やっぱりこの映画すっごい好きと再確認。
ものすごいインパクトのある作品なんだけど、
ベン・ウィショーが演じたジャン=バティストっていうキャラクターの、
純粋なんだけど複雑で繊細な気持ちが
観ていてじわじわきて。

映像も圧倒的だし(今観るとCGがちょっとあれだけども)、
音楽も高尚で素晴らしいしで、
Blu-rayで正解だなって思う。

(『パフューム~』については今度書き直した時にでも語るとして)
で。ベン・ウィショーの演技だよ。
彼の演技にはハナから期待してました。
かなり独特だけど、確かな演技力。
ベンは、妖精:エアリエル役で、プロスペローに仕える身。
彼女から頼まれた仕事を終えたら
自由にしてもらうことを約束してるんだけど、
「早く解放して」と欲が出てきちゃう。
それに対してプロスペローが「恩を忘れたのか」と叱咤。

これにエアリエルは、
しゅーんっとして、
しょーん・・・となって、
「ごめんなしゃい、いい子にします」になる・・・っていう、
冒頭から激かわいい!!
なんじゃこのベン・ウィショーは!!!ってことで大感激!

以降はせっせせっせと
プロスペローからの頼まれごとをこなします。
調子良い奴っていうよりは、子供みたいなかわいさ!
いやむしろ、犬!
ご褒美のために、ハウハウ無人島を飛び回ります!

映画の終盤で、
唐突に「僕を愛していますか?愛していない?」と
プロスペローに尋ねるところなんて、
あまりに忠犬過ぎて、
主人に愛されることが彼にとって
どれだけ重要なのかってのがひしひしと伝わって、かわいすぎた!

服従をしているも、
プロスペローに重要な助言をするところも見逃せない!
エアリエルの言葉が、
この物語の最大のテーマに導くのです!!

今回ではまさかのまさか、
本編で2曲歌を歌っているし(これら繊細で綺麗!)、
全身白づくめで、ふわっふわしていて、
眉毛も短くて、なんかやたらかわいいです!
飼いたいです!

色々特殊効果にまみれた役だったけれど、
ヘレン・ミレンとのセリフの掛け合いでは
より自然な反応に努めている姿が見受けられて、
彼女の言葉一つ一つに対する表情とか動きが実に細かい!
ベン・ウィショーの演技力の高さを、また改めて実感!

(ところで、エアリエルは色々姿の変えられる妖精みたいだけど、
 途中で「女性の体」になったりしてた??)


さてそして!
出演すると知って大いに興奮したのが、クリス・クーパー!!
てんぺすと
い 衣装が似合いすぎて鼻血 ∑
しかもなんか、アントーニオのひんまがった性格がいい
セバスチャン(アラン・カミング)との掛け合いも凄く良かったーーん
てんぺすと
私これまでクリス・クーパーが
ちょっと冷たい感じとか、冷徹な感じとか、厳格な感じとか、
そんな役柄演じるのばっかり観てたんだよね。
アメリカを売った男』では「役作り」の上で
ライアン・フィリップに撮影現場でも冷たくしていたみたいで、
クリス自身も結構厳格な性格(?)なのかなって思ってるんだけど、
今回の撮影現場ではどうだったのかなー??(こういうのをメソット俳優っていうの?)
特にアラン・カミングと楽しく過ごしていたと思いたい

クリスも例外なく、アントーニオ役を楽しそうに演じてたよー!
やっぱうまいよ、クリスも演技!!!!
今回意外にも(アラン・カミングとの絡みが多かった所為か?)、
和んだりとか、笑ったりするシーンでもクリスが出ていたので、
謀反を企てようとか腹黒さもあるんだけど、
演技のテンポも、笑いのテンポでやってたりしたので個人的に新鮮

あといちいち動作が可愛かった!
予告でも一撃くらった(2:05)のが
セバスチャンと頭コツンっ★とするところ!!
ちょっと心臓痛いからやめて!
姉に対してうしろめたく(あと警戒もして)
セバスチャンの後ろにいる時、セバスチャンの肩に手を伸ばすところとか、
なにしんてーん?っていうかわいさ
すっかり罪に苛まれてヨロヨロ砂浜を歩く時に、
足を滑らせるとか細かい演技も見逃せないけどねー!!!
まじでクリスの演技は隅から隅まで要チェック!



そしてやっぱりヘレン・ミレンは凄かったよ!!
ああいう堅苦しいセリフを、
で、「本物の言葉」に変えてたのが凄い

このところ立て続けに、演じてる役柄が全部素敵で、
(『消されたヘッドライン』の編集長役とか『RED/レッド』のスナイパー役とか
どんどん好きになるんだけど!!

日比谷の映画館にね、
ヘレン・ミレンが劇中に着た衣装が展示されてて、
それが想像以上に小さかったのね!
でも映画内でのあの存在感っていったら、それを全く感じさせないよね!

原作と異なり、プロスペローを男性から女性に思い切って変更してって構想が、
監督・脚本のジュリー・テイモアと一致。
これから私も原作を読む予定だけど、
プロスペローを女性にしたってのは確かに面白いし、
的を射た脚色だったなーって思う!
だから娘と、王子への思いが繊細に描かれてたよねー!


アルフレッド・モリナの演技も良かった!
こういうアクの強い脇役とか、ホントにハマるよね
でも、リアリティはしっかり伝えてくるんだから、
なんて監督としてはありがたい俳優だと思うよね!

相棒:トリンキュロー役のラッセル・ブランド
私ちょっと警戒してたんだけど、
それほど気にならなかった!
私この人、顔が苦手なのか、
ちょっとアーティストっぽいガサツに感じる演技が苦手なのか、
画面に映るとちょっと警戒しちゃう・・・


最後に音楽。エリオット・ゴールデンサール
予告でも何曲か使われてたんだけど、
なかなか好きでした!!
サントラちょっとチェックしたいかも
サントラの視聴はコチラ
4曲目、9曲目には、ベン・ウィショーの美声が入っています!
やっぱ、ベン・ウィショーの歌声、胸キュンだわー


個人的にはあとをひく作品です!
全体的な雰囲気が好きです!
でも、つまらないと感じる人がいることも事実だと思う・・・。
ぜひ俳優の楽しそうな姿に一緒に身を投じて、
ちょっとテンション上げて観てみてください

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





はじめまして!こんにちは^^

突然のコメント失礼します。

シェイクスピアファンなのでこの映画すごく気になってたんです!でも、他のブログで辛口評価なのを観たりしてどうしようかなあ…なんて思ってました。

でもなるはさんの記事読んだら私にもすごく楽しめそうで…!観に行きたいと思います!
【2011/06/20 16:29】 URL | 電気羊 #-[ 編集]

>>電気羊 さん

こんばんは、はじめまして!!

確かになかなか厳しい評価も眼にしますよね~(><)
でも、或る程度こんな感じの映画だ!ってわかっていれば、
それにシェイクスピアファンの方であれば、
(多少いろいろ脚色とか気になるかもですが;)
全然素敵な映画だと思います!
ぜひぜひ観てみてください!
電気羊さんのレビュー、楽しみにしています(^^)♪
【2011/06/22 00:56】 URL | なるは #-[ 編集]















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2011年に執筆400年を迎えるシィクスピアの同名戯曲をベースに映画化。弟の裏切り国を追われた女王の復讐物語だ。主演はオスカー女優ヘレン・ミレン。監督をジュリー・テイモアが務める。2010年アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされただけあって、特徴的... LOVE Cinemas 調布【2011/06/19 22:58】

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