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今日は何の、映画を観る?
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あなたが待っているから。

らん・ろーら・らん

ラン・ローラ・ラン』を観た!!

私はローラ。
電話口の向こうで、愛するマニが泣いている。
10万マルクを20分でそろえなきゃ殺される、と。

「待っていてマニ!
 私がなんとかしてみせる!」

走るローラ、走る走る!!

一瞬一瞬が運命の分かれ道。
でも信じて。
未来を手にするのは、
運命を自ら切り開いた者だけ


超スタイリッシュな1本
それは電光石火のごとく駆け抜ける。

好きッす、この作品!!!

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あの時ああしていればよかった。
あの時どうしてそうしたのか。


時間は残酷なまでに、時を刻んでいく。
「時間」とは何なのか。
それを考えている内にも、刻々と。

一瞬一瞬の積み重ねの中で、
私たちにはあらゆる判断が委ねられている。

時にはその判断を間違えたり、
思いもよらない選択をしたり、
何も決断できなかったり。

信じられないほどの数の、選択肢の雨。
いつも打たれていられないから、私たちは無意識に傘をさす。

「なぜあの日に限って」とか、
「なぜいつの間にこんなことに」とか、
まるで自分にとってふってわいたようなことも、
「選択したこと」「選択しなかったこと」の積み重ねの結果かもしれない。

あの時、その時、
最終的にそこにいる、いきついたことは、
定められた運命なのではなく、
自分で導いた未来。

雨は、誰しもに降り注ぐ。
誰もが無数の決断を委ねられている。
自分の運命は、自分だけの運命ではない。
他人との接触が、思わぬ未来へ結びつけるかもしれない。
出会わなかったことが、知り得ぬ未来を作っていたかもしれない。

未来は誰にもわからない。
結果的に失敗することも、あるかもしれない。
でも、その失敗を前にして、次に何を考え動くか。


ローラは走る。
恋人:マニの命に危険が迫っている。
らん・ろーら・らん
20分で10万マルク。
実験の被験者だって、4000マルクしか稼げない。
そんな莫大な金額を、たった20分で。
この映画の面白いところは、この映画の「時間」を予め提示していること。
本編が80分あるのに、
彼らの試練はたった20分??

観客は様々な憶測を頭の中で巡らせる。

とにかくハイセンス。
そのハイセンスさを殊に感じるのは、
ローラがまじでずっと走ってるから。
エレクトロで疾走感ある音楽と共に、
ローラが全編に渡って、ベルリンの街を駆け抜ける。
サントラが超オススメ!

ちょっと最初、「ハイセンス」が鼻にかかったけど、
一貫性があったから、どんどん惹き込まれていった。
らん・ろーら・らん
ストーリーに哲学も感じるし、
展開を追うごとに緻密な脚本なんだとわかって痺れるし、
最後には主人公たちの前向きな意識が結果を結ぶしで、
エンターテイメント性も十分、
「映画」としての満足度も高い。

そのうちちょっと神がかってきたりして。
らん・ろーら・らん
でもなんだかそれがけして、
単なるスーパーナチュラルな話ではないんだと思えてくる。
思いの強さと、
決断に躊躇わないこと。

それが願った未来を切り開く鍵かもしれない。
思いは想像以上の効果をもたらす。

なりゆきにまかせないこと。
人の所為にしないこと。
時には人を信じること。
急ぐ時は、回ること。


私は走る。決める。
人生には無数のシナリオがあるから。



このテの「物語の構図」は時折見かけるし、
最悪の場合は消化不良をおこす可能性もあるけれど、
ローラの強い思いと、もたらす結果は爽快感があって、
とってもクールな作品です!!
オススメ!!!

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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というわけで、
モーリッツ・ブライプトロイを追ってます
らん・ろーら・らん
彼を知る上で、『ラン・ローラ・ラン』は観逃せないなと思ってました!
モーリッツが、27歳の頃の作品です!!

なんか、この映画を観てて、
終始誰かに似てるなーって思うんだけど、
全然思い付きませんでした・・・誰だろう・・・。
その「誰か」も、たぶん私が好きな人なんだと思うんだけどな・・・。

にしてももうなんか、
モーリッツは観れば観るほど好きというか、
観ていて満足というか。
それだけとっても面白い演技をしていて、大感激してしまう。
まだなんとなく、今ほど繊細さはないけれど、
思いっきりの良さはかなり好感度高い!!!

この作品で、お母さんのモニカ・ブライプトロイとも共演シーンがあって、
そのシーンでは「いつもと違うモーリッツ」の演技も垣間見れたりして。
(盲目の女性を演じるのが、モーリッツのお母さんです!)


! 以下ネタバレあり !



この映画は冒頭から哲学的な話をぶっこんできて、
そして1本の電話が鳴るところから始まる。
らん・ろーら・らん
私の中で、この映画に対する不安要素がある。

なぜローラがこうまでして、マニのために頑張るんだろう?
正直もともと全部、マニがアホだからいけないんだけど、
もしかしたらこのマニにある程度の好感度がなければ、
ローラに対する共感性も下がってしまうのではないかなって。

「俺の身に何かあった時は、
 なんとかしてくれるって言ったよな!?」
「お前にもどうにもできないのか!」
「お前の所為で!」
「お前が遅すぎた!」
「手伝え。」
「・・・どうした?走ってきたのか?
 全部OKだ。心配ないよ。」

超どうしようもない男(笑)
らん・ろーら・らん
彼に死が迫っていて、パニックに陥っていたとしても、
もともとまじめな仕事をしていれば
こんな危険な事態も起こらなかったわけだし??

でもローラは、たった1年しか付き合っていないこの男を、
自分の手を犯罪で染めてまで救おうとする。
なんでやねん!って真顔で思ってしまったら、
この映画、私がここまで評価するほど、おもしろく感じなんじゃないかって。

その点においては、私は全くローラに共感してるので(←)、
彼女が彼のためにお金を工面するひたむきな姿を
ひたすら応援してしまうのだ!!

ま、その辺の心配も、
ローラが画面の中でたくさん走っているのを観れば、
誰もが自然と応援したくなるのだろうから、
やっぱりこの映画の上手さを感じる。

そしてマニも最終的に他力本願ではなく、
自分で自分の未来を切り開こうと走り出した!!
らん・ろーら・らん
この辺の脚本の上手さが大好きです。
ローラの取り越し苦労じゃん!・・・や、でも、
ローラの手には大金が残ったわけだ
この先、彼女たちはどんな未来を選択するのかなと
すっごく楽しみになるラストだし!センス良いね!
折角ロニーと上手く行ったマニだけど、
ローラはマニに足を洗えと言うような気がするな



「なんでこの時に限って、こんなことしちゃったんだろう!!」
ちょっとの注意力で、避けれた問題。
誰にでも経験があるはず。

袋 袋 袋 袋
らん・ろーら・らん
大金の入った袋を、電車に置き忘れるマニ。
この時の、無我夢中で袋を取りに行こうと
抑えつけられながらも抵抗するモーリッツの演技が一番好きでした!
あの手首の突っ張り具合とか、
本気で演技しないと、ああいう形にならないよね。
全力投球で、迷いのない演技

公衆電話で、苛立ちを隠せないマニも素敵だった!
「もう俺はダメなんだよ!殺されるんだ!!」と、
パニックで彼女に当たり散らすんだけど、
涙目でどなり散らすモーリッツがたまんない

頭突きくらったり、軽くビンタされた時の、
弱々しさも絶品だな
やっぱり勘のいい役者だから、
ちょっとの表情に、多くの意志も詰まってる
ちょっとした動作にも、感心しちゃう。

DVDの特典にはインタビューがついていて、
実に興味深い発言をしていた・・・!!
「マニはぼく自身と、どこか似た印象がある。
 でも、彼には人生の目的があるので
 そこだけは僕と違っているけれど」

誤訳(誤解)じゃなければ、
どういう意味でいってるの!?と思えるような言葉。
モーリッツには人生の目的がないのだろうか??
こういうお仕事をしている人は、
目的があって貫いている感じなのに。そうじゃないのかな??
なんか余計にモーリッツが気になってきちゃうじゃんか!

「いつも基本に忠実に演技する役者もいる。
 でも僕は、型にはまらず自分のイメージする通りに演じて、
 監督のアドバイスを受けて、役作りをした」

感覚俳優が大好きだよ


ローラ役フランカ・ポテンテ
らん・ろーら・らん
ちょっと硬めの表情が、神秘的な要素も生み出していて、
でも熱い雰囲気も持っていて、不思議な女性だった。
インタビュー映像を観た時には、
映画の時のような女性とは全く違うので、驚いたけれど(笑)
役作りって本当に凄いね

走る撮影は本当に辛かったと思う。
何カットも何カットも撮るんだから。
どの走るシーンも微妙に違う。それだけの数のシーンを走ったんだと思う。

なのに、染めた髪の毛は一度洗うだけで色味が変わるから、
撮影の7週間の間、髪の毛を洗わなかったとか!?(まじで!?)


監督、トム・ティグヴァ
彼のインタビューも興味深かった。
監督として必須なのかもしれないけれど、
映像と、それに相する音楽と、
演出の仕方と、全体の構図とを、
明確なビジョンで映画を作っているんだなーって

今作、脚本も務めている才能の持ち主。
トム・ティグヴァの他の作品も観てみたい!
どんな作品を作る人なんだろうか!!!

・・・って思ってたら えッ!?
パフューム ある人殺しの物語』や『ザ・バンク 堕ちた巨像』の監督か!!!

ちょ、 この監督作品大好きだわ!!!
ああゆう、壮大な作品とか、
キリキリするサスペンスもいけるのか・・・!凄いな!!


いろいろ満足な作品でした。
ここ数日の間に、何回観たことでしょう。
なんか一種の、ミュージックビデオみたいなんだよね。
それほどスタイリッシュで、まとまってる。
この音楽で映像が走るなんて、たまらんもん。
(そういえば、ローラが走り出す前に、
 まさかの「日本番組」らしきドミノ倒しの番組が 笑)


出会ってよかったー!

そして、
まだまだモーリッツも追い続けますよ!!

ああああどうか!!!
らん・ろーら・らん
私が駆け抜けたその先にも
モーリッツがいますように!!



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





わお!懐かしい!
私もこの映画大好きです。
当時、映画館まで観に行ったですよ~。
当時はとても斬新な映画でした。色やアニメーション部分もキレイですよね。もっかい観たくなってしまった!

モーリッツ祭ですかw
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』にも出てましたけど、観ました??良い映画!
モーリッツさん、顔だけだと『完全犯罪クラブ』なんかのマイケル・ピットが似てるかも?

監督の映画で一番好きなのは『ヘヴン』だなあ、私。ケイト・ブランシェットとジョバンニ・リビシの。美しい映画です。
【2011/11/19 22:43】 URL | P #-[ 編集]

>>P さん

こんばんは!!コメントありがとうございます!!

ああ羨ましい!!!
私もこの映画映画館で観てみたかったです!!

『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』は前から観よう観よう思っていたんですが、
なかなか観れなくて、
でもこの機会に早速借りてきました!
近々観る予定です!!

マイケル・ピット!
確かに唇の厚みとか似てるかもしれない(笑)

『ヘヴン』も気になってました!
これもまだ観ていませんが・・・;;;
【2011/11/20 05:07】 URL | なるは #-[ 編集]

なるはさん、こんばんわです。
定期的(数年おき)に観るお気に入り作品ですw
もう、いっその事DVD買えよって言うぐらい観ます。
初見の時は良さが分からなくて、自分の中で
“微妙”な作品にカテゴライズしてました。
2回目から完全に中毒ってしまいましたw
うんうん、確かにミュージック・ビデオの様でもありますね。
ようつべで、たまに音楽だけ聴いてます。
ローラが「マ~ニ~!」って叫ぶシーンが、
何故か印象に残ってます。
ハリウッドには出せない味ですねw
【2011/11/20 22:14】 URL | りとら #-[ 編集]

>>りとら さん

こんばんは!コメントありがとうございます!

やっぱり癖になる作品ですよね!
私もDVD買うか今迷ってます!

音楽も良いですよね~!!
私も、ローラの声がいつまでの頭に残ってます。

良い雰囲気ですよね!
なんとなく(音楽の雰囲気もあってか)
『トレインスポッティング』とか
そんな感じの味がある気がします!
ハリウッドでは出せないですね!
【2011/11/21 00:15】 URL | なるは #-[ 編集]

こんにちは!
この作品タイトルだけ知っていて、いつか観たいと思っています。未見なのでレビューの最初の方しか読んでませんが、なるはさんが気に入ったんなら期待できそう!

ところで、今月も「ブログ DE ロードショー」 のご案内に参りました。
リクエスト企画で選ばれた作品は、わたしかmiriさんのブログでご確認下さい♪
鑑賞日は12月2日(金)~4日(日)の三日間。都合の悪い場合は後日でも結構です。
今月も皆さんと一緒に同じ映画を観て、わいわい盛り上がりたいと思います。もしよかったらご参加くださいね~!
【2011/11/25 10:30】 URL | 宵乃 #wLFgNV3g[ 編集]

>>宵乃 さん

こんばんは!コメント&告知ありがとうございます!!

『ラン・ローラ・ラン』、楽しいですよ!
爽快感があります!!

来週のブログDEロードショー楽しみです!!
早く見たい☆☆☆
【2011/11/28 00:06】 URL | なるは -naruha- #-[ 編集]















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