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そざい ギャザリー そざい

いかりは下ろされる。

じゅうににんのいかれるおとこ

第24回ブログDEロードショー選出作品
十二人の怒れる男』を観た!

17歳の少年が父親殺しの疑いで裁判にかけられた。
きっと、有罪。証拠は十分。
簡単な事件だった。
あとは、陪審員全12名の「有罪」判定で死刑は確定される。

11対1。「少年は無罪だ」。
責任ある1人の男の「疑問」に始まる、
陪審員制度のあるべき姿を説いた秀作

論による証拠。
その判決に、有罪の確信はあるか?

白黒映画ですが、色褪せません。
この作品、本当に凄い

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何をきっかけだったか忘れてしまったけれど、
ロシア版の『12人の怒れる男』を観たことがあって、強く感銘を受けた
リメイク版と言えども、とにかく「論」に熱い作品で、
その色濃いテーマ性にはビリビリ痺れた

なんか丁度日本でも、
裁判員制度が始まったか始まるかの頃に見て、
いつか自分が裁判員として選ばれた時の責任とか、
悪く言えば犯罪や法律に素人の人間が
裁判に関わる事恐ろしさとか、いろいろ感じるものがあった。

人間には情があって、
主義、偏見、固定観念がある。

じゅうににんのいかれるおとこ
この不安定さ、不確定さ。
無作為に選ばれた人間たちが、
審議を聞いて、話し合いで無罪・有罪を決める。
人の生死さえも、委ねられている。

私たちはその責任の重さを、
どれほど認識できているのだろうか。

検察官や弁護士が寄せ集めた証拠に、
どれほど真実味があるのだろうか。
目撃者の証言は、本当に事実なのだろうか。
じゅうににんのいかれるおとこ
わからない。
確信はない。

証拠に数があっても、
それが信憑性には比例しない。
そこに妥当な疑問が浮かぶのであれば、
「もしかしたら有罪かもしれない」けれど、
私たちは納得がいくまで話し合わねばならないのではないか。


選ばれたからに。
じゅうににんのいかれるおとこ
人の意見に流されたり、
個人的な心情で意見を押し付けたり、
他人の考えを頭ごなしに否定したり、
考えることを放棄したり、
自分の都合で判断を歪めたり。
そうであっては、ならないから。


疑え、何事にも確証がないことを。
問え、信憑性に富んでいるかを。


陪審員には話し合う責任があるから。


90分という比較的短い作品の中で、
驚くほど濃縮されたテーマ性
セリフひとつひとつに重みがあり、
密室の、男たちの討論だけで刻々と進む展開力
じゅうににんのいかれるおとこ
時折舞台を見ているような、登場人物の配置。
カメラの中で、あちこち席を移動したりして、
限られた空間の、構成にもこだわってる感じ。

静かな映画なのに、
血流が早くなり、体温が上昇する。
この脚本の完成度、畏しい。
名作としてあり続ける、所以がある。
人生のうち、絶対見ておきましょう!!

じゅうににんのいかれるおとこ
「真実は、あなたの独占か?」
脈打つ言葉に、自分もその場にいるかのような臨場感。
あーでもない、こーでもない、
だからそうだって言ってるじゃん!!

そうだ、それが正しい。話し合え。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





こんにちは☆

>静かな映画なのに、
>血流が早くなり、体温が上昇する。
>この脚本の完成度、畏しい。
>名作としてあり続ける、所以がある。
>人生のうち、絶対見ておきましょう!!

本当にそうですね~。
でもなるべくお若いうちに鑑賞なさる方が良い作品かと思いました。

>そうだ、それが正しい。話し合え。

陪審員も裁判員も、私には難しそうです☆
なるはちゃんは今後裁判員に選ばれたら、頑張って話し合って下さい♪

今回もお忙しい中ご鑑賞と記事をありがとう~!
いつもの記録にリンクさせて下さいね~!!!

【2011/12/07 08:52】 URL | miri #jSBoJ0Ww[ 編集]

なるはさんの文章って、独特のリズムがあって読みやすいです。感動がリアルに伝わってくるというか。
なんかまた観たくなってきちゃいました(笑)

今回、再見してちょっと思ったのは、日本では”NOT GUILTY”を”無罪”と訳しているけど、本当の意味は”有罪と断定できない”ということですよね。意味は伝わるんですけど、どうせなら8番の、この作品のメッセージを真っ直ぐ伝えて欲しいなぁと、少し残念に思いました。
素晴らしい作品だからこそ出てくる、わがままってやつでしょうか。
【2011/12/07 10:24】 URL | 宵乃 #Nr/HUzNs[ 編集]

こんにちは。

いい映画だったと私も思います。
討論する上においては、主義、偏見などは取り払うべきでしょうが、人間そう簡単には拭うことができないと思います。そういう部分の見せ方が特にうまいと思いました。

カメラワークもよかったですね。
あのインパクトのあるアップや、場所の構成から、次に喋る人の位置など、用意周到に計画されていたように感じます。

もう何度も観ているのに、あっという間に鑑賞しきってしまいました。(^^)

トラックバックさせていただきました。
【2011/12/07 10:39】 URL | 白くじら #7ZJYb.PU[ 編集]

>>miri さん

こんばんは!
今回も企画運営ありがとうございました!

>なるべくお若いうちに鑑賞なさる方が良い作品
なるほど・・・そうですよね・・・
固定観念に固執する前に、
観ておくべき作品かもしれませんね・・・!

>陪審員も裁判員も、私には難しそうです☆
私も当初裁判員制度が始まった頃は、
「おおっし、やったる!」とか意気込んだものですが・・・
今となっては恐い恐いと思うばかり・・・。
裁判の後、裁判員が会見を行うのもどうかと思いますし、
なんだか捉え方が違うんじゃないかと心配です・・・。

リンクありがとうございます!
みなさんの感想もようやく読めます!楽しみです!
【2011/12/07 23:13】 URL | なるは #-[ 編集]

>>宵乃 さん

こんばんは!!
今回も企画、運営ありがとうございました!
今後もよろしくお願いします!!

>独特のリズムがあって読みやすいです。
>感動がリアルに伝わってくるというか。

ありがとうございます(//´_ゝ`//)
ちょっとすべっちゃってる感もあったのですが、
書いている時はノッてました、かなり。
良い映画だとテンション上がってしまいます(笑)


>日本では”NOT GUILTY”を”無罪”と訳しているけど、
>本当の意味は”有罪と断定できない”ということですよね。

おおおそうですよねえええ!
私も、毎回この訳にひっかかっては、
その後に理由(セリフ)がくるので
まあいいのか・・・とか思ってたのですが、
確かに、もっと「Not Guilty」のニュアンスを、
大切にしてもらえたらよかったですね・・・!
【2011/12/07 23:19】 URL | なるは #-[ 編集]

>>白くじら さん

こんばんは!!
コメントありがとうございます!!

>人間そう簡単には拭うことができないと思います。
>そういう部分の見せ方が特にうまいと思いました。

本当ですねぇ!!!
ひとつのテーマに対して、
これだけの展開力が・・・!と
その描き方に感動でした・・・!
簡単に評決が動くようじゃ、全くおもしろくないですもんね。

>次に喋る人の位置など、用意周到に計画されていた

ですよね!
ちょっと動きがくさかったりするんですが(古典的な 笑)、
でも編集に頼らないといいますか、
撮ったままを使ってる感じといいますか、
やっぱりその分用意周到なんでしょうね!

こうしてちょっと古い映画に遡ると、
昨今の映画に足りないところとか、
古い映画が劣らないところとか、
いろいろ見比べができておもしろかったです。

本当にあっという間に観終わった感じです!
今すぐにでもまた観たいです!!(^^)♪
【2011/12/07 23:27】 URL | なるは #-[ 編集]















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