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今日は何の、映画を観る?
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はじめてみませんか。

じんせいはびぎなーず

人生はビギナーズ』を観た!

父。75歳の告白。
「わたしはゲイだ。」
息子。38歳の困惑。
それでも父は愛に笑っていたから。

いろいろ思うこともあるけれど、
リスタートをした父と一緒に過ごした日々。
そんな僕はまだ思うように恋愛ができてない。
でも人生に上級者なんていないから。

ちょっと変わった風味で彩る、
ハートに優しい、人生の入門書。
誰もが手探りでいいじゃない、ビギナーだもの。

オスカー受賞者最年長の82歳!
クリストファー・プラマー
第84回アカデミー助演男優賞獲得おめでとう!
怒涛のアカデミー賞レース関連の作品がやってくる!
手始めに『人生はビギナーズ』からいかがでしょう??
くすりと笑えて、なのに的を射ている不思議
監督の自らの体験談が、リアリティへ導いた?

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父はカミングアウトから5年後、病にかかると、
自分がやりたかったことをすべて行い、
僕たちを疲れさせました。


そうはいうけど、愛に溢れていた作品だった。
監督・脚本を務めたマイク・ミルズ
当時の「自分」からちょっと距離を置いて、
父との思い出を新たな視点で構築しようと試みた。

撮影現場でカメラが回って起きた科学反応を第一に、
そのときどきのニュアンスを大事に、絶妙感を出していく。
考える前に、感覚的に
この作品はきっと、ヘヴィに考えればしぼんでしまう。
誰しもにとって「はじめまして人生」だから、
その時起こった気持ちの“変化”こそが原動力。
わざとらしくハッピーエンディングなのではなく、
あくまで自分自身の人生に、何が巻き起こったのかを描く。

いろいろが珍妙で、あったかい。
前から知っていたような気持ちになったり、
体験したことのない感覚だったり。
じんせいはびぎなーず
つい最近『J・エドガー』の映画レポでも触れたけれど、
「家族」って変なんだよね。
その家族にとっては「当たり前の生活感」
でも他人からすれば、「え、なんか変」だったりする。
その「当たり前の生活感」は気持ち悪いほど
次の世代へ次の世代へと連鎖する。
ある時は色濃く、ある時はふとした些細な瞬間に。


きっとマイク・ミルズ監督は
この映画の主人公:オリヴァー(ユアン・マクレガー)に、
愛ある「家族の変」を重ねてる
じんせいはびぎなーず
けして不思議ちゃん系を狙っていない。
だってこれが、僕の当たり前の生活感だったから。
物や動物と対話したり。死んだふりをしたり。
何もかもが親近感のわくような、家族の変。
このあたりの表現がとにかく上手で、心の底から笑ってしまう。

オリヴァーも少なからず、
連鎖する家族の変に影響を受けている。
かと言えば、それがどこ色濃く出るかわからないものだから、
自分の父親のように愛に自由に生きられない時もある。
(もちろんその父も44年の結婚生活の間、秘密を隠してきたのだが。)

テーマの一つは家族の変。
そしてもう一つは、愛との距離感
じんせいはびぎなーず
愛に臆病なのか、
愛を諦めているのか。

彼に何の影響があってか、愛にそういう感覚。
もしかしたら、うすうす感じとっていた「夫婦の妙」の影響もあるかもしれない。
いつかは終わってしまうならとか。
そう考えだすと、続かない。

そうして30代後半まで独り身だったけど。
じんせいはびぎなーず
でも本当はきっと、誰よりも渇望していたんだと思う。
だからこそ、「愛」の理想が高すぎた。


そして最後にもうひとつ。
「定着したくない」気持ち。
じんせいはびぎなーず
もう少し自分の人生、自由に生きてもいいんじゃないかって。
いつまでもそうであっていいんじゃないかって。
ひとりで生きることは気楽で、身動きもとりやすいから。

だから自分の定位置を示されると、ゾッとする
無性に泣きたくなる。その場から逃げたくなる。

どれもこれも、繊細で不器用。
ひとはそれを隠そうとするかもしれないし、
無意識に取り繕っているのかもしれない。
じんせいはびぎなーず
未熟であること、初心者であることが、
どうしても恥ずかしく感じでしまうから。


父のカミングアウト、それから。

僕の出発点は、ここ。はじまろう。

じんわり良い作品です。
ちょっと同日に観た『メランコリア』に撃墜されて、
その後に観た『人生はビギナーズ』も時々上の空になってしまったんだけど、
それでも優しい映画で、きゅうとする。
登場人物が抱く心情に、物凄く共感できる部分が必ずあると思う!

助演男優賞をクリストファー・プラマーが受賞したことで、
また一気にこの作品の注目度も高まったと思うので、ぜひぜひ!

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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信じられないくらい、最近地味に良い作品に当たりまくりの、
ユアン・マクレガーはこういう役が本当にピッタリ。

気づけば近年は、ユアンの作品をコンスタントに観てる。
だってコンスタントに日本に上陸するんだもん。
凄いよ。しかも年に2作品以上がザラ。

ちゃきちゃき映画館に通い始めるようになってから、
5年が経過したけれど。
私の鑑賞歴だと、『天使と悪魔』の気高きカメルレンゴ役に始まり、
フィリップ、きみを愛してる!』での悶えるほどかわいいゲイ役を演じ、
ウディ・アレンの 夢と犯罪』でコリン・ファレルと兄弟になり、
ヤギと男と男と壁と』で超能力者に翻弄され、
ゴーストライター』でゴーストライターになり、
パーフェクト・センス』で五感が脅かされる。

ふりかえると、全部面白い映画だったな~。
なんか良い脚本が、みんなみんなユアンに舞い込んでいるみたい。

絶対、ひとあたりがかなり良い思う。
ひたむきに演技してくれるし、
監督やプロデューサーはこぞってユアンを起用したくなるだろうね!
こってこてのイギリス英語(最高!)で
役の幅限られちゃうなんて心配が全くないのが恐ろしい。

加えて、年を重ねるごとに漏れ出す魅力。
じんせいはびぎなーず
観てる方は大変ですよ。
毎回毎回、「ああああちょっとスクリーンから漏れてるううう!
すくってすくって!!漏れてっからすくって!!
だめだこれ際限ない!だだ漏れだだ漏れ!どーすんのこれえええ!
ユアンの作品は疲れちゃうよ。パニックだよ。

ユアン歴は短いし(てかいつから好きになったんだ?笑)、
過去の作品はほとんど観てないけれど、
演技がたゆたうように自由自在なところもあって、
「ハイ、ちょっとやってみてください」って言ったら、
ソツなく、しょん・・・っと演技ができちゃいそう。
的確さが、異様なほどの安心感。
ユアンは絶対この先、オスカーに近付いていく男のひとりだと思う。


そのオスカーを一足早くと言うべきか、
ようやくと言うべきか、獲得したのがクリストファー・プラマー
じんせいはびぎなーず
ちょ 横のコバッチュの方が気になるわ(笑)
ルカ・コバッチュ(『緊急救命室ER』での役名)改め、
ゴラン・ヴィシュニック
なんか急にデカい作品に出まくって驚いたよ。
ドラゴン・タトゥーの女』で再注目されて、出演作たて続いたりするんじゃないかな。

ちょっと改めて彼の経歴を調べてみたら、なになに、
2002年米雑誌『Star』で『ハリウッドセクシー100人』の2位(!)とか、
007シリーズの6代目ジェームズ・ボンド選考の候補者の一人とか・・・
え!?そんなにコバッチュって人気だったの!?
てか、ダニエル・クレイグと同じ時に候補に挙がったの!
ERではセクシー系としてジョージ・クルーニーの後釜とか言われてたけど、
コバッチュの魅力って一度もわからなかったな(笑)

クレジットに上がってないから、“無効”なんでしょうか。
ジョン・トラボルタが出てる『ブロークン・アロー』で、
出演直後殺されてる役で出てるよね(笑)
(なんでかコバッチュだと、全部面白おかしくなるw)

今作でも役柄は、かなりよかったけれどね!!
自分がゲイであるから、オリヴァーが会いに来ないとか・・・。
でもオリヴァーは父のことを思い出しちゃうから会えなかっただけで。
ひけめに感じたくないけれど、
まっさきに考える「レッテル」は、やっぱり自分がゲイであることなのかな、とか。
主題ではなかったけれど、彼の心情も面白かった。


さて、今最も輝いているクリストファーの話しに戻りますが。

正直なところ、私ここまで年配の俳優さんだと
演技が上手いかどうかがわからなくなります
というのは、画面に映っているだけで「年の功」というべきか、
雰囲気を断然醸してくるから。
上手いのかどうか以前に、「深み」が図らずも出ちゃうというか。
や、それがベテランと言うんだろうね。
この間初めてノミネートされた『終着駅 トルストイ最後の旅』の方が、
良い演技してたように思う。
84回の助演男優賞はむしろ、
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の
マックス・フォン・シドーがよかったな~。

クリストファーも『ドラゴン・タトゥーの女』に出ています。
なに2人してまた同じ作品に出てるのって感じですが、
『ドラゴン・タトゥーの女』では共演シーンがなかったよね、残念。


メラニー・ロランかわいいねえええ本当に!
じんせいはびぎなーず
彼女の作品はほとんど観ていないけれど、
演技力も高いし、もうなんか画面に映ると映える映える!!!
『メランコリア』のシャルロット・ゲンズブールに続いて、
メラニーといった具合に素敵なフランス人女優さんを
たて続けに観たけどなんかもうずるい!!
ずるいほど魅力的だよーーー!!!


絶妙に波長のとれたキャスティングもよかったし、
でもなによりこの映画が醸す、独特の「妙」が良いんだよね。
写真とか絵をパッパッと出したりして、
(つい最近『パーフェクト・センス』で観たばかりの手法だけど)
“はやり”どころを押さえつつも、独自感も光る。
監督が良い仕事したんだろうなって思える。


さー。1本1本テンポよく観て、テンポよく書いてこうと思うけど、
どうもずるずる書いてしまうよ(笑)

オススメです!
心のつっかえどころを、
優しくほだしてくれる作品
キャラクターの誰に心を重ねても共感できてしまう不思議を体感してみて

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