ADMIN TITLE LIST      
今日は何の、映画を観る?
【随時更新】トップ画像まとめはコチラ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


運命を駆け抜ける。

せんかのうま

戦火の馬』を観た!

第一次世界大戦が勃発
一人の青年と、一頭のが引き裂かれた。

人は翻弄し、翻弄される
それを、動物たちは静かに見つめてきた

いろいろ見せたいこと、言いたいことが詰まった作品。
そこはやっぱりスティーヴン・スピルバーグ、だど思う。
でも逆に、しっくりこない部分もあったり、
あまりに「手堅すぎる」テーマゆえに、評価は厳しくなってしまう。
とはいえ、今年を代表する作品の一本
べたーっとした“正統派”映画だけど、
恐怖と怒りと感動は確実。
創作された物語であっても、揺るがない事実があるから。

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ blogram投票ボタン

======

観るのに気が進まなかったのは、
戦時中、そして動物が主体の話だから。


善い作品っていうのがむんむんしているし、
スピルバーグだしっていうのもあるから、
とりあえず観なきゃっていう、変な強迫観念に駆られる・・・(←病気)

でも結局テーマがテーマだから
“映画”としての判断ができなくなっちゃう。
どうもやっぱり戦争の映画って駄目だ・・・
描写には心優しく、っていう配慮はあったよ。
それでも爆弾で飛ぶ人たちや、
指示のままに敵陣に突っ込む人たちを、
例え「映画」としてでも観てられないというか、何も考えられなくなる。

加えて、今作はそうした人間たちの争いに、
せんかのうま
無垢で何の罪もない動物たちが巻き込まれている
知らなかったのか、知ってたけど考えないようにしてたのか、
(考えれば当然の話だけど、)「知りたくない」現実

ただただ人間の愚かさに、
身勝手さに、(自分を棚に上げるわけでなく、)怒りを覚える。


撮影は本気だった
時々荒っぽい合成もあったけれど(馬も人間も危ないシーンだからね)、
“本物の馬”で撮ることの意味を、スピルバーグはわかってる。
せんかのうま
馬と共にイギリス軍が敵陣に乗り込む時とか、
凄い規模での撮影だったし、撮り方が真摯だった。
こういうのを、最近は手抜きされがちな“骨太の映画”だと思う。

でもやっぱり全体的なストーリーの“演出”
どうもしっくりこないところがある。
せんかのうま
馬が自らの運命を切り開いていく
その馬に関わった人たちの“生き様”を描いていく、にしても、
ちょっと嘘くさいのが鼻についてしまう。
“演出”した時点で、このテーマを扱う上では、失敗に見えちゃうから。

「奇跡の馬」
せんかのうま
人は人を侵略し、傷つける。
戦渦に引きずり込まれたその馬は、
時に架け橋に、時に“生き抜くため”の足がかりにする。

関わった人間たちの描写があまりに“使い捨て”感があったのも、
ひとつの映画の評価としては落ちてしまう要素だった。
感情移入する暇もなく、通り過ぎていく。

だからといってひたすら“お涙頂戴”ストーリーを盛り込みすぎても、
“演出”をそぎ落としてリアリティを追及しすぎても、満足はできないんだと思う。
ある意味、こういったテーマは映画としてはタブーだと思う。
というか、私はこういう映画をつまんない見方しかできない

しかしなんだ・・・
どこの国も「英語しゃべりすぎ」だろう・・・。
リアリティがガクッと欠けたよね・・・。


安易に高評価にすることもできるけれど、
映画としてはいまいっぽ・・・と言う感じ。
こういう“映画”っぽいストーリーなら、
予告みたいに、構成を組み換えた方が“映画”っぽい

単に感覚や好みの問題でもあるし、
「目を逸らしちゃいけない」現実がこの映画でも描かれているから。
だから観ておいても損はないと思う
(ここまで言っといて説得力ないけれど。)

すべてはめぐりあわせ。
せんかのうま
おもう心も、おもわぬ心も。
せんかのうま
さきゆき知らず選んだ、めぐりあわせ。

少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへblogram投票ボタン
レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
------

それでも映画的に楽しもうとすれば、
いくらでも楽しみがあるわけで。

キャスティングは、
興味深い人が集まったーー!って感じだった。
いろいろ思うところがあるので、以下ネタバレ



! 以下ネタバレあり !






や~なんですかね、あれ、
マイティ・ソー』でやっぱりほらきたぁ!って感じの、
せんかのうま
トム・ヒドルストン!!!
重い腰上げて観ようと思ったのは、
彼の出演が後押ししてくれたから。

正直こんなに早く、“戦線離脱”するとは思わず、
サギーーッ!って勝手に怒り狂ったわけだけども、
トムのこのみずみずしさって何だろう??(写真中央)
せんかのうま
まぁなに、戦友(写真左)に戦死フラグが立っていたけれども、
トムが演じたニコルズ大尉の表情が画面全体に映ったと思ったら、
それが最期だったわけなんだよね。

でも、画面いっぱいのトムの表情が、
本当になんか、胸締め付けられるような、
且つみずみずしくって
こりゃー今後期待大だーーって
こりゃーイケメンだーーって
閃光のごとく現れたトム。
これまではテレビドラマの場で活躍していたのかな?
『マイティ・ソー』でビックプロジェクトの一員になったことで大注目されたトム。

この“みずみずしさ”はこぞってキャスティングしたくなるような
柔軟さ、料理のしやすさが見てとれるよね。
アベンジャーズ』の予告とか観ました?
この映画の役柄とは間逆に、超ダークですよ!!
ホント面白い俳優だわ!今後が楽しみ過ぎる!!


その他結構気になる俳優さんも多かった。
せんかのうま
(クリックするとちょっと大きくなるよ!)
幸か不幸か、変に突出した俳優がいなかったので、
みんながみんな輝いていたように思う。

トムに続き、次に「おっ!?」ってなったのが、トビー・ケベル(写真後列中央)。
これまでいやに“アク”が強くて、
あんまり“好きじゃない俳優”枠に入っていた。
ロックンローラ』や『プリンス・オブ・ペルシャ / 時間の砂』等々出てます。

今作では初登場シーンで全くトビーと気づかず、
2回、3回とカメラの焦点があたった頃ようやく「あれ?」ってなった。
なんかいつもより顔が短く感じて(んなばかな)、
顔もボサボサしてなかったから(ひどい)、精悍な顔つきを初めて観た気分。

またこれ結局おいしいところいっぱい持ってった役柄だったよね!
中間地点で、馬を助けるために、勇気を持って踏み込んだイギリス軍兵士。
あのシーンは『戦場のアリア』でも描かれた、
“実話”を意識して盛り込んだのかな~と。

そういえばあのシーンで、
ドイツ軍兵士が英語で話しかけてきて、
トビーが演じるイギリス軍兵士が「英語上手いね?」って言うんだけど、
あのセリフは超効果なかった
前半でも言ったけど、
他のシーンで、ドイツ軍だらけなのに、
英語しゃべってるっていう突っ込みどころ満載で、
そういうところにもこの映画の脚本の下手くそさが出てるんだよね。
フランス人農家の老人と少女も、
多少フランス語訛りであっても英語しゃべりまくってて、
なーんか勿体ないな~って。
英語字幕入れりゃあいいじゃんかよって。


あと、「おっ!」ってなったっていうか、
破傷風にかかった馬を安楽死させようと銃に弾を込めて、
めっちゃ溜めて溜めて、ようやく顔が出たって思ったら、
ねずみさんだったからフいた!!
エディ・マーサン人気だな~!!
シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』では
出演時間が一分にも満たないのに、クレジットに大きく載るし、
こんかいもあの溜めて溜めての映し方から考えるに、
結構評価(?)されてる俳優さんなんだね~!!
しかしねずみさんにしか見えないって!!!


初登場シーンで、
「あ!えーーーっとこの子誰だっけ・・・」って思って、
ひらめいた時の感激(?)が最高潮だったのが、デヴィッド・クロス(ダフィット・クロス)くん。
せんかのうま
愛を読むひと』で好演してたね。
また大作に携われてよかったよね!顔もかわいいし(←)

この子の出演で、「あれ、そうか、そうくるなら・・・」と、
ドイツ人俳優は誰が出てくるかなと期待しちゃった。
わかったのは、『ミケランジェロの暗号』にも出ていた、ライナー・ボックくらいだった。
むーーん、『ミュンヘン』で起用したモーリッツ・ブライプトロイ
出してくれたってよかったじゃーーん、スピルバーグ!!

あと、主人公の青年:アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の母親役、
エミリー・ワトソンも好きです。
この人のつぶらな瞳の奥にある感情という情報量が半端ない。
脚本の所為で、あんまり奥行きのない役で大変残念だったけど。
そんなに彼女の出演作を観たわけじゃないんだけど、
レッド・ドラゴン』での盲目の女性の演技はかなり印象的

あとほんと、よく観る俳優さんが
贅沢にもいろいろ起用されていたんだけど、こんな感じかな~。


今作の映画を撮るにあたって、
動物愛護団体の人を撮影現場に読んで、
「動物が嫌がっている」と判断された場合は
撮影を中断させる権限を持たせたらしいね、スピルバーグ。
せんかのうま
やっぱりそういう気持ちがある監督だから、
映画にも信頼をおけるんだよね(内容うんぬんではなく)。

でも、「じゃぁどうやって撮ったの!?」って思うようなシーンもあるわけで、
どこまで口を挟ませたのかなぞだけど・・・。


音楽はジョン・ウィリアムズ
特別耳に残ったわけではないけれど、
スピルバーグ作品と言えば、この音楽家。

賞レースにも大きくかかわった今作だけど、
第84回アカデミー賞ではノミネートのみで、受賞はなかったね。

手堅い1本。
観るなら映画館で。

いつもクリックありがとうございます!
ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
拍手もありがとうございます!励まされます!
関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





おはようございます!
未見の作品なのでざっと流し読みしましたが、本当に戦争映画や西部劇で馬がばたばた倒れていくシーンは胸が痛みますよね・・・。時には馬を狙うこともあるし、怪我をした馬は連れて行けないから止めをさしたり、自分勝手な人間の犠牲になる馬をみると、いつも映画のストーリーそっちのけで泣きそうになってしまいます。
これは、そういう馬に焦点を当てた作品なんでしょうか?
しっくりこないところもあるようですが、いつか観てみたいと思います!
【2012/03/19 07:45】 URL | 宵乃 #wLFgNV3g[ 編集]

僕もみました。

戦争ものって
感動できず
重さだけが残るので
あまり好きではないのですが

スピルバーグということだけで
見てしまいます

>関わった人間たちの描写があまりに
>“使い捨て”感があった

ほんとそうです

なんかブツブツと切られていて
感情移入できなかったねえ

馬目線で描いたということで
なんか違和感があった
【2012/03/20 12:10】 URL | 庄屋弁当 #-[ 編集]

>>宵乃 さん

こんばんは!!
いつもコメント本当にありがとうございます!!

>自分勝手な人間の犠牲になる馬をみると、
>いつも映画のストーリーそっちのけで泣きそうになってしまいます。

宵乃さんもそうですか~!
そうなんですよ、もうなんだか
映画がどうのこうのではなくなってしまうんですよね。
だからこういう作品は評価する上で
最強でもあり、最低でもあるんですよね(><;)

一応、上手視点だと思います。
馬を取り巻く人間たちは、
どちらかというと物語の付属品のような感じです!
【2012/03/27 23:20】 URL | なるは #-[ 編集]

>庄屋弁当 さん

こちらにもコメントありがとうございます!

>戦争ものって
>感動できず
>重さだけが残るので
>あまり好きではない

戦争ものって、やっぱりそうですよね・・・。
テーマは、結局ひとつですし、
だからこそそれ以外の解釈も必要がないし、
ただただ「戦争だめ」って気持ちしかわいてこず、
気持ちが重くなるだけですよね・・・。

>馬目線で描いたということで
>なんか違和感があった

馬目線の割には、
逆に馬の目線の描き方が弱かったんですかね~・・・
ぐっとくる脚本じゃなかったので、
普通の作品におさまってしまった感じです・・・。
【2012/03/27 23:31】 URL | なるは #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 陽面着陸計画, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。