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今日は何の、映画を観る?
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強さ。それは貫くための盾。

まーがれっと・さっちゃー てつのおんなのなみだ

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観た!

イギリス史上初女性の党首となり、
約10年間、英国首相として在任。
数々の困難を、強靭な精神と確固たる意思で乗り越え、
イギリスの歴史にも大きな影響を与えた。

その彼女の、
そしていつも前を向いていた彼女が
振り返る、人生

作品としては普通
でも脚本の構成や撮り方を
いろいろ工夫している意欲的な1本。
見逃せない理由はメリル・ストリープ
第84回アカデミー主演女優賞受賞の貫禄。
メリルを観るために1800円払う価値あり。

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「今の彼女の知られざる心の中」
“想像”して作っている作品なので、
ちょっとリアリティに欠けてしまっているかも。

全盛期を過ぎた、彼女の老年の姿。
ここをスタート地点にするのは『J・エドガー』と似ている。
あの映画も、エドガーの「知られざる心の中」を
“想像”して作っている作品だけど、
『J・エドガー』にあって、『マーガレット・サッチャー』にないものがある。

“裏付け”っぽいのがないのかな~。
や、それともテーマが分散しすぎちゃったのかな・・・。
結局この作品は、
マーガレットのどんな姿を描きたかったのかな。

映画自体には、彼女のような一貫性が見えづらかった。

彼女は、
男性社会の中で弱さを見せまいと、
一般的な「女性像」に染まるまいと、
目の前の壁を打ち破りながら進んだ。
まーがれっと・さっちゃー てつのおんなのなみだ
時には家族よりも国務を優先した。
それでも彼女は母親であることにかわらないし、
家族に対して冷徹だったわけではない。

与野党に敵を作ってでも貫くべき信念があったが、それはけして
無知であったわけでもなく、傲慢だったわけでもない
「鉄の女」の内側には、
温められた鉄のように柔らかさもあった

まーがれっと・さっちゃー てつのおんなのなみだ
彼女が政治家になることに目覚めたきっかけ。
彼女が“女性”という壁を乗り越え、首相の座まで辿りついた結果。
国の危機を前にして、果敢に戦い続けた姿。

それらは描けていたけれど、
やっぱり彼女の“本当の心”に迫るにしてはちょっと弱過ぎた。

現在彼女は認知症であり、表舞台に姿は見せない。
そんな彼女が今、どんな思いを抱いているのか。
ちょっとお涙頂戴すぎた“演出”が、
彼女の魅力を生かしきれなかった理由なのかなー。
彼女の雄姿は誰もが知っていることだから(私は知識が浅かったけど)、
「誰も見たことがない彼女の姿」を焦点にあてたのは尤もだけど、
必ずしも「知らないこと」=「知りたいこと」ではない。
完全に、信憑性が低いところを焦点にしてしまった時点で、
博打だったし、賭けに負けちゃった気がする。

認知症になる前の、彼女はどうだったのかなって。
それこそ、みんなが知りたい彼女だったんじゃないかなって。
夫のデニスが亡くなった直後、
人生を振り返った彼女が見せる涙こそ、「鉄の女の涙」なのではないかなと。

映画の途中で、“デニスを恐く”描いていた時もあり、
ああいうのは彼女どころか、家族すら認め難いだろうって。
マーガレット・サッチャーを客観的に描こうとするには、
彼女の心情を理解してから、じゃないのかなー。

最初にも言ったけど、
脚本の構成は頑張ってたと思う!
撮り方も相俟って、政治的なシーンも印象的に表現してたし、
意欲的な映画だったよ!
ただ、「物足りない感」は否めないよねっていう。

でも、とにかくメリル・ストリープの演技が凄い
だって予告観ただけで、
「あ、これ今年のアカデミー主演女優賞だ」って確信持てたもん。

ここまで役に気持ちを落とし込んでても、
メリル自身の精神の不安定さは感じさせない。
でも、そうして自我は保ってるのに、メリルだとは感じさせない。
「メリルがマーガレット・サッチャーです」という設定を
事実だと鵜呑みできてしまうほど、
確かなメリルの、メリルじゃない「マーガレット・サッチャー」だった。

メリルはやっぱりアメリカ人なんだよね?
完璧なイギリス英語で、これにも凄い驚いた。
62歳なんだね~
なんだかいつまでも輝いている彼女が素晴らしいよ!
まだまだ彼女の活躍と、3度目の主演女優賞に期待したいよ!



もちろん、政治家は過程も大事だと思う。
でも本当に求められるのは結果
その結果は必ずしも、すぐ目の前に現れるわけではない。
だから、結果が見える前に何かにつけて「批判」「否定」するのは間違い。
人は、尚早すぎる
言うのは簡単。人はもっと辛抱強くあらねばならない。

彼女は身を呈し、それを証明した
政治家になり、首相になっても、彼女は常に批判の的にあった。
彼女は不安も恐怖も捨てて、強くあろうとした。
それこそが、自分の信念を貫く、唯一のシールドだったから。
それこそが、自国を守り、何世代先の国民に残せる未来だから。
彼女が見据える先は、人が見ている、何手も先なのだ。


女性の地位がまだ、確立する前。
否、未だ古い慣習が残っている社会。
そこへ、先駆けとして英国で立ち上がった女性がいた。
まーがれっと・さっちゃー てつのおんなのなみだ
マーガレット・サッチャー
彼女は今、何を思う。

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おはようございます。
メリル・ストリープさんはやっぱりすごい女優さんですよね。この前、「ジュリー&ジュリア」を観て、色んな役をこなす人だなぁと改めて驚かされました。

ところで、今月もブログDEロードショーを開催します。
作品はみなさんの投票で決まった、あの作品!
自分の観たい作品になったか、ぜひ告知記事でご確認下さい。
観賞日は4月20日(金)~22日(日)。遅れても大丈夫です。
もしお時間ありましたら、また皆と一緒に映画を楽しみましょう♪
【2012/04/13 07:37】 URL | 宵乃 #wLFgNV3g[ 編集]

>>宵乃 さん

いつもお知らせありがとうございます!
バタバタしててお返事が大変遅くなりました・・・。

告知見させて頂きました!
遅ればせながら、早速レンタルに参ります☆☆


メリルはやっぱり凄いですよね~!
凄すぎて呑まれそうです。
どんな役でもやりこなすところが本当に凄いですよね!
そしていつもいつもパワフル!!
もっと彼女の出演作観ていきたいです!!
【2012/04/23 22:40】 URL | なるは #-[ 編集]















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