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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい
国家最重要機密映画。

あるご

アルゴ』を観た!!

1979年。イランのアメリカ大使館が襲撃された。
50人以上のアメリカ人職員が人質となった。
6人の職員は間一髪で脱出、カナダ大使私邸で保護される。
アメリカへの怒り治まらぬイランの民衆。
在住するアメリカ人をしらみつぶしに探しては、
残虐な方法で次々と処刑していく。
身を潜める6人の命も、時間の問題だった。
ひとびとの怒りの強大さ。
ひとりひとりに向けられた時の恐ろしさ。


驚くべき極秘計画の遂行と、その結果。
“映画”の結末を知る人も、知らない人も、
緊張と恐怖でおののくだろう。
この映画、凄い。
ベン・アフレックの采配に拍手
実話だけに頼らない、本腰入れた逸品

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これまでにも、
映画みたいな本当の話の映画化をたくさん観てきた。
或る人生、或る出来事は、
想像を超えるような壮大な“ストーリー”だったりする。

でもまさか、
嘘の映画の映画みたいな本当の話の映画化がされるなんて。
喉から手が出るほど欲しい脚本。
それを自ら引き当てたのか、舞い込んだのか、
ベン・アフレックが主演・監督・製作を務めた本作。
(製作には、ジョージ・クルーニーも名を連ねる。
 ベンより先に脚本を知っていたあたり、さすがと言える。)


ベン本人も語るように、
監督と俳優としての仕事を兼任することは、
自分の出演シーンがあれば、
監督としての任をある程度放棄しなければならない。
私はあんまり両方をこなすことは好まないけれど、
予告を観て、全くデキに問題ないと感じた
あるご
脚本は死んでない
それどころか、
映画化の大成功
これほどおもしろい脚本を、脚本だけに頼らず、
映画という映像作品として、相当のこだわりを見せていた。
監督自身の明確なビジョンが功を奏してるんじゃないかな。

で、このテのストーリーに対して、
政治的な解釈は入れていないということ。
もはや、誰が悪いとか、何がいけないとか、
そういう次元じゃないから。
ちょっとやそっとの酌量や説明責任じゃ収拾つかない。

けして軽々しく扱ってはいない
でもそれ以上に、ベンがこの作品に携わるにあたって、
きゃっきゃしてる部分も結構見受けられたりする。
映画として、この“映画”の面白さをわかってる
そしてそれだけを伝えるべきだとわかってる
あるご
「なんなんだ、この嘘みたいな実話は!」
その衝撃が、時代背景と重たい歴史に包まれながらも、
ひとつのエンターテイメントとして観客が楽しめるゆえん。
映画界をアダにしつつ映画の力をも証明する
ベンが楽しそうに仕事してるのが伝わってくる!!
この映画に携わって、楽しくないワケがないもんね!!


一方で。
映画の冒頭で、事件が起るまでの流れを、
ちゃんと語る姿勢も見せている。
あるご
真実を歪曲するのは、時代遅れ。
だから、“両方の視線”から、“双方の汚点”から、
スタートさせて中立の立場であることも示す。
けして結論から逃げているわけでも、
曖昧にしているわけでもない。
そうすることで観客は見誤らないし、
一方的な判断と行動をしたことで、
誰かが傷つき、誰かが怒る、という人間の在り様を、
第3者の目で見て、冷静に物事を考えさせる
誰が善人で、誰が悪人なのか、答えなんてありはしない。
どっちもどっちで、まだまだそのどっちもどっちが、
繰り返しあらゆるところで繰り広げられていることを、
広い視野で見るきっかけを与えてくれている。

我が国:日本も、
ここいら特に隣国とのいざこざが絶えない日々だけど、
そういう時にどう見て、どう考え、どう行動するか、だよね。
非難することが解決にはならないし、
報復を望むことが正当とは限らないし、
無関心が正解であるわけもない。

絶対的な答えなんてありっこないんだけど、
どっこいどっこいの繰り返しだけは情けな過ぎる。
いい加減、ずば抜けて大人になりたいなぁ。


一番、最悪なことは。
あるご
総体的な物事による怒りが、個人によって、個人に向けられること。
怒りは個人のものだけど、
総体的な物事が与える怒りが広範囲に及び過ぎて、
怒りを覚えた個人の数が膨大で、それが集約された時に、
総体的な物事へ全ての怒りが向けられればまだマシなのだけれど、
それが結果的に個人に向けられてしまうことが一番最悪

象徴的なものを壊せば、集約された個人の怒りが表現できるかもしれない。
無関心だった全世界の個人が、それに注目するもの。
でも、壊されたものに巻き込まれた個人には、
個人の怒りを向けられるほどの罪はないんじゃないかな。
個人の怒りを向けられた個人は、
個人の怒りを覚えることになる。
個人の怒りは、個人へと連鎖する

その、人間の根本的性質を
どうやってリアルに表現するかで
この映画の重さが変わってくる。
あるご
総体的な物事から与えられた個人の怒りは、
簡単に解消できるものではないし、
個人の怒りの集合体は、
説き伏せられるほど理性はない。
なんでこうなっちゃったのか
あるご
個人個人が考えなきゃ、連鎖は終われない
「私は悪くない」を思うんじゃ遅すぎる。
自分が個人の怒りを覚えた時にどうするかを、考えなきゃいけない。
あるご
なんて、言うのは簡単だけどね。
でも、小さいながら今私も
個人の怒りをぶちばけそうなので(職場に 笑)、
安易にそうしないよう自分に言い聞かせてる。
代替案を出すとか、他人に迷惑かけない解決策を探さねばね。


6人の救出を。

この“映画”、結末を見破られてはならない。

キャストもしっくりくる人選!
地味ながらも意外と豪華な顔ぶれで!(どっち)
実在の人物と雰囲気も似てて、細かなところにもぬかりがない!!
音楽も、アレクサンドル・デスプラががっちりと配置され、
撮影監督も『バベル』や『21グラム』に携わったロドリゴ・プリエトで間違いない人選。
当時の、実際の映像とを織り交ぜることで観客は、
音と、肌で、怒りを浴びる

どうしても、映画レポを書くにあたって、
目で捉えた以上のことを書きたくなってしまうけど、
サスペンス映画として考えても、本当にデキがいい!!
飛び交うシュールなセリフも、小気味良い。
あるご
最後には、映画って凄い。
そこにピント合わせて余韻に浸ってヨシ!

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画






作品賞おめでとう!!って感じですね

授賞式のベンアフレックのスピーチ最高でした

「もう無理と思っても、さらに努力しなければいけないことを学びました。
 そして、人生は転んでもまた立ち上がらなければいけないことを学びました」

ぼくも、そういうものだと思います


さて本作
こんなに緊張した映画は久しぶりです
いい意味で、軽くストレスを感じましたww


でも
ここまで映画ネタを盛り込んだ作品も
めずらしい

 
宇宙空母ギャラクティカのサイロンの兵士が
でてきたり

フラッシュゴードンのキャラクターにそっくりだったり

アルゴというタイトルも船の名前だとわかります


このころ
スターウオーズの爆発的ヒットにより
たくさんのSF映画が作られたんですよねえ




あと、1枚の絵コンテを持ち帰り
その絵が子供を奪い返す主人公が描かれていてるところに
妙に感動しました
【2013/03/03 03:18】 URL | 庄屋弁当 #-[ 編集]

>>庄屋弁当 さん

こちらにもコメントありがとうございます!

実はまだ授賞式は観ていないんです!
(録画して週末に家族と観ます♪)
でもホント、作品賞獲れてよかった!!
ベン・アフレックだから余計に嬉しいというか!
『リンカーン』に敵わないと思っていただけに
嬉しい驚きです!

映画愛にも満ちていて、
ユーモアもあるのに、
本当に良い意味でストレスが凄いですよね(笑)
結果はなんとなくわかってるのに、あまりの緊張感!
社会的メッセージ性も、ひとまず置いといているところも、
映画として上質だったなぁって思ってます。
だからこそ、
「ああ良い“映画”を観た!!!」と満足できるんですよね♪
【2013/03/06 09:42】 URL | なるは #-[ 編集]















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