======
家族とより、
長い時間を過ごせるように。
ウィル(
ダニエル・クレイグ)は決意する。
出版社での編集者の仕事を辞め、執筆活動に務めることを。
そして、郊外のマイホームで、
家族との時間を大切にしながら、幸せに暮らす。
これ以上の幸福がどこにあろう?
何があろうとも、“今”を大切にするだろう。
しかし。
この家、違和感。
何者かが迫る気配。
残された傷跡。
実態が掴めない真実。
それでも、家族を守ってみせる。それこそが、自分のためでもあるから。!予告すごいネタバレ 観ないが吉!悪くはないんだが、どうもムカムカして吐き気がする。
スリラーとして、エンターテイメント作品として、
単純に楽しめれば良いんだけど、
あまりに残念っていうか。
こんなの望んでないっていうか。
ホラーじゃないんです。
人為的だからこそ、サスペンスを堪能できるはずなのに。
でも人為的だからこそ、イライラする。ショック。
それがこの映画の上手さなのかなぁ。
思い返すと、ちゃんと伏線も張られてて、
窮屈だけど、ちゃんとしっかりまとめきってるんだよ。
恐い演出も、危機迫る感じも、上手に表現してるし。
このテの作品は出尽くした感もあるけど、
視点の置き方も悪くないしね。
興味があったら観ても問題ない。
でも個人的には、もう観たくない。
少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!

レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!------
! 以下ネタバレあり !夫婦(ダニエル・クレイグと
レイチェル・ワイズ)で、
よくまぁこういう映画の夫婦役として出演したよね。
と、思ったら、
この映画での初共演が決定打となったのか、
これがきっかけで2人は結婚したんだね!

だとすれば、夫婦としてのシーンはとっても現実味があって、
(演じてて、お互いもそれがリアルに感じられたのでしょう)
とっても素敵な夫婦を演じていました。
もしこれが、既に夫婦の2人が演じたとすれば、
絶対にトラウマになったり、先行きを杞憂して、
結婚生活がズタボロになったことでしょう。
自分がもし役者で、旦那さんと共演するとなっても、
絶対にこの映画ではしたくないって思う。
なんだかわからないけど、
この作品に物凄く不快感を覚えた。
や、作品自体は悪くないんだけど、
犯人像っていうか、動機っていうか。
これが
逆恨みとか、
変質者の仕業とか、
そんなんよりはずっと救われてるとは思うんだけど、
それでも
“とんだ間違い”が、
かけがえのない家族をぶち壊しにしたのだと思うと、
あまりにいたたまれなくって、
何でこんなストーリーなんだよって悲し過ぎる。
現実はそうなのかもしれない。
あたりまえにあった幸せが、
あとかたもなく消え去るなんてこと。
でももうそんなの、毎日のニュースで十分感じてるじゃない。
今の私にはいっぱいいっぱいなんだよ。
だったらファンタジーばっか観てろって感じだよね。

心のキャパシティーがない時にこういう映画は観るもんじゃない。
危うく『
メランコリア』ばりに落ちそうになった。
子役の2人が、あんまり上手くないかなって思ったら、
後半になって、あまりに自然体な演技になるから、
無垢な少女たちを危機に晒した犯人に対して
怒りが込み上げて本当に気が狂いそうだった。
『ゾディアック』とかにも出演している
イライアス・コティーズっていう俳優さんが
もはや大嫌いになりそうなくらい。
映画としては『
シャッターアイランド』を真っ先に浮かべるよね。
ああ、そっち!?ってわかった瞬間には、
若干萎えるんだけどね。
今作は一味違う方向に行こうと頑張ってたけどね。
キャストは好きでした。
だって、ダニエル・クレイグや、レイチェル・ワイズ、
そして
ナオミ・ワッツだもんね。

アンという役は、映画の一要素的に、
不信感を抱くような形で描く必要があったわけだけど、
結局は物凄く、でき過ぎた人間だったよね。
いくらお向いさんでも、ここまで感情移入できますかね?
ここまで優しくできますかね??
この、不思議(に見えた)男女3人の三角関係には、
特別な何かがあるんじゃないかなって思いつつ、
ないのか、あるのか、最後まで濁されたというか、
この先あったりなんかしてっていうか。
ただまぁ3人の共演を堪能できるほど、気持ちに余裕がない映画でした。
前半は結構ビビらせてくるしね!!
ほうじ茶ラテこぼしちゃって、首をやけどしそうだったよ!!
ただ、ダニエルの“父親”の姿、“夫”の姿だけは、
私をドリームハウスの一員にしてくれたよ

彼が傍にいるだけで、心強いと思った。
絶対に守ってくれる気がしたし、
男性としての強さと優しさがあふれ出てて
ぐへへだった

でもそれが、監督の
ジム・シェリダンが言う、
「彼は本当にそうなのか?」ってことなんだろうね。
キャスティングが功を奏したってことだよね。
ダニエルの危なげな演技に(あんまり深みを得れなかったけれど)、
自分を追いこんで追いこんで・・・という姿が見て取れた!
そういった
心の作業の上では、
レイチェル・ワイズやナオミ・ワッツの方が勝ってる気がしたけれど。
てか『
マイ・ブラザー』の監督だったのか・・・。
なんかそうなると、納得してきたぞ・・・、彼の作風。
さ、もうこの映画のことを考えるのはよそう。
“ダニエル・クレイグが旦那だったら”という
淡い余韻にだけ浸って寝ます
いつもクリックありがとうございます!ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★

拍手もありがとうございます!励まされます!
- 関連記事
-