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たえてこそ人生。

あるばーとしのじんせい

アルバート氏の人生』を観た!
原題:『ALBERT NOBBS

19世紀のアイルランド。ホテル“モリソンズ”。
そこで女主人に雇われた、一人の紳士がいた。
アルバートは、誠実で寡黙で、勤勉な人間であった。
しかし彼の真の姿は女性である。
長年、“自分”を隠し続けて給仕に励む一方で、
彼女はある夢にむかって、地道に金を貯めてきた。
そして、好機が目前となった時、転機が訪れる。

主演のグレン・クローズ構想30年を経て映画化。
役柄に対する真摯な取り組みには畏れ入る

映画としては、
これが人生と云うものの美学だと言われると萎える。
時代背景を織り交ぜつつ、
女性が女性として生きていくことの難しさ、
その上で呪縛から解かれてありのままに生きようとする姿、
性別を超えての人を愛する心を表したかったんだろうけど、
あまりに切ないというか。それ通りこして、「え・・・」
ある人の、ある視点。
そうした意味では価値のある1本。
特別オススメする作品ではないけれど、興味があればぜひ。

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ひとりの“男”として。
あるばーとしじんせい
いつか、ひとりの人間になるべくために。

アルバートは誰にも疑われることなく
長年ホテルで給仕を務め、信頼をかちえてきた。
はした金をせっせせっせと貯め込み、
いつか独立することが彼女の夢であった。
夢があるからこそ、彼女は嘘をもつづけてこれた。

ある時、ホテルの内装を塗るためにやってきたペンキ屋に、
本当の姿を知られてしまう。
あるばーとしじんせい
秘密を死守できるか不安が募る一方で、
この出会いが、自分らしく生きようとする後押しになる。

しかし、夢を持つこと自体が禁忌だったのだろうか。
あるばーとしじんせい
アルバートの際限なく広がる未来への希望は、
現実から距離を成すものばかりだった。

アルバートがなぜ男性として生きていくことにしたのか。
誰を、なぜ愛するのか。どう愛するのか。
映画を観進めるうちに明かされていくけれど、
最後の最後までアルバートという人物像が見えてこない
思っていたより、リアリティに欠けていたのかもしれない。
10代前半までは女性として生きてきたなりの、
女の勘ってものも全くない。
こうまでトンチンカンなところが、嘘くさい。
その姿は、健気というよりは、見ていて痛い。
結局彼女は、ありのままに生きれたのかさえ疑問である。
なんだってこうも、悲惨なんだ。
例え人生にゴールがなくなって、
映画にはゴールがほしいところ。
「なんだったんだろう・・・」と思えてしまう。
これだけ挑戦的な題材を前に、
丹念に煮込んだ上、焦がしてしまったという感じ。

予告の感じと、本編の感じも違うしね。
あるばーとしじんせい
報われることが“映画らしい”と言っているわけじゃない。
でももっと、アルバートという人間を愛したっていいでしょう?
無情が人生じゃない。
いや、無情が人生というものだったとしても、
無情な世の中なりの人生というものを映画に見い出してほしかった。
映画の終わりには、良い意味の余韻が残るのではなく、
なんだか胸にシコリが残るような後味の悪いものだった。


アルバートを演じた、副大統領
グレン・クローズは、『エアフォース・ワン』での
女性副大統領での役柄が印象的(というかこれが初めまして)だったから、
強くて、たくましい女性のイメージが強い。
彼女が舞台でアルバート氏を演じた時
これを映画化することに使命感を覚える。
役への真摯な取り組みは本当に素晴らしくて、
ふとしたら女性的にも見える表情も、かえって魅力的で、
それでも紳士的な動作には本当の男性に見紛うほどだった。
あるばーとしのじんせい
たいていはで「男性」「女性」の見わけがつくよね。
中には本当にどちらだかわからない中性的な人もいるけれど。
固定観念のない子どもには、特に直感でわかってしまうこと。

ジャネット・マクティアの雰囲気も同じことが言えたよね。
どうにも抗えない、“らしさ”は滲み出てしまう。
それでも、そうまでして生きている人間がいるとなったら、
疑いようがなくなるわけなんだろうな、特にこの時代においては。

若者のふたりも、演技はよかった!!
あるばーとしのじんせい
ジェーン・エア』とかこういう時代の
こういう雰囲気の女の子役多いね!ミア・ワシコウスカ
今度ニコール・キッドマンとの共演作も控えていて、羨ましい限り!!!

そして『キック・アス』のアーロン・ジョンソン!!
良い演技だった!なかなかのイケメンだったしね!!

しかしまぁなんだ、よくこういう生き方ができるよね!!っていう、
半ば失望感ある役柄だったよね、2人。
若さゆえ、愛に猛進なゆえ、時代ゆえ・・・とは言え、
「ばかじゃんほんと・・・」と思えてならない。

出るなら出るで、もうちょっと
活躍してほしかったのはジョナサン・リス・マイヤーズ
最後の最後まで良い役のポジションにいてくれたのはブレンダン・グリーソン
この映画、ホロラン医師がいたからに、救われたようなもんです。
彼がいなければ、救いようのない映画だったと思う。精神的に。


監督は、コロンビア人のロドリゴ・ガルシア
彼の作品は見たことないなぁ。

耐えてこそ人生。

わたしが絶えるまえに。

あれこれ、物足りなさばかりを列挙してしまったけれど、
やっぱりアルバートの特異な人生と、
その物語という物語自体はとても惹かれるものがあったし、
単に好みの問題で、私はこのテの収拾をされる作品は苦手だけど、
評価も高いみたいなので、興味があったら観た方が良いと思う!

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