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【陽面着陸計画】映画知ろうとレポ!今日は何の、映画を観る?
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僕らの世界は小さくて
限りなく大きい。


むーんらいず・きんぐだむ

ムーンライズ・キングダム』を観た!
原題:『Moonrise Kingdom

舞台は1965年。
ニューイングランドにあるちっぽけな島で事件が起きる。
孤児のボーイスカウト:サムと、
孤独な少女:スージーが、“かけおち”したのだ。

そこで気づかされる、
こどもたちの純粋な強い思いと、
おとなたちの果たすべき責任。
小さな世界には、
大きな未来が待っているから。


豪華俳優陣がこぞって出演するわけだ、
ウェス・アンダーソン監督作品。
“雰囲気勝ち”以上のメッセージ性。
セリフも素朴で、的を射ている。
自宅鑑賞でも可だけど、観ておいて損はない!

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こどもの世界は、はかり知れない。
おとなをあっと言わせることをするだろう。
むーんらいず・きんぐだむ
それに畏れて、おとなたちは叱るだろう。
「こうでなければならない」、「こうしてはならない」。
こどもたちは、おとなと一緒にいても孤独を感じ、
おとなと一緒にいても不安を覚えるだろう。
そして次第に、“未来”を忘れるだろう。
むーんらいず・きんぐだむ
おとなたちのような、おとなになるのだろう。


でも、サムとスージーは
こどもながらも強い決意をもっていた。

むーんらいず・きんぐだむ
おとなたちが不自由で、身勝手であることを知っていた。
時には、おとなの言うことを裏切り、
決断することの大切さを本能的に知っていた。
こどもであるお互いが求める愛を、
こどもであるお互いに求めることができることも知っていた。
守られていないのなら、離れることだって選択のひとつ。
僕たちは、僕たちで生きていくことだって、できるんだと。

めでたし!

・・・では終わらないから、素敵。
この映画は、ホントのところ、こどもの視点の映画じゃない。
こどもの心は、おとながかつてこどもだったのだから、知っている。
映画が描いているのは未知数のテーマではなく、
普遍性のある、おとなたちへのメッセージ
むーんらいず・きんぐだむ
こどもたちは、ますます新しくなる。
おとなたちは、こどもたちについていけなくなる。
抑えつけたくなる。
おとなを求めていない、こともだちに自信をなくす。
“おとなの形”にすることに、あくせくする。

でも、こどもたちをよく見てみて。
むーんらいず・きんぐだむ
誰よりも、おとなの手を必要としている。
従わせるのではなく、歩み寄って。
叱りつけるのではなく、やさしく諭して。
こどもである、こどもたちは、
こどもだった、おとなたちに守られなければならない。

こどもの世界はまだ小さいから。
「いつかこうするために、今はこうしてみるのはどうだろう?」と、
ますます新しくなるこどもたちと、一緒に考えてあげて。

おとなの未来に限りがあっても。
おとなの未来は、こどもには未知数だから。

限りない、こどもたちの未来のために。

ウェス・アンダーソン監督の作品は、今作が初めて。
確かに、世界観は超絶に“カワイイ”。
ここまでくると、個人的にはやや鼻にかかる。
でも、テーマがやさしくて、導きがあるのならと、
他の作品も観てみたいと思うきっかけになった。

セリフも的確で、
ひょいっと持ってくる言葉が、
テーマをガチっときめる。鮮やか。

こどもたちが頑張る映画はたくさんある。
特に、こうしたマセたこどもが出る映画においては、
演じるこどもたちへのゴールがないと不安でしょうがなくなる。
確かに、映りはカワイイだろう。
でも、演じるこどもたちは、現にこどもなのだから、
映画による意図的な、“マセ”を覚えさせられてしまうのは本当に恐い。
しかし今作はちゃんとゴールがある。
こどもの世界のためには、おとなもいなきゃだめなんだよって。
ただただ自由にさせることがこどもため、ではないんだよって。


それにしても、
キャストが豪華過ぎて意味わからん!!!
ブルース・ウィリスエドワード・ノートンが並んだ時には、
「どうすればいい!?!?」と軽くパニック
またこれ、エドワードの演技がヨダレ出るほど素敵で。
むーんらいず・きんぐだむ
“奪われた”時の演技が繊細過ぎて、キューンだった
“ああだからエドワードが好きなんだよ!!”と改めて思った。

しかし、
ティルダ・スウィントンの演技はホント、絶妙過ぎて凄いわ。
むーんらいず・きんぐだむ
ケヴィン・スペイシーに抱く気持ちに近い。
下手に演技学校に通うなら、彼女の演技を見て学べ。
その域は神がかっているが、
特殊というよりは、“正解”
「演技の答えが、ここにあります」という感じ。

ビル・マーレイフランシス・マクドーマンド
ジェイソン・シュワルツマンハーヴェイ・カイテル・・・
豪華過ぎるなぁ。
アンダーソン監督作品においては、
おなじみの顔って人もいるみたいだね。

かと思えば、新人の少年少女も巧みに扱う。
むーんらいず・きんぐだむ
驚くほど、彼らの演技はマセている。
特に、スージーを演じたカーラ・ヘイワードちゃんは、
演技がとってもクールなんだけど、情熱的
むーんらいず・きんぐだむ
彼女には今後も演技を続けていってほしいなぁ!!
当時12歳とか信じがたい。大人っぽい。綺麗。


音楽はアレクサンドル・デスプラ
はぁだからか!!!と言わざるをえない。
なんでこの人上手いんだろうね。サントラ要チェックだわ。
視聴はコチラ

鼻にはかかったけれど、
観進めていくうちに、馴染んでくる映像センス
内容も相俟って、最後の最後には、
ウェス・アンダーソンの世界観とコダワリに、感嘆。
むーんらいず・きんぐだむ
勝手な想像だけど、彼はとっても謙虚だ。
“ひかえめ”な気だってしてくる。
でもこれだけ彼の手法や趣向が全面に出せるのだから、
相当な支持を受けているに違いない。
やっぱり、彼の過去の作品を観よう!今がチャンスだ!


ガールスカウトに憧れてた。
やってみたかったなぁ。
そして、かけおちと言わずとも、
危険を顧みず、ボートで旅に出てみたかった。
失踪事件を起こして、ウォード隊長に追われて、
むーんらいず・きんぐだむ
隊長に恋するんだ(結局そこ)。

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