ADMIN TITLE LIST      
今日は何の、映画を観る?
【随時更新】トップ画像まとめはコチラ
映画のこと、まとめることに、なりました。
PRODUCED BY RECRUIT
そざい ギャザリー そざい
人はどこまで、真であれるか。

ふらいと

フライト』を観た!
原題:『FLIGHT

機体トラブルで急降下する旅客機。
誰もが死を悟った中、
ウィップ・ウィトカー機長は機知に富んだ操縦で不時着させる。
被害を最小限にとどめ、その行動は英雄視された。
しかし搬送先の病院で検出された血中アルコール
一変、罪を問われる立場となる。
彼を正義とするか、不義とするか。
難題は、どちらの道義を選ぶのか。

正直、思った感じと違っていた。
中だるみもあり、もうちょっと上手くまとめられたかなって。
でも、デンゼル・ワシントン
だから、デンゼル・ワシントン

彼が物語を答え、期待に応える。
デンゼル・ワシントンだからこそ、
映画のクライマックスの追い上げは凄い。

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ blogram投票ボタン

======

予告の雰囲気と、イメージが違っていた。

デンゼル・ワシントンが演じるってだけで、
“偶然”飲んだ酒と、“偶然”のフライトが重なった、
不慮の飛行機事故なんだと思い込んでしまった。
そして彼が善なのか悪なのかの判断に迫られるのだと。
揺るがない道理を問う、非常に難しい問題なんだと。
ふらいと
でも実際は、ウィップ・ウィトカー機長は
人間としてあまり尊敬できなくて、
いろいろ事情があったにしろ、
この人の操縦する飛行機なんて乗りたくないって、
思わざるを得ないところに、共感性がどんどん薄れていく

ウィップを、単純明快に“悪”だと言い切れるわけじゃない。
この事故で、彼が恨まれる筋合いはないと思う。
ただ事件を切り離して考えた時に、
果たして彼は罪人なのではないかと思う。

そして、この映画が最終的に行きつきたいところは、
“彼が罪人として問われるべきか否か”なのではなく、
ふらいと
呵責を感じるかどうか、である。
彼の立場になって考えるというよりは、
あなたは日頃この立場になった時、
良心に問い、良心にちゃんと従っているか、を尋ねている。
思いとどまる人間性を、まだ持ち得ているか。
自ら過ちを認め、正当なさばきを受けているか。
誰でも自分のミスを報告するのは恐い。
でも嘘の積み重ねは、人間を豊かにしない。


真を言葉にすることは本当に簡単。
でも実際にそのように行動に移せるかは、自分自身疑問である。
自分が彼の立場なら、罪を逃れようと必死になるだろう。
そしてそれが結果的に自分の首を絞め、
死ぬように生きながらえることになるのだろう。

ウィップへの共感性が薄れる理由は、
彼の職業柄、最も期待していることが、裏切られたことにある。
勝手にすがった彼への信頼を、
想像し得ない人間性で不信に陥らせたから。
ふらいと
一般市民が万引きをしても厳重注意で済まされることが、
政治家が万引きすると社会から非難轟々浴びさせられるのと同じ。
旅客機の操縦士に求める、人間性がある。
医師に命を委ねる患者と同じ心境である。
上空で何よりも信頼するのは、機長の人間性である。
操縦の腕ももちろんであるが、
人として安心できなければ裏切りと豪語しても正論にとられる。

そうした意味では、
彼はもっと自分の“職業柄”を理解しなければならなかった。
それでも。
ふらいと
彼も一人の人間であるには違いない
怒りのやり場のない事故被害者の遺族たちが、
責任逃れのためにここぞとばかりに攻め立てる企業が、
自身を非難することに、得心が行くわけない。
理不尽だと思うだろう。命を救った立場であるというのに。
彼の言い分は正論である。事件の加害者にはなり得ない。
ふらいと
彼の罪は事件になく、
信頼を裏切ったことに罪がある。

混同して考えるから、混乱する。

ふらいと
そして彼は、職業的な立場によって、守られる。
この社会では、臭いものに蓋をすることだってできてしまうのだ。

あとは自分次第。自身に問え。

保護に甘んじるか、自ら罪に処すか。


少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへblogram投票ボタン
レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
------

ウィップの私生活の描写は確かに、
ウィップという人柄を表すには必要だったけれど、
物語としてはどうしても淀む部分であり、流れの悪い展開になってしまった。

でも、冒頭と、クライマックス。
浮遊感と恐怖と絶望の事故シーン。
罪悪感と憤怒と失望の公聴会シーン。
これで挟んだから、もち直すことができた作品だった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや、
フォレスト・ガンプ』を手掛けたロバート・ゼメキス監督作品。
どうしても監督により、余計な期待感でいっぱいになるけれど。

でもそれ以上に、
やっぱりデンゼル・ワシントンなんだよね。
彼を信じ、彼の映画を観に行く。
映画の演出のおかげもあるけれど、
デンゼルだからこそ、立ち直った作品。
彼が一滴涙を流したのなら、
観客はその数十倍の涙で顔を濡らすだろう。
デンゼルは観客に、人生の経験値を与える。
得たのことのない心の動きを、観客にもたらすことができる。
内容で「あれぇ?」なんて思わせたとしても、
終わった後は、やたら泣いたわ、なんだこれ。って思う。
結局エンディングが始まっても、
デンゼルが演じたウィップの心情を思うと、
ボロボロ涙が出続けて、
気持ち的には合点のいく脚本じゃなかったのに
作品への否定的な感情はあまり湧いてこなくて、
デンゼルが救った映画だなぁと思った。


キャストも豪華でした。
ドン・チードルとデンゼル・ワシントンの共演は、
画面が贅沢にビビッとしまって、うほぉってなった。
もっと出演時間と役柄に重みがあればよかったなぁ。
ドン・チードルの演技を堪能したかった。
ま、『アイアンマン3』が控えてるから良いけどさ

シャーロック・ホームズ』シリーズで
ふらいと
ジョン・ワトソンの婚約者を演じているケリー・ライリーも、
演技力が問われる役で、がっちり存在感を見せてくれた上、
やっぱこの人魅力的だなーと思った!
このニコールというキャラクターがいない設定での、
作品が観たかったけどね

あと、ほんとに映画としてはちょっとしか出ないのに、
強烈な印象を残したのが、ジェームズ・バッジ・デール!!!
一瞬本当にジェームズか疑ってしまうほど、
髪の毛を剃り、前より痩せて、顔色悪く(メイクで)なってた!
達観した演技が凄くて、感激してしまった!
SHAME-シェイム-』で再会した時には、
ありゃー、おっさん太りしたなぁ←それはそれでイイ」と思ったけど、
あれから1年後で、ここまで役作りできちゃう人なのか!!
彼も『アイアンマン3』にも出るみたいで、期待かかってるね34歳

スター・トレック』のブルース・グリーンウッド
最近やたらどっかで観てるなーって思ったら、
海外ドラマ『LAW&ORDER ロー&オーダー』のタマラ・チュニーといった具合に、
好みの俳優さんがたくさん出てたなぁ。
ジョン・グッドマンに至っては、
今年度アカデミー賞作品賞の『アルゴ』といい、
昨年度の作品賞『アーティスト』といい、
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』等々、
あまりに作品の引きがよくて、羨ましい通り越して嫉妬するわ!!


結構、衝撃的なシーンが頭からあり、
息をのむと言うか、
思わず足を踏ん張ってしまうほどの恐怖を感じる。
そこから勿体ないくらい、たらたらっとしてしまうんだけど、
ふらいと
観ている方も常に問われていることには間違いなく、
精神的にキリキリし、
ウィップの最後の決意においては
聞いた途端思わず目を閉じてしまうほど
うわあああああと思った。

だから観て損はない映画です!!
期待するほどではなかったけれど、それでも良作!!

いつもクリックありがとうございます!
ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
拍手もありがとうございます!励まされます!
関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 陽面着陸計画, All rights reserved.