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映画史に切り刻む。

ひっちこっく

ヒッチコック』を観た!
原題:『HITCHCOCK

アルフレッド・ヒッチコック
サスペンス映画の巨匠として祀られ、
1959年には『北北西に進路を取れ』の大ヒットで
絶大な人気を博していた。
一方で、御年60歳
彼の人気の陰りを待つ者も、引退をはやし立てる者もいた。

反対を押し切った『サイコ』の製作。
ヒッチコックはこの作品に、どんな思いを刻んだのか。

ヒッチコックの内面に迫る映画だとしたら、肉薄
ただ、ヒッチコックがどのように『サイコ』に取り組んでいったのか、
知られざるその背景が面白い!
というわけで、『サイコ』観てからドウゾ!!

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ヒッチコックの映画と聞いて、
急いで彼の作品を観なければと思った。

ずーっと前に『』を観て、
(当時ヒッチコック作品だと知ってたか疑問?)
最近になってようやく『裏窓』を観、
駆け足で『サイコ』を観て、
危うく終わりかけてた本作『ヒッチコック』を観るに至った。

観たのは全部白黒映画だし、
古い作品っていうのはどうしても否めないけれど、
“作り方”の観点で観ると、それは、
技術ではなく、技法なんだとわかった。

CGやデジタルなカメラがないことで、
あらゆることを練っては撮って、練っては撮らねばならない。

でもそれは今でも変わりない。
撮ることはいつの時代も単純ではなく、
技術だけに寄りかかれば、表現はお粗末になる。

技法をいかに駆使し、取り入れるかで、作品の厚みは変わる。

変に加工されていないから、
作り手の意図や考えが見えてくる面白さ
いつの時代になっても映画が劣らないのは、
内容だけじゃなく、“映像も”、なんだね。

『サイコ』を初めて観た、以前から
あの有名なシャワーシーンは知っていた。
(だから恐くてなかなか観る気になれなかったんだけども。)
あのシーンなんかも、
今観たって、「なるほどー!!!」って思うよね。
ひっちこっく
傷から血は飛び出ていないのに、
肉に刺さるナイフを観ていないのに、
あのつんざく弦楽器と、巧妙に切り替えされる映像とで、
なぜああまで見えない実像が観えてしまうんだろう!
本当におぞましい!!!
映像表現の面白さが詰まっていて、
それこそが、ヒッチコックが夢中になったことなんだろうな。


この映画で目指そうとしたのは、
なんだったんだろう。

ひっちこっく
ロバート・ブロック原作の『サイコ』は、
アメリカの犯罪史にも残る狂気の殺人鬼:エド・ゲインを題材にしている。
エド・ゲインの倒錯する精神状態に迫ることが、
ヒッチコックの“映像の表現”への渇望に適った。

映画『ヒッチコック』は、
『ヒッチコック&メイキング・オブ・サイコ』を原作としている。

おそらくここで、ヒッチコックが『サイコ』を製作するにあたり、
ヒッチコックが陥った精神状態や、
それを目撃した人たちの証言録をまとめているんだと思う。
事実を描いた作品なら、さぞかし面白いと思う

でも映画化するにあたって、
その脚色にはあんまり成功していないように思う。

『サイコ』製作の裏側。
スタジオの様子や、資金繰り、撮影時の秘話等、
その視点は面白かった!
ひっちこっく
でも焦点は、結局ロマンスで。
や、“ロマンス”という言葉だけで片付けるのは乱暴だけど、
ヒッチコックが映画製作する上で、
奥さんのアルマ・レヴィルがどれだけ大きな影響力を持っていたか、
最終的にそれを強く前に押し出してたんだよね。
それはそれでいいんだけど、
だったらあの“エド・ゲイン”の描き方はなんだったのか、と。

やりたいこと、描きたいことが散在してて、
どこにも深みが生まれなくなってしまったのが残念。
せっかくのアンソニー・ホプキンスも、ヘレン・ミレンも、
うわべの演技にしか見えないという切なさ。
こんな大きな題材扱っておきながら、
賞レースには一切ノータッチだったのも、頷けるわ。

アンソニーへのメーキャップも、さほど効果を成してないしね。
むしろ自前で出た方が、もっと表情が前面に出て、
良い演技に見えたんじゃなかろうか。
(でも声、そっくりだね!!!!
ヒッチコックの映画だというのに、“小手先でごまかしちゃった”感
ヒッチコックの精神状態への掘り下げも、イマイチ足りなかったしね。


でもそうした中だるみも、
『サイコ』誕生の瞬間を観ること
全然気にならなくなる。
この映画、いくらでも面白くなる要素はあったと思うけど、
最終的、『サイコ』の面白さを再確認できたのがよかった。

彼にとって『サイコ』はなんなのか。

映画史にとって『サイコ』はなんなのか。

『サイコ』を観た後だと、
当時のキャスティングの残り香が脳内に漂っているから、
ジャネット・リーを演じるスカーレット・ヨハンソンの演技とか面白く感じた!
ジェシカ・ビールのキャスティングはいまいちピンとこなかったなー。

一番びっくりなのは、
アンソニー・パーキンス役を演じたジェームズ・ダーシー
『サイコ』観ながら、「パーキンス、ジェームズと似てるなぁ」って思ってたら、
案の定、ジェームズが彼役で映画に出てきた!!
ほんと飛びはねるよ。
「アンソニー・パーキンスって
 まだ生きてたっけ!?」
って。
それほど似てる。
(それにしてもアンソニー・ホプキンスと名前似すぎて困惑するわ 笑)

ところで、『サイコ』を観ながら、
目ざとい私はアンソニー・パーキンスが実に
イケメンであることに気づき、さっそくチェック。
ひっちこっく
ロバート・ダウニー・Jr.と同じ誕生日、
4月4日だったよ!!!(どうでもいい情報)


『サイコ』をいかに面白く観るか。
それは、“なんにも知らない”ってのが必須条件
ヒッチコックがネタバレしないよう必死に隠したように、
本作品を観る前にまずは『サイコ』観ないと、
『ヒッチコック』でネタバレされてしまうよ!!

これから徐々に、ヒッチコック作品を漁っていきたいな!!

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





これね
タイトルを「メイキング・オブ・サイコ」にすべきだと思います。

生い立ちから亡くなるまでに興味があったし
他の作品の裏話を期待したけど

ほぼ「サイコ」のみになってしまっていました
そこが残念


あと、ホプキンスがヒッチコックに似てなかった・・・。



エド・ゲインって
ホラー映画のモデルに
なっています

【羊たちの沈黙】の犯人
バッファロービルもそうなんだけど

ハンニバルレクター役の
ホプキンスを意図的にキャスティング
したのか疑問です

どうも連想してしまいます


でも、ヒッチコックが最も理解できなかったものが
女性だったことが、とてもおもしろかった

【2013/05/06 02:09】 URL | 庄屋弁当 #-[ 編集]

>>庄屋弁当 さん

こんばんは!

ごもっともです!!
原作のタイトルどおり、
『メイキング・オブ・サイコ』にすべきでしたよね。
ヒッチコックを掘り下げるにはちょっと浅かったです。

ホプキンスの外見も、
もうちょっとなんとかしてほしかったですよね。
むしろメーキャップなしの方がいけてた気がします。

>ヒッチコックが最も理解できなかったものが
>女性だったこと
これは確かに面白かったですよね。

どれかに焦点を定めるべきでした。
女性なのか、『サイコ』なのか、妻なのか。
【2013/05/07 21:37】 URL | なるは #-[ 編集]















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