ADMIN TITLE LIST      
今日は何の、映画を観る?
【随時更新】トップ画像まとめはコチラ
映画のこと、まとめることに、なりました。
PRODUCED BY RECRUIT
そざい ギャザリー そざい
我々は国家という強大なコミュニティで孤立する。

じゃっきー・こーがん

ジャッキー・コーガン』を観た!
原題:『KILLING THEM SOFTLY

この国は期待に満ちる一方、
共同体を謳う国家から孤立する人間で溢れている。

誰も救ってはくれない。誰も守ってはくれない。
希望を描いては裏切られる、それがこの国の実態。
だから俺は何にも期待しない。
自分だけが自分に成果を与え、報酬が不動の恵みとなる。

面白い映画か?と問われれば、「いいえ」。
そもそもこの映画は、面白さも爽快さも描こうとしていない。
会話重視の、考えてなんぼの作品。
つまり、「俺ならこう生きるね」、という
ジャッキー・コーガンによる啓示

にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ blogram投票ボタン

======

予告に裏切られた!!!という声をよく聞く。
日本の劇場やCMで流れた予告は確かに、
女性ナレーションのゲサな言い回しや、
あえて過去の“殺し屋”の秀作を列挙してるから、
期待しちゃう気持ちもわかる。
でもそれこそが、よく考えてみれば、
「いかにもな殺し文句」としか思えないでしょ。

ロバート・ダウニー・Jr.では(まだ)できない宣伝方法を、
ブラッド・ピットではできてしまう、日本。
みんなブラピ大好き!

ブラピがクールな殺し屋ですとしか
推しがなかったところが多くの人を結果的に裏切り、
結局それが宣伝の巧妙さでもあった。


どんな映画だろう?と
映画館が暗くなるや否や、わくわくするよね。

すると冒頭、大統領選に臨む、バラク・オバマ氏の演説が流れるんだわ。
そしてそれを“否定する”かのように、ブツブツと掻っ切る。

まだここじゃわからない。

ポツポツと、物語を巡るキャラクターたちが登場する。
何が起きそうで、何も起きない。
ストーリーに関係するのかしないのか、
わからない対話が続く。

ここらで、あれ?って思う。
あ、「バイオレンス重視ではなく会話重視」のスタイルなんですね。
会話で場と間を繋ぎ続ける、スタンスなんですね。

そしてテーマを背後で語らせる、
存外社会派ともとれる作品だったんですね。

となれば、面白いか面白くないか
二者択一では成り立たない映画。

会話はアメリカ的。
わかりにくい、伝わらない、というよりは、
よくあるアメリカンジョークってやつですね、って感じ。
でもテーマは、“アメリカのお話”では済まない。
そこにこの映画の巧さを感じなければだめ。

この作品はこの作品で良いんだけど。
こういう映画なんだって、納得できるから。
でも、ブラピゆえに迷いなく日本公開か、と思う悔しさもある。
これやるんだったら、
もっと巧妙な日本未公開映画があるでしょう、って。
もっと拡大ロードショーすべき映画があるでしょう、って。

しかも、結果的に可哀そうに、
バーン・アフター・リーディング』のように、
「想像と違かった!」「つまんない!」「金返せ!」になっちゃうんでしょう。
観てもらえば興行収入になるけど、
期待値だけ無駄に上げて、作品の評価をだだ下がりにさせるのは酷い。
もっと観るか観まいか考えている人に、
正しい判断をさせてあげてほしい。
客層選んでるんだから、作品が。

今の時代、「自分の目で観なきゃわからない」と思う人は極少で、
「みんなつまんないって言うからやーめっぴ」って思う人が断然多いのだから。
(と言いつつも、これから観る人目線で
 私も映画レポを書いているので矛盾しているんですけどね。)

孤立無援を自ら歩め。

その先は、失望も孤独もない世界。

どうあれ、
ブラピの雰囲気は素敵です。
じゃっきー・こーがん
人殺す以前に、殺人級の魅力。
こういうブラピよりはもっと素敵なブラピが他にもあるけど、
これはこれで素敵なブラピです。
彼は一体いつから、格上の演技を魅せてくれるようになったんでしょう。

対して、物語の動く“駒”であった、
フランキー役のスクート・マクネイリーの演技は
じゃっきー・こーがん
観てる人の集中力を欠かせるものだった。
下手ではないけど、泣く時の、
瞬きの仕方とか、鼻をすすり方とか、
「俺演技してまっせ!!」な演技が、どうも気が散る。
や、本人の頑張ってる感は伝わるんだけど、
本人の気持ちばかり伝わってきちゃっては、
キャラクターの心情をまるで遮断してくるんだよね。

アルゴ』の時は、結果的に良い役だったよね!!
がんばれ、スクート・マクネイリー!!


そしてやっぱり結果的に尾を引くのが、
じゃっきー・こーがん
レイ・リオッタ氏。
なんか、久々出演している映画を観た気がして。
今度、ブラッドリー・クーパーも出演する
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』でも会えそうなんだけどね。

やーやっぱり、
レイ・リオッタの演技はガチバチだわ。
恐いくらい、ブレがない。迫真。
しかも今作は人を怖がらせる役ってよりは、怖がる役で、
ボッコボコにされて、顔面血だらけで、
しまいには雨に濡れる地面這いずって、

か細い声で泣きじゃくるのが絶品でしてね。
もっと観ていたかった。素敵だった。あのシーンだけリピートしたい。



全体的に(エンドロール観る限りだとスタッフの人数あんま多くない?割)、
映像観はばっちり
会話だけの映画だとわかりつつも、
映し方が恐怖感をあおり、異常なまでの緊迫感をかもす。

あと上手いのは、普通“耳では聞こえない”はずの、
外部の音とか、メガネ触る音とか、
あえて大きく効果音として挿入してくるところが、
一種のスタイルとして確立してて上手かった。
そこに、この間観た『L.A.ギャングストーリー』にはない、
一貫性と抜群の雰囲気があるんだとわかる。

テンション上がる程面白いとは言えないけど、
レイ・リオッタのボッコボコシーンはテンション上がったけど←)
全く嫌いになれないのは、お勉強になるから。
全部が全部好きなテイストではないけど、
「ああうまいな」が詰まった作品だった。


ところで、最近気づいたんだけど、
元奥さんのジェニファー・アニストンとブラピが設立した、
プランBエンターテイメント
この制作会社が今年から活発に動きを見せそうな予感だね。
正直私は“下手したら観ないかもしれない”、
ワールド・ウォーZ』も、
デカデカと『PLAN B』と予告にも出てくるのでお見逃しなく。

しかしなー。
個人的にあんまり好きなテイストの作品、手掛けてないのがなー。
たまたまかなー。ブラピと好みが合わないのかなー。
ツリー・オブ・ライフ』は良かったけどね。
あと、今作と雰囲気がよく似た、
ジェシー・ジェームズの暗殺』は良かったような。
記憶があいまいだけど。あの映画もう1回観たいな。


一気に公開終了まっしぐらな『ジャッキー・コーガン』。がんばれ。
まぁでもエンターテイメントとしては、まぁまぁとしか言えないでしょう。
観る人を完全に選ぶ作品は厳しい。
けして私も全力で推せる作品ではないし。

てか、トム・クルーズの『アウトロー』では
原題の『ジャック・リーチャー』をガン無視して、
どっから持ってきたのか、ありがちな邦題つけてたけど、
『ジャッキー・コーガン』はなんであえて、
『キリング・ゼム・ソフトリー』じゃなく名前にしたんだろうね?
『L.A.ギャングストーリー』の悪役はミッキー・コーエンだし、
ジャッキーやらジャックやら
コーガンやらコーエンやらで、
いろいろ混同しそうな上半期です(笑)

いつもクリックありがとうございます!
ランキングに参加しています。少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願いますっ★
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
拍手もありがとうございます!励まされます!
関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 陽面着陸計画, All rights reserved.