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そざい ギャザリー そざい

暗号の砦。

ころしのなんばー

殺しのナンバー』を観た!
原題:『THE NUMBERS STATION

 読 暗 極 数
秘 列 の 字 羅 
 任 解 務 号


CIA捜査官エマーソン・ケント。
彼は、極秘情報をコード化し送信する
オペレーター“護衛”を務めることになる。
暗号を扱えるのはオペレーターだけ。
オペレーターを“守る”ことが、
極秘情報の死守につながる。

厳格なセキュリティ網を突破された時。
エマーソンは重大な決断を迫られる。

必要最低限の情報とロケーション。
その中で繰り広げられる異様なまでの緊迫感と、
展開が展開を呼ぶノンストップサスペンス
邦題はナンセンスだけど、
脚本がなかなかよくできてて、十分満足できる!
上映館数が少ないのが残念。機会あれば観てほしい!

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 数      極
   字  秘
暗 号 の 解 読
   任  羅
 務      列


原題にもあるNUMBERS STATIONとは、
乱数放送のこと。
数字、文字、あるいは単語等の羅列を組み合わせた
乱数を用いて作成した暗号により、
特定の相手に対して情報を伝達しようとする
発信源不詳のラジオ放送をいう。

暗号放送自体はごく一般的に各国で行われているものだが、
いつ、どこで、どこへ、
何の目的で放送されているかは不明。
一般のラジオ回線を使っているため、
不特定多数が聴取可能であるが、
それは間違いなく、消費者向けのものではない
低予算で行えるメリットから、政府がそうしているのだ。

映画では、淡々と放送される“無作為”な数字を流しながら、
乱数放送がこんにちでも多用されていること語る。
映画のオープンニングから早くも惹き込まれる。
見せ方、セリフも粋で、「一体どういうこった」な入り口が良い。


一般市民が知り得ない計画・命令・情報は、
一見無秩序な数列によって発令される。

暗号の受手は、対となる解読用ツールを持っている。
インターネット上で、情報交換をする際、
第3者に改ざんや盗み見されないよう設定する
公開鍵と秘密鍵の関係みたい。

情報の暗号化、複合化の方法、およびその内容は、
最重要機密として厳重に管理されている。
また、乱数放送を扱えるのは、極一部の人間。
接触する人間が限られれば限られるほど、漏洩を防げる。
ころしのなんばー
オペレーターには有能な人材が選ばれ、
国家のために、使命感を持って黙々と送信を行う。


イングランドの田舎町に設置された、アメリカ軍用基地。
そこにはCIAの乱数放送局がある。

エマーソンはこれまで、
暗号化された指令を受信する側のエージェントであったが、
任務の際、致命的なミスをおかし、
前線の任務を一時外れることになる。
ころしのなんばー
オペレーターを基地まで送り届け、
情報を扱っている際には見張りとなり、
オペレーターのサポートを行う。

単純な作業な上、
厳密な管理に成り立つため、
イレギュラーなことはまず、起こり得ないはずだった。

外部からの襲撃。破られた機密。
ころしのなんばー
基地内に逃げ込み、暗号の砦で救出を待つが、
襲撃者が侵入してくるまで、時間はあまりない。
暗号を扱える唯一の人間が、オペレーター。
暗号コードの不正流用。
襲撃者は彼女を狙うだろう。


この映画のうまさは、
命を狙われるといった恐怖と併せて、
政府にとって人間の命が捨て駒でしかないことや、
この業界に足を踏み入れると感覚がマヒすることを
要所要所でしっかり描いているところ。

エマーソンはこれまで何年もこの仕事をしてきた。
頭には転職とか退職とか、
そんな選択肢はとっくになくなっていた。
でも、一瞬の躊躇いや、良心の呵責、
一度抱いてしまった疑念は簡単には捨てられず、
年齢と共に、将来への不安もぬぐえなくなってくる。
ただただ同じ仕事を繰り返していればどんなに楽か。
ころしのなんばー
潮時をどう迎えるかを考え出せば、きりがない。
ましてや、まだまだ未来のある若いキャサリン(オペレーター)を、
“命を預かる”立場になるとは、気が重い。

世界を動かす564のナンバー。

その暗号は、命を代えてでも守らねばならない。

地味な作品ではあると思うけど、
センスが良いので全然気にならない。
もっと早くに気づいていれば・・・?みたいなことも、
展開が順序良く並んでいるので、
「あ!そうか!」「え?そうなんだ」と、
登場人物と同じ目線で動ける上手さがある。
いろんな人に不信を抱かせるところも絶妙。

ジョン・キューザック
やたらカッコいいのでパニックになる。
ヒロイン役のマリン・アッカーマンも、
ロック・オブ・エイジズ』の時は
どけええええとしか言わなかったけれど(←)、
今作は彼女の演技力の高さもうかがえたし、
彼女の反応(演技)がこの映画を面白くさせたと思う!!


そしてこの映画を良い具合に飾っていたのが音楽でした。
音楽を務めたのは、『リミットレス』でも良い感じだった、
ポール・レナード=モーガン
この人、映画音楽だけでなく、
単独でアーティストとして活躍してるのかな??
(長編映画はまだ3作品くらいだもんね?)
ネットでめっちゃ良い感じの音楽が掘り出しちゃって、
ちょっとひとりでウハウハしちゃいました。
彼のサイトで音楽を無料ダウンロードできます。

『殺しのナンバー』は残念すぎることに、サントラ未発売
すっごい聞きたくて仕方ないのに、
映画本編をもう一回観るしか音楽聞く術がないのは辛い。
ダウンロード版でも良いから出してくれーーー


監督は、デンマーク出身のカスパー・バーフォード
彼もまだ長編映画監督としては駆け出しなのだろうか。
低予算でこれだけの雰囲気を出せてるので、
今後もかなり期待できるんじゃないかなー。

脚本はF・スコット・フレイジャー
長編映画の脚本は今作が初??
シンプルながら、確実性の或る展開はホントうまかったな~。
センスの良いセリフの入れ方がお気に入り。
観終わった後のヒャッホー具合は、たまりませんでした。


この後はまさかのジョンキュー・フィーバーです。

あと、初めて新宿ミラノで観たんだけど、
場所はちょっと恐い所にあるけど、
スクリーン自体は大きくて満足だった。
座席は自由席。平日ならあんまり混む感じもしない。
ラインナップもよくて、これから重宝しそう。

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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その、お姫様を守る
ナイト的な展開に。





! 以下ネタバレあり !



途中話を聞いていなかった所為なのか(なんでやねん)、
エマーソンも、暗号送信することできるもんだと思ってて、
基地で黙々と送信作業するキャサリンと、
たいくつそうに防犯カメラに注視したり、
見回りだけをするエマーソンとの2人の関係が最初「?」で。

そのうち、
「ああ、狙われやすい彼女を
 守る役を仰せつかったわけなのですね」と
エマーソンの仕事を理解したころに、襲撃で。
ころしのなんばー
もういきなり、ジョンキューかっこよくて!!!

彼女の頭と体をかばい守りながら、
基地にないに何とか入って、逃げ込んで。
お姫様を守るナイト的な展開
途端ワタワタが止まらない私でした

そも、エマーソンがCIAのエージェントで
暗殺も行ってきた凄腕の人物ってところも素敵なんだけど、
仕事のためとはいえ、全力で女性を守る姿は格別

またこれ、エマーソンはクールな男というより、
人生に疲れちゃってる男なので、
やさぐれてるのに、全力具合が本当にたまらなかった。

特殊な訓練を受けているだけあって(想像)、
緊急時に対しても冷静に動ける。
足に深い傷を負ったキャサリンへの応急措置も手早い。

でもこの時からすでに迷いがあったわけなんだよね。
早期退職ってなんだ、って思ってた。

まさか、エマーソンが、
オペレーターをいつでも殺せるように、
配備された人間だったとは・・・!

ころしのなんばー
ここでエマーソンへの好き度が上乗せされ、
倍額になるですたい。

役目は守るだけじゃないのかよーーー
完全に彼女の生死を握っちゃってるわけなのかよーーー

任務とはいえ、自分のミスで、
若い女性を巻き込み、死なせてしまった過去。
それが彼にとってはずっとトラウマで、
仕事や政府への不信感につながっていた。

今再び、若い女性と仕事を組むことになり、
上層部からの指示で、殺さざるをえないエマーソン。
しかしギリギリまで引き金を引けないどころか、
彼女の怪我の治療までしてしまって、余計に葛藤がのしかかる。


エマーソンの本当に仕事知ったキャサリンは、
「初めから私を守る気なんてなかったのね!!」と。
あのシーン好きだたったなぁ。
「だったらとっくに殺してる!!」と怒るエマーソンがよかった。
めっちゃ残念じゃん。
守ってるのに、自分だって嫌なのに、
彼女にそんな風に言われちゃったら。

キャサリンも我にかえって、
失神して、目が覚めた後も、傍にいてくれたり、
怪我を治療してくれたり、
そもそも銃撃戦から救ってくれたり。
エマーソンを少しでも疑ったことを後悔し、
自分も現状打開のためになんとかしなきゃと思う。
ころしのなんばー
この二人の関係、ほんとよかったな~~!!!


エマーソンの上司である
グレイ(リーアム・カニンガム)もよかった。
ころしのなんばー
わからずやで、ゲスな人だと思ってた。
なんらか裏切り者の予感すらしてた。

映画冒頭から、エマーソンとグレイのコンビが素敵で。
ターゲットがいる建物の前で車を停めて待っていると、
暗殺の命令が、乱数放送を通じて下る。
「10分だ」とグレイ。
「計っておいて」とエマーソンは車を降りる。
1回目でかっこえって思ったけど、
その後すぐにまた使って、冒頭で2回。

それ以降は「Start the count.」ってセリフを、
全然使わなかったんだけど、
映画の最後にまた持ってきたところが本当に好き。

一度この仕事に足を浸けてしまうと、
退職しても、情報漏洩を怖れて組織に殺されてしまう。
キャサリンが暗殺を食い止めたし、
爆発した基地から、我々の“死体が見つかる”だろう。
だから逃がしてくれ、とグレイに願い出るエマーソン。
「逃げるのに、10日間猶予をくれ」。

少し考えた後、
今度はグレイが「Start the count.」。
ばっかじゃなかろうか、この脚本の上手さ。
間違いなくきゃーーーーんとなるラストだった。


基地自体は壊れてしまったけれど、
乱数放送はどこでも設置できる。
この先も捨て駒となるであろう職員たちが
せっせせっせと暗号を送信しては、
世界を影で動かしていく。

この題材、本当によかったな~~。
単なるサスペンスとしても上出来でした。

ジョンキューが、
図らずもかっこよく見えてしまうところも本当にすごい。
だってジョンキューだよ??(こら)

例のごとく、予告やあらすじすら見ずに観に行ったけど、
本当に正解だった
同時期にジョン・キューザックの『コレクター』って作品も
公開されているんだけど、こっちは残念ながら観れなさそう・・・。

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