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そざい ギャザリー そざい
懸ける、繋がる、心。

ザ・コール 緊急通報指令室

ザ・コール [緊急通報指令室]』を観た!
原題:『THE CALL

9 1 1
救いを求めるダイヤル。
緊急通報指令室に勤務するオペレーターは、
時には命を救う道筋を立て、
時には命を失う音を聞く。
過酷。
それでも、助けを請う人がいる限り・・・――――

緊急通報指令室で働く女性オペレーターと、
誘拐された少女の決死の戦い。

ラストはちょっとデカく行き過ぎたものの、
全体を通して吐き気をもよおすほどの緊張感。
かなりオススメ!!!

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緊急通報用の電話オペレーターの
仕事にはとても興味がある。

いろんな映画に登場するも、ほとんど音声のみ。
でも想像するだけで絶するような
“現実の音”との遭遇の連続なんだろうなって。


ほとんどの人がパニック状態で通報してくる。
電話を介して、心理戦が始まる。
オペレーターにとっては“救う”以前に、
心が“掬われる”ことを何よりも気をつけなければならない。
感情を揺さぶられたら、判断能力だって失ってしまうし、
絶望的な状況、最悪の結果が、丸裸の心に直撃してしまう。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
そして決定的な、必要最低限の情報を得るためには、
通報者の心をつかんで、なだめ、
気持ちをコントロールせねばならない。
経験以上に有益な知識はなく、
咄嗟の機転だけが救う手立て。



なんの変哲のない、
女の子の日常。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
それが、何者かに侵される。
走行するトランクに押し込められた彼女は、
持っていた携帯電話で「911」に通報する。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
できうることを、やれるだけ。
犯人の思うがままになってたまるか。
気持ちで負ければ、助かる見込みすらなくなる。
恐怖を押し殺し、今は生き残る道を考える。

「よく、聞いて。」
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
私が、あたなたを救う方法を見つける。
だから、あきらめないと約束して。


二人で、戦う。

人生を、他人に侵されてたまるか。


言えるのは、
万一誰かに襲われたら、
自分の身を守れるのは
唯一、自分だけ
ということ。
怖気づいて動けなくなるのも自分。
そこを振り絞って立ち上がるのも自分。
やみくもに犯人に挑むのも自分。
数少ない機会を見極めるのも自分。

でも、持ち得ている知識は限られているから。
だからこそまずは、「911」。
自分でも気付かないほど
パニックに陥っていることを教えてくれる。
よくある犯人像から行動心理を分析し、
次に何をすべきか伝えてくれる。
やるか、やらないかは、自分次第。
あとはその時の状況から、
今か、後かを判断しなければいけない。
あるかないかの動物的勘を、
フルに活用しなければならない。

問題を解決するのはオペレーターじゃない。
警察じゃない。判事でもない。
自分。その場の問題を解くのは、自分。
どれだけ自分が“記憶”するか。
どれだけ“情報”として認識するか。
冷静になれ。弱気になるな。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
相手は臆病者。
だから“自分より弱い立場”の女性を狙う。
脅せば反撃できないと思い込んでいる。
考えろ。最適は何か、と。
油断を見つけろ。虚を衝け。
小さな怪我に怯むな。最悪の場合を想定しろ。
逃避はするな。現実を見極めろ。


それでも、不運にも犠牲になってしまった
少女たちがごまんといる。
この映画の“やりすぎ”感は、
そうした彼女たちへの希望でもある。
あの時の恐怖、屈辱、憤慨を思い知れ、と。

「人を殺さねばならない人」「殺したい人」は
その人の人格を形成する過去がどうであれ、
ひとつの事件においては加害者でしかない。
情状酌量を考えるにしても、
殺された少女たちからの報いは、どこで晴らされる?
この映画の犯人は最低だ。
あまりに無責任すぎて、具合が悪くなった。
そういった意味で、ひどくストレスを覚える作品だった。
だからこそ、オペレーターと少女が、
最後まであきらめずに戦い続ける姿が、大きな勇気になる。



映画冒頭から、スリリングで、
疾走感があって、素晴らしかった。

特に、どうしたら周りの人に、
事件に巻き込まれたことを伝えるか。
その方法が凄く勉強になったし、
どうしてもあの状況は他人事とは思えない恐怖感もあり、
「自分ならどうする!?」「私にできるか!?」と
同時進行で考えてしまい、余念がなくなる。
やっぱりこういう映画を観て、
ある程度“鍛える”ことも重要だなって改めて思った。
終盤はさっきから言うように、
ちょっとあり得ない感(梯子どうしたの?とか)もあるけれど、
犠牲になった少女たちに届けたい
思いがあるからと思うと、許せる。
サスペンス映画として本当に素晴らしかった。
オペレーターの心理、
被害者の心理、そして加害者の心理をも、
頑張って描いていたと思う。

音楽(『アイアンマン2』等のジョン・デブニー)も
映像とマッチしていて、殊更スピード感を出していた。

監督はブラッド・アンダーソン
私は『マシニスト』しか観たことないや。
あの、クリスチャン・ベイルが激ヤセした作品。
来年1月末公開の『アメリカン・ハッスル』では
真逆で、超太ったクリスチャンが観れるよ。

クリスチャンのストイックな役作りに、
なぜだか異様に共通点が見えたのが、
今作、犯人役であるマイケル・エクランド
パッと見、レイフ・ファインズとも雰囲気が重なる。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
それくらい、不安を覚えるほど恐いんだ。
今作しか私は観たことないのでなんとも言えないけれど、
他の作品でも、彼自身を打ち消し
容貌も役柄によって大きく変えてくる怪優らしい。
現時点では今回の役のせいで、大嫌いになりそうなので、
良い役でまた、遭遇したいなぁ。
本当にひどく恐かった。凄い演技でできれば二度と観たくない。


ハル・ベリーの演技、良かった。
オペレーターの仕事で一時は自信を喪失しまったために、
次に電話を受けることが恐くてたまらなくなる。
それでも勇気を振り絞って「どうしましたか?」と応える。
葛藤を抱えながらも、歯を食いしばって、
被害者が苦しんでいるから自分は涙なんて流せないと、
強気で支える姿が胸を打つ。


この映画正直、被害者の女の子を
アビゲイル・ブレスリンが演じるから観た。

もちろん、緊急通報指令室のお仕事に興味があったけれど、
被害者がどういった状態なのか、
彼女が迫真の演技で見せてくれるだろうって期待できた。
ざ・こーる きんきゅうしれいしつ
あの『リトル・ミス・サンシャイン』の小さな女の子が、
いまや16歳。すごい大人っぽくなったなあ!
時折パニックに陥るも、オペレーターに信頼を寄せ、
ちゃんと自分で考えて行動できる強さを見せてくれた。
そして、“経験”を観客に与えてくれた。

ハル・ベリーとアビゲイルちゃんの演技あってこその、
映画でもあったと思う。
題材も良く、
その題材をしっかり活かしていた
し、
“充電の問題”を使ったら進行しないことも考え、
潔くカットしている部分にも納得できて、
手際のよい作品だった

映画終わったあとは暫く、
激しい動悸に見舞われるでしょう。
「なんでこういう人間がいるんだ…!」という
怒りと恐怖と不信が襲いかかるから。

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