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わたしが還るところ。

ゼロ・グラビティ

ゼロ・グラビティ』を観た!
原題:『GRAVITY
※原題はあえての『重力』。クライマックスはだからこそ響く。
邦題は“ゼロ”付けちゃったことが大変残念。


宇宙には
音を伝う空気も、
酸素もない。

つまり、
生きることなど、
不可能。


無重力の世界。そこは神の域。
科学に制御はできない。人類は微塵。
作業中、事故に遭遇したら。
漆黒の闇に、身が投げ出されたら。


想像の域でしかなかった、
究極の絶望が、映像化。

このデキ、期待以上
素晴らしかった!!3Dで且つIMAXでぜひ!!!
(私は通常の3Dで観たので、IMAXでもう一度体感したいと思う!)

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予告を観て、恐くて、毎回も涙が。
でも、予告以上の、何が待っているのか?
ただのパニック映画なのか?
どうやって物語が展開していくのか?
どこで耳にしても、高評価
あまりに未知数で、高めたい期待がありながら、
疑いも拭えず、半信半疑で映画館に乗り込む。


ああ、どうして宇宙は、
ぜろ・ぐらびてぃ
神様のように無慈悲なの?
近づけたと思った途端、
人類の無知を痛感させる。
慕うことは赦さないと、突き放す。
ぜろ・ぐらびてぃ
わたしたちは、この宙の脅威を、
わかっているつもりだった。

驕っているつもりもなかった。
しあわせで、いっとき忘れたことも
あったかもしれないけれど、
敵おうなんて気持ちは、まるでなかった。

その考え方の幼さが触れたの?
希望など与えないと。
未来など覚えさせないと。


でも。

どうしてわたしがこんな目に?
どうしてわたしがこんな目に?



世界観を厳密に。
ここが宇宙であることを、
観客に“映像”で知らしめる。
何が起きているのか当初わからない。
しかし確かに、飛び散る破片。
そう、音が、ない。
それが恐怖を助長する。
ゴウンゴウンする音楽とともに、
なすすべなく、無残にも、散り散りになっていく。
表現する上で、効果を最大限に活かした映像。
上手すぎる!上手すぎた!
音楽(スティーヴン・プライス)も巧妙で、
心臓を何度も刺されるような感覚。
「こんなのになっちゃうんだ・・・」という絶句。

先が想像できない。
そも、先があるのかすらわからない。
終わりなのか。終わりなのか。
早く楽になりたくて。
でもそれがいかに“簡単”なことか思い知る。
死ぬのだって、楽じゃない世界。
だったら、自分だったら、
どんな選択をするだろう?


全部、なげかけ。
アルフォンソ・キュアロン監督が、
息子のホナス・キュアロンと手掛けた脚本は、
生きることの、意味を問う。
そんなたいそうな、人生でなくなっていい。
生きて辛くても、辛くて死ぬよりいい。

そのとき、無慈悲であった神様が、宇宙が、
なによりも平等で、厳かで、鎮かであることに気づく。
自分をつつみこむ世界が、
優しさに満ちていることに気づく。

ぜろ・ぐらびてぃ
優しさを畏れて、認められなかっただけ。
理解することに、経験に乏しかっただけ。


極限を体感することは、貴重である。
誰もが、極限を味わえるわけでないし、
普通は、味わいたくない。
だからこそ、彼女が何を選択したのか、見定めよ。
こういう映画が、価値を生むんだと思う。
ただただ、恐怖を描くだけではない。
そこで、何を導き出すか。
そもそもこの空間、設定は、
何のために置き、何に置きかえられるのか。

年の瀬に来て、
脳が大気圏に投げ出された。

傑作だと思う。この疑似体験は、人生の糧になる。

映像観もパーフェクト。
光の捉え方もかなり工夫している。
これは大スクリーンで観なきゃ大損!!!
1年を、損して終わりたくないですよね!?

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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! 以下ネタバレあり !






これ以上の孤独があるか。
“すぐ死ねない”だけに、次々と恐れが押し寄せる。

そんな辛い状態の連続に、
サンドラ・ブロックは耐え抜いた。
ぜろ・ぐらびてぃ
髪を切って、厳しいワークアウトを続け、体を鍛えた。
“母性”らしさを失くそうと努めたらしい。
物語に、キャラクターの人生に、適した形であるために。

その努力だけでも評価に値するのに、
彼女の演技は、近年でもずば抜けていた!!
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でも、
そしてアカデミー賞主演女優賞を受賞した
しあわせの隠れ場所』でも素晴らしい演技だったけど、
それら素晴らしい作品から群を抜く、演技の上手さ。
特に『しあわせの隠れ場所』は彼女にピッタリの役だった。

だけど今作の『ゼロ・グラビティ』は、
ここまで風貌を変えて、役作りに挑んでいる。
彼女の女優魂というものを、改めてビリビリ感じた。

変に美人過ぎないから、飾り気がない。
(でも私はサンドラの顔が最近ますます好きになってる
無駄に“ヒロイン枠”に収まらない、強さがある。
そんな彼女が、時折弱気になって、絶望の淵に立たされる姿は、
観ている方もショックで、
早く楽になりたい、楽にさせてやりたいって思えてしまう。
感情移入が半端なかった。

この日は友達と観に行ったけれど、
ひとりで観に行ってたらワーワー泣いてたと思う。
感情を制御せざるを得なかったのが悔しい。
全身で堪能したかった。


そして、ジョージ・クルーニー
方々で既に、ネタバレが飛び散ってる可能性があるけれど、
あんなに早くフレームアウトするとは思わなかった。
でも、あそこまで前半での別れだったにも関わらず、
彼に対して強い信頼を持たせ、
「行かないで!!!!」って心底願わすところが凄い。
ぜろ・ぐらびてぃ
この役、ロバート・ダウニー・Jr.に当初、お声がかかっていたようです。
「こんなに良い作品になるなら、出ておけばよかったのにね~!」と、
仲良くさせてもらっているロバダニファンの方とお話しましたが、
映画本編を観てみると、
ジョージ・クルーニーでよかったなぁ
ロバダニが足りないんじゃなく、
想像以上に、ジョージがこの役を演りきったために、
彼以外に考えられないといった感じです。

あと、サンドラ・ブロックとロバダニだと、
サンドラ・ブロックの方が強そう??(笑)

みんな、ジョージの頼りがいのある“声”に溶けてました。
確かに私も、初めて(?)ジョージに胸キュンしました。
ああいう絶望状態の中で、くだらないジョークを言ってくれるところとか。
「正直に言えよ。俺の青い瞳に惚れただろう?」
言われたほうとしては「はぁ!?」なのかもしれないけれど、
その一瞬、恐怖から解放されるし、
これまでたくさん助けてくれた彼に“惚れないわけがない”だけに、
あえて問われると・・・「・・・あれ・・・私って・・・」って
改めて妙に意識してしまう自分が照れくさいというか。

ありえないと思いつつ、
“戻ってきてくれた”時のよろこび。
場の空気が、わーーっと明るくなって。
ジョージ本人も、きっとそんな人。

サンドラとジョージは旧知の仲らしい。
ならオーシャンズシリーズに出してくれたらよかったのに~(笑)


もう映画冒頭からそれどころじゃなくて、
大パニックだったわけで全然気づかなかったんだけど。。。
実は冒頭の方で管制塔(NASAヒューストン)の“声”がね、
ぜろ・ぐらびてぃ
エド・ハリスだったらしいんだよ!!!!
もちろん声だけの出演だから、
スクリーンには一度も映らない。
だけどなんでクレジットされてるのかなぁって思ったら、
そういうことだった。
まるでこれ、『アポロ13』に重なりません!?
なんてイキなキャスティングだと、絶叫だった!!!


結構、技術的にも最新鋭らしい。
“ライトボックス”というもにサンドラたちを閉じ込めて、
自在に光を操るようにした。
そして役者は決まった流れの通りに演技する。
制約だらけの中で、
あそこまで自然に演技していたのかと思うと
本当に素晴らしいわ。
この映画で、光の大切さを痛感するよ。
そしてそこにこだわりにこだわった、製作陣の努力を称えたい

宇宙服のヘルメットにかかる、
サンドラたちの息(によるガラスの曇り)もCG。
私も映画を見ながら「曇るものなんだ?」とか漠然と思ってたけど、
あれを一個一個CGとして加えてたと思うと畏れ入る。

何においても抜かりなく。
間違いなく、今年を代表する1本。
この手法、徹底的なストーリー構成を思えば、
数年に1本の傑作だと思う。

サントラもこれは買いですよ。
視聴は→コチラ
無音。
衝突音は一切ない。
そこでどれほど臨場感を出すか。
もちろん映像も文句なしの迫力だけど、
美しさ、駆り立てる焦燥感は、音楽があってこそ!!
スティーヴン・プライスはかなり良い仕事してるよ!!!

そうそう、音を伝うものが宇宙にないために、無音なわけだけど、
例えば宇宙服を伝ってであれば音が聞こえるとか、
そういう細かいところも上手かったなぁ!

そんな上手い作品を、
いったい誰が監督したっていうのさ!!
・・・とは言うものの、恥ずかしながら、
名前を聞いても全然ピンとこなかったんだけど、
アルフォンソ・キュアロン監督は、あの、
トゥモロー・ワールド』の監督だったんだね!!!
この映画もすごかったーーー!!!!!
またこの時も、音響効果がえっらい上手かったんだよな・・・!
音映画の巨匠だな、アルフォンソ監督・・・!!

監督作品は2006年以来。
『ゼロ・グラビティ』の映像化にかなり時間をかけていたみたいだから、
そのくらいのブランクも納得がいくね。

そして、今作の原案を考えた人でもある、
息子のホナス・キュアロンと一緒に書いた脚本が、この結果と!!
最後には、
母なる大地に
ありがとうと言わせる。

このスケール感、完璧だった!!!
今後も親子二人で素晴らしい作品を作っていってほしいね!!


間違いなく、今年度を代表する1本。
そして、この設定ストーリー構成から言えば、
更には映像力から考えても、数年1本の傑作!
もう一度、何もかも捨て去って、
どっぷりIMAXで浸かってこようと思う!!!

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





 なるはさん、こんにちは

面白かったですよ~!!
S・ブロックが、今まで観た中で一番可愛かった。(笑)
只、僕は、ちょっと音を付けすぎかなと・・・。

僕もノーマル3Dで観たので、年明け2日にIMAX3Dで再見してきます。(アクシデントがなければ~予約済み)
ご親類様一行、総勢8名引き連れて・・・。(笑)

今年1年、ありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
【2013/12/29 11:33】 URL | 鉦鼓亭 #AM34sMcQ[ 編集]

>>鉦鼓亭 さん

こんばんは!コメントありがとうございます!

知的でかっこいいサンドラですけど、
本当にかわいかったですよね!!

音とは、音楽ですか??
それとも効果音が多かったですかね??

ご家族でIMAXとは良いですね!
私も年始に親を誘っていきたいと考えてます(^^)♪
でも8名分予約とは凄いですね!(笑)


こちらこそ、お世話になりました。
またどうぞ、来年もよろしくお願いいたします!
【2013/12/30 22:08】 URL | なるは #-[ 編集]

わたしも今日、ゼロ・グラビティ見て来ました。はるなさんのおっしゃるとおり、これはもう、数年に一本の大傑作ですよ。個人的にはミリオンダラー・ベイビー以来の感動でした。
宇宙空間を完全に再現した前半部分。美しい地球を背景に、無重力の空間で作業をするサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー(他一名)はっきり言って、今まで3D映画を見てて効果的だと思ったこと無かったんですが、この映画で始めて素晴らしい3D映像体験が出来ました。そして、中盤のパニック映画的展開は最高にエキサイティングでドキドキしっぱなし。劇場の大スクリーンで見る醍醐味としては、今まで見た中で最高のものでした。でも、わたしはこの映画、終盤がいちばんの見どころだと思います。サンドラ・ブロックが脱出ポットみたいな乗り物(名前忘れました。中国の衛星に乗る前の乗り物です)にひとり乗っているシーン。わたしはこのシーンがいちばん好きです。ここでのサンドラの演技、と言うか、喜怒哀楽を表した表情は本当に素晴らしかった。燃料の切れた絶望のなか、無線にのってきたどこの誰かも分からない、地上の人との交信。悲しくて、寂しくて、怖くて、ポロポロこぼれた涙が、雫となって無重力の空間をフワフワ。死んだと思ったジョージ・クルーニーと奇跡の再会。でも、それは幻なんだと気づき「・・・どうやってここに来たの・・」とつぶやいた時の悲しいそうな顔。傷ついて、悲しんで、惨めで、孤独で、死んじゃいたくて。そんな絶望のなか、「生」に向かって突き進むクライマックス。最後、重量に押し潰されそうになりながらも、しっかり地に足をつけて歩き出すシーンで幕を閉じます。
ちなみに、わたし(女)は豊(ゆたか)と言う名前で、子供の頃から「親はなんでこんな男みたいな名前をつけたんだろう・・」と思って、自分の名前があまり好きじゃ無かったのですが、ゼロ・グラビティを見て、初めて自分の名前に愛着を感じる事が出来ました(笑)


【2013/12/31 23:25】 URL | ライアン #-[ 編集]

>>ライアンさん

こんにちは!はじめまして!
コメントありがとうございます!
ハンドルネームは、
その“ライアン”を借りたものでしょうか?(^^)
本名のお名前も素敵ですね!!!

本当に素晴らしい映画でした!
エンターテイメントとしても映画らしい映画な上、
テーマ性もあって、考えさせられましたよね。
私も、何も宇宙の話ではなく、
人生論として、「あきらめていいのか」と、
「逃げるのは簡単だぞ」と叱咤してくれる
ジョージ・クルーニーの言葉に頭を叩かれた気分です。
そして最後まで戦い続けたサンドラに、背中を押された気持ちを覚えます。

息がつけないほどのストーリー展開の中で、
最後にはすべての重みに“感謝”できる1本。
よくできてますほんと(しみじみ)。
【2014/01/06 01:04】 URL | なるは #-[ 編集]















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