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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい
オオカミのダンスホール。

うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと

ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観た!
原題:『THE WOLF OF WALL STREET

ジョーダン・ベルフォート。
中流家庭から生まれた、金の猛者。
彼は底知れぬ、欲望の塊。
証券詐欺。資金洗浄。
この悪人が、なぜ
ウォールストリート
躍らせることができたのか。


マーティン・スコセッシ監督と、
レオナルド・ディカプリオ5回目の軌跡
このオトコを、徹底的にヤりきれ!!
「観ない」という選択肢は、
“人生の負け”に等しい。

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10年にも満たない、
たった数年の出来事。

これは、オオカミ証券マンの
怒涛の青春記。

愛され欺き
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
疎まれ愛された


ジョーダンに、他から群を抜くほどの
証券知識があったわけではない。

彼が莫大な資金を手に入れたのは、
その、天性の人間力。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
社会的通念を欠如した下衆野郎であっても、
彼から飛び出す言葉、行動が人を魅了する。
あまりにあからさまで、
余念が一切ない強欲さ。

底が見える悪人だから、
彼への期待は上がっていくしかない。

信じられないほど、
人を信じさせる人格。

うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
それは確信的なテクニックであり、
無意識の人間性でもある。

選択をする選択を促す。
その者の意思と思わせて決断を引き出す。


証券は、生きている。
株価は呼吸しないが、人の心が息をさせる。
誰もが儲けたい一心。
ちょっとした情勢の変化が
不安を煽り、希望をくすぐる。
呼吸法を教えるは、証券マン。
ピンからキリまでの投資家の、
心理をいかに突くかがすべて。



私は数字や専門用語に疎く、
知識なんかめったらない。
学んだら面白いかもだけど、
学ぼうとする意欲すらわかない。
(↑興味あるなし以前に怠け者)

でも、特に株価と裁判員制度は
人の心次第、つまりは証券マンや弁護士(検事)の
言葉がどれだけ心を動かすか次第だと知った時、
異様な興味を覚えた。
心理的要素の影響力が高すぎる。
すべてにおいて確かなものはなく、
社会が、世間が、人間が、
その時どう考えるのが“主流”なのかといった
流動的なものでしかない。
そこには時代に調和した臨機応変さがある一方で、
絶対的な正当性が得られないのも事実。
世界がどれほど曖昧なもので築かれているのかを
痛感しては、身ぶるいしてしまう。

それが面白くて、恐怖。


ジョーダンも、
お金を荒稼ぎできる面白さの他に、
投資家たちへの心理操作が楽しかったの違いない。
生まれも育ちも素性も問わない。
言葉という外的で抽象的な要因が、
莫大な金額を湧かせたり、滅したりする。
“人を騙す”ということを
文字通り意識してやっていたというより、
人々の心を掴み、掴んでいける、
自身の才能に酔っていたと思う。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
「なんでこんなに俺を信じて、投資する!?」
証券価値への評価ではなく、
きまってみんな自分の言葉に釣られてる。
意のままの世界は、高揚させるものしかない。

また、金の価値を信じてやまない
ないよりある方が断然良いのが金で、
そこは絶対的である。
所有者そのものの評価に影響があって当然。

同じ時代に生きる人間でも、
財産は天と地ほど差があったりする。
財産がある者は、やれることが増える分、
人生のクオリティも上がっていく。
自己投資も他己投資も、なんだってできる。

欲に満ちたアイすべき世界。

轟いているか、ウォールストリート。


生半可な表現では伝わらないと。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
ひとりの“悪人”を描く上で、
少しでも善良な部分を出せば後続者が現れるし、
悪質な部分だけを描けば
人間誰しもにある“欲”を認めようとしなくなる。
知恵と機会と勇気だけがそろえば、
誰もが危険なオオカミになり得るから。
ジョーダン・ベルフォートという人物が、
絵空事であってはならない。

目を疑うほどの強欲な生活。
うっかり笑って済ませてしまうが、
世の中には“うっかり者”を食いつぶしにする
人間がいるということ。

人の弱みやコンプレックスにつけこんだり、
巧みな“心理マニュアル”で共感性をアピールしつつ、
心にもない言葉で言いくるめたりする。
ビジネスは、良心より儲け。

そして一向にそういう存在が絶えないのは、
どうしても魅力的に見えてしまうから。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
世の中にはこんなに
“オイシイ”人間がいる。



伝記的作品は、そのメッセージ性を見えづらくする。
例えばフェスブック創設者である
マーク・ザッカーバーグを描いた『ソーシャル・ネットワーク』は、
単に「創設までの遍歴を描いた」と言い表すだけで足りてしまう。
でもそこに、どんな感情が渦巻いていたのか、
そうまでさせた原動力はなんだったのか、
人間の心理をたどるのが“本当に面白いこと”。
何度も何度も作品を観ることで、原作を読むことで、
伝わってくるものこそが、観る者にとっての財産

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも同じことが言える。
めくるめくドきつい描写が好奇心や興味を惹くけれど、
ドドドッと流れ去っていく“展開”をぼんやり感じるだけではもったいない。
マーティン・スコセッシ監督と、
レオナルド・ディカプリオはそれほどに、
もったいなくないように事実を描こうとしたのだから。


今作のディカちゃんは
観ていてとっても不思議だった。

うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
さようなら、ディカちゃん。
はじめまして、ディカちゃん。
おひさしぶり、ディカちゃん。

全部の言葉があてはまる、ディカちゃんだった。

もう、今までのディカちゃんじゃない。
ここへきて新しく、彼は生まれ変わった。
しかしながらいつかの名演技を彷彿させるような
懐かしいディカちゃんでもある。
集大成ともいえるべく、
演技だったのではないか。

声も表情も動きも凄すぎた。
全力なディカちゃんが
とにかく凄すぎて笑うしかなかった。
もしかしたら、ジョーダンの半生なんてどうでもよくて、
レオナルド・ディカプリオだから面白かったんだと。
そう思えても仕方ない。

これまでの信じられないくらいの凄い演技を
何度だって見せてくれたディカちゃんだけど、
こんなことできるんだったら
もっと早く教えてよ!!!

って逆ギレしたくなるくらい、痛快だった。
今の今まで、いったいどこに隠していたんだよ、と。


マーティン・スコセッシの演出も
ディカちゃんを知り尽くしているかのようで。

や、というより
ディカちゃんファンを知り尽くしている
カメラ目線で語らせるシーンがたびたびあったが、
あーりーがーとーおーーーー
と、映画館で絶叫したか、しなかったか(危)。
冒頭で、即行ディカちゃんが
私に向けて観客に向けてウインクしてきたので、
テンションがギョオオオンッッ↑↑と上がった。
ありがとう、スコセッシ!ありがとう!!

この映画がただの下劣な作品になり下がらなかったのも、
そこはやっぱりスコセッシのビジョンのおかげなのかな。

ディカちゃんがどんなに好きでも、
マーティンの作風がこれまで触角を動かすことは少なく
「またスコセッシ×ディカちゃんの映画かよ~~」なんて
正直残念がることがほとんどだった。

そんな中で、5回目のタッグである、
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』はかなり好きだ。
脚本や編集も上手かったってことも理由。
全編一貫して異様なテンションの高さ
179分という長大作であっても
ハイにさせ続けた上手さが光る。まったく飽きがこない。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
ジョナ・ヒル演じたドニー含め、
とにかく最低な人間がいっぱい出てきたけれど、
結局“人間味”という言葉にまるめられてしまうと、
ああ嫌いになれない畜生って思う。

でも演技力の上では、
ディカちゃんに並ぶほど絶賛できる人は少なかった。
(ジョナ・ヒルは外見的な要素も含めて面白かったけど!)
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
そんな中、登場シーンが少ないのに、
印象深すぎるのがマシュー・マコノヒー
正直、彼の存在は脅威で、あんまり好きじゃない

アメリカ時間3月3日で行われる第86回アカデミー賞。
主演男優賞の部では、本作でノミネートされるディカちゃんと、
ダラス・バイヤーズクラブ』でノミネートされるマシューが並んでいる。
近頃のマシューの演技力の高まりは目覚ましくて、
半ば狂うかのような表現力で、どの映画でも強烈な存在だった。

本作で有名なシーン:胸を叩いて歌うのも、
マシューが実際に、本番前に行う精神統一で、
役柄によって胸を叩く速さも異なるのだとか。
それが面白くて、映画でも採用されたわけだけど、
そういう凄まじい影響力も、
このアカデミー賞を前にすると“やめてくれ”って思えてしまう。
どうしてもディカちゃんに、どうしても・・・!!
こんなこと、ディカちゃんが望むことじゃないけれど、
(作品が異なれど)“共演者が受賞する”のをただただ拍手で送る
ディカちゃんはもう観たくない・・・!

しかしほんと、マシューは今、
異様なまでに自信に満ちていて
演技に全く迷いがない。
それはディカちゃんとは異なる雰囲気で、
言うなればマイケル・ファスベンダーなどに覚える、
恐いくらいの、驚異的な演技力。
間違いなく彼は、オスカー俳優になるだろう。
だから今回は見逃して・・・!


とんでもない色気を出してたのが、
アーティスト』でアカデミー賞男優賞を獲得した
ジャン・デュジャルダン!!!!
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
『アーティスト』でのトキメキは偶然だと思っていたが、
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で必然だったと気付いた。
なんだこの、モテ男たるやこういう笑顔をするもんだぜな笑いは
ちっくしょう・・・!!!
興奮すると、フランス語(ジャンの母国語)飛び出しまくるのも
演出としてずるいっていうかもう、確信犯め!!!
油断してただけに、
まともにジャンの笑顔+フラ語くらった・・・!!

くっそみたいな邦題がついてしまった
ジョージ・クルーニー監督・主演の
ミケランジェロ・プロジェクト』にもジャンが出演するので、
4月が楽しみですな!!


あと、FBI捜査官デナム役の
カイル・チャンドラー!!!
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
仁王立ちする姿にはもう、うえええええいってなったわ!!!
SUPER8/スーパーエイト』や『ゼロ・ダーク・サーティ』等で
徐々に株価上昇中のカイル
垂れ眉に潜む、意志の強さに、鼻血出そうだった。
証券マンより、断然FBIの方が好きっていうのも
本作で確信持てたのが収穫だった!(どうでもいい)
早く追いつめて!!早くディカちゃん追いつめて!!!
ディカちゃんとバチバチするのを心待ちにしてたよ!!!
ディカちゃんに、
「エビ投げたい」と思わせる、よき共演者であった!!

正直この映画で一番の見どころは、
このデナム捜査官の最後の表情。
あれがすべてを物語っていた

カイルは近頃コンスタントに
大作に顔を出すようになってきたので、注目だ!!


あ、あと、
彼が演じる意味があったのかわからないけれど、
アイアンマン』や『カウボーイ&エイリアン』の監督
ジョン・ファヴローも出演。
うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
私が願う、ただひとつのこと。
ディカちゃんとロバート・ダウニー・Jr.
懸け橋になってくれ、ファヴロー。
もしファヴローがふたりを繋げる素晴らしい仕事をしてくれたなら、
二度と悪口(=嫉妬)はしないよ!!


ディカちゃんの、
にゃんことも、蚊の飛ぶ音ともとれる、
裏声の使いまわしの話とか、
いろいろ言いたいことはいっぱいあるんだ・・・!!!
華麗なるギャッツビー』で(私が)大絶賛の
寄り目も本作でいっぱいしてくれたことも、
奇妙なダンスや、「あれ?」って思うような歌声のことも、
夫婦喧嘩時のギョオオオオンっていう絶叫のことも、
いろいろいろいろ言いたいことはいっぱいあるんだ・・・!!!
でもこの映画、18禁だから・・・!!!
うっかり言っては大変なこともあって・・・!

なんにせよ、
ディカちゃんよ、
とことん汚れ給うれ。

うるふ・おぶ・うぉーるすとりーと
まだまだ高みへと登っていく
あなたの“超え溜め”
私はよろこんで飛び込もう。

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