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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい

心に足が、はえたなら。

LIFE!

試写会で『LIFE!』を観た!
原題:『The Secret Life Of Walter Mitty

毎日をあたりまえに、
それなりに過ごしてきた。

なんら不都合はなかったけれど、
人生を肥やすものもなかった。
次第につかの間の、夢を見るようになった。
そしてそれは、夢でしかないと思っていた。

ほんとうに?
些細な決断で、体は前へ飛び出す。
足を運べば、心がついてくる。
いつもと違う思いきりが、
すんなり未来を変えていく。


どこにでもあるだろう自己啓発映画の中で、
少しだけキラリとするものがある。
キーワード、キーアイテムが光る!
これまでの毎日を無駄にせず、
明日を壁にしない前向きな気持ち。

そして、監督・主演・製作を務めた、
ベン・スティラー映画愛に触れる。良作

3月19日(水)公開!

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毎日が、同じようにすぎていく。
LIFE!
それはそれで、別によかった。
家族との関係は良好だし、
仕事もそれなりにこなしてきた。
好きな女性はいるけれど、
なんとなく声をかけたりして、
それもそれで、満足していた。

世界の誰かの人生より、
断然ゆるやかで幸せな生活だと思う。
時々、映画みたいな
危険で刺激的な日々にも憧れるけど、
それはそれと、わかっていた。

でも。

納得の幸せのどこかで、
心がちぐはぐしている。

LIFE!
「これでいい」と思いつつ、
未だ、どこかへと夢を見る。

大人になった今、
将来を省みない人生を送るのは恐い。
どんな確証があって
老後の自分を信じているのかわからないけれど、
やりくりしてお金は貯めなきゃと思ったり。

たくわえは、ひとまず増えていくだろう。
それでも、言葉にできない虚しさが擦り減らしていく。
LIFE!
未来を漠然と想っているけれど、
“今”は今しかないんじゃないか、って。


これほど気持ちが騒いでいたのに。
きかないのは心だけだった。

体はいくらでも自由だった。


良作だった!思っていたよりも。
間違いなくかきたてるものがある。
ストーリー展開もよくできていて、
思わぬ言葉やアイテムが、後のキーポイントになっていく。

ベン・スティラーはけして、
個人的には得意分野ではない。
正直コメディのセンスでは合わない部分もある(←何様)。
でも、ロバート・ダウニー・Jr.をまさかの
アカデミー賞助演男優賞ノミネートへと導いた、
超ギャグ映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で
映画愛が伝わってきて、イイヤツだなって思った(←何様)。
今作もそれが言えて、
単なる安っぽいネタ的引用ではなく、
リスペクトな愛あるオマージュであった。
一体いくつの映画を、盛り込んだんだろう!
ボーン・アルティメイタム』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、
マトリックス』、『スラムドッグ$ミリオネア』等々。
「映画はこうして撮れば、
 あら不思議!アクション大作になるよ!」という
小手先テクニックの巧妙さも、面白い。

リスペクトが伝わってか(『トロピック・サンダー』参照!)、
大物俳優もまさかの、堂々出演!!!
悪い気するわけない。情熱が伝われれば、出たいと思うだろう。
だから今後、ベン・スティラーはマット・デイモン
ブラッド・ピットとのお仕事を狙っているのかもしれないね!
(そして案外あっさり、叶ってしまいそうだな 笑)

監督も主演も製作も務めてしまい、
やりたい放題な割には
今作のように、くやしいくらい手堅かったりもする。
まだまだ太鼓判を押すには半信半疑だけど、
ベン・スティラーが好きになってきた


ジェームズ・サーバーの原作『虹を掴む男』が
良いのかなって思ったけれど、これ短編小説??
一度1947年に映画化されているけれど、ストーリー展開は別物だろうか??
「もしかしてそうなのかな・・・」を
鮮やかにひるがえして、終着点。
開放的な映画である一方で、
計算的な脚本だった!



音楽は『トロピック・サンダー』のシオドア・シャピロ
ウソみたいに壮大な音楽を描く人。
『トロピック・サンダー』では音楽が本当に効果的なので、ぜひ観てほしい!
今作では『マトリックス』みたいなシーンで
ウソみたいに激しい曲で、しかもマトリックス調で、
してやられた感
サントラで言うと、11曲目『Ted vs Walter』。
このやりすぎな音楽を聴いて、
今作の音楽がシャピロによるものだと気付いたくらい、印象的

挿入歌集めたサントラ(視聴はコチラ)と、
シャピロのスコアサントラ(視聴はコチラ)の
2種類があるので購入時は気をつけてね!

挿入歌も良かったよ!!!
こういうテイストの映画だからこそ
使える楽曲ってのがあって、
使われると悔しいけど涙モノになる。
Of Monsters And Menの『Dirty Paws』、
あと、サントラには入ってないっぽい、
Arcade Fireの『Wake Up』。
どちらも前から好きだった曲で、くらったーーーー
そして、映画の予告でも使われているのが、
José Gonzálezの『Step Out』!
どこか旅へ行く時には、聴きながら歩きたい


さて。
この映画を観て、
もっともっと感じることがあったので、
それは以下ネタバレとしたいと思う。
公開は少し先だけど、3月19日より。
絶対に映画館で観なきゃいけないってほどではないけれど、
心の後押しにはなるよねって。
3月7日あたりにベン・スティラーも来日予定らしいよ!
『トロピック・サンダー』のプロモーション以来かな??

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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! 以下ネタバレあり !






この映画の良いところは、
遠くの地で新たな人生を
生きる物語ではないということ。

今ある現実が大切で、
今があるそこに、必ず帰ってくるということ。

ほとんどの自己啓発映画は、
今ある自分から、
全く知らない自分へと
姿も地も目的も変わっている。

しかし現実の大人はというと、
やっぱり捨てきれないものもたくさん
だから、
何を残して、何を切り開くのかを説いている。

ウォルター・ミティは、一度、
遠い地からアメリカにもどってくるんだよね。
それは目的が果たせなかったことも理由だけれど、
(多少違えど)いつもと同じ生活風景が待っていた。

でも不思議と、ひしめきあうようにして建つビルや家々がある中で、
視界だけがウワンッと広がっている。
それは旅先で、全く知らない世界を見てきたから。
同じ場所に帰ってきても、
見方は全く変わってくる。
それがフラストレーションに物凄くなるのだけれど、
旅の経験は日常には得られないものを
蓄積させてくれている。


共感がある中で、しかし、
主人公のウォルター・ミティに
自分を重ねるなんて、おこがましかった。

“これはあなたです”と、日本の予告で言われたけれど、
私と全然違かった

映画の序盤までは空想に生きる彼だったけれど、
最初っから最後まで、
自分の仕事に誇りを持っていた。
だからすべてを懸けられたんだろうなって。
すべて仕事を全うするためだったんだろうなって。
もちろん、職場に出勤せずに、
“最後の表紙”を飾る写真を探しにいったわけだけど、
それは現実逃避ではなかった。
目的を掴むための、唯一の手段だった。
目的のある、勇気ある一歩は大きい。
ましてやそれが、
「これだ!」と決めた自分の仕事のためだとしたら、
もっともっと大きい。
羨ましくてたまらなかった。
なぜ自分はまだ「羨ましい」と思うしかできないのか、
本当に悔しかった。
実際に動く足を持っていながら、
新しい先には進めていない。

いつも同じところか、
あるいはかえって鬱屈する場所へ行ってしまう。
何のための旅だったんだよ、と。
自分の旅はいつも、
ただの現実逃避でしかないんだ、って。
自分の仕事においても、
現実逃避でしかないんだ(活かすすべを知らないんだ)って。

もっと目的をもたなきゃな。
目標を定めるのが下手くそで、
何も考えずにのめりこんでいながら、
努力の方法は知らず、
いざやりたいことを見失うと総崩れで、
どこから手をつけていいのかすらわからなくなる。
何もできないような気がして、
何をしても無駄なように思えて、
踏ん張ることすらやめてしまう。

でもそれで誰が得をするって?
自分だけが損だ。ひたすら損だ。
自分のために、
現実逃避せずに、後先考えずに、
進んでいかねばならない。


そういう、私的な感情が相俟って、
こんがらがって、
『LIFE!』は胸を打ったんだ。

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これ凄く期待してたんだんけど
すこし肩透かしを食らった感じです

今を楽しもう!
そとの世界をみよう!
という考え

とてもアメリカ的な楽観的で
たしかに素晴らしい
かもしれないけど

共感はできなせんでした

今の僕は
先見の目を
もたないと足元をすくわれそうな
年齢にさしかかり
そんな悠長にはなれないです(-_-;)


空想癖って
いわゆる現実逃避でしょ
社会において致命的のような気がします


反面、羨ましくも思います
なにもかも投げ出して
グリーンランドに行き
自分を見つめ直し
なにかを得たいと思います

でも実際に行動したら
頭がおかしくなったと思われるだろうな



音楽、凄くよかったです
壮大な景観にマッチしていて
サントラ欲しくなりましたあ
【2014/03/24 23:46】 URL | 庄屋弁当 #-[ 編集]

>>庄屋弁当 さん

こちらにもコメントありがとうございます!

>空想癖って
>いわゆる現実逃避でしょ
>社会において致命的のような気がします
確かに、あの空想癖は極端です。
かなりやばいと思います・・・!

でも、
>今を楽しもう!
>そとの世界をみよう!
誰がそうしちゃいけないって言ったのか、
どうしてそうしちゃいけないって思うのか、
ふと考えると、何の根拠もないなって感じます。
現実的ではけしてない映画ですけど、
そう思いたくない自分がいるだけのようにも思えてきます。

私も、ミティに共感できなかったんですけどね。
全然彼の方が、仕事に誇りを持っていて、
かっこよかったんです。
現実逃避は、本当の意味でしていなかったように思います。
(むしろ現実を認められず、
 空想の世界に飛び込みきれない自分が一番ダメだなって。。。)

挿入歌良かったですね~~!!!
何度もリピート再生しては、
「行動しなきゃ!」って気持ちをチャージしてます!
【2014/03/27 00:47】 URL | なるは #-[ 編集]















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