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今日は何の、映画を観る?
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映画のこと、まとめることに、なりました。
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そざい ギャザリー そざい

死ぬまで生きたい。

だらす・ばいやーずくらぶ

ダラス・バイヤーズクラブ』を観た!
原題:『DALLAS BUYERS CLUB

HIV感染、エイズ宣告。
テキサスカウボーイのロン・ウッドルーフは、
自分が“ゲイの病”に罹るとは信じ難かった。
余命、30日。
体力の減退を感じながらも、
医師の投薬に疑問を覚え、
生きながらえるすべを自ら模索する。

1980年代。渾身の実話。
エイズへの偏見と、製薬会社の儲け主義と、
生きることの選択に、
妥協をしなかった男がテーマの物語。

お涙頂戴な、作品ではない。
同情は求めていない。社会への問題提議。
そして、友情。
マシュー・マコノヒージャレッド・レトが、
文字通り身を削って演じ抜く。
観ておくべき、1本

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誇れる人生ではないけれど。
だらす・ばいやーずくらぶ
生は永らくないと知ると、
不思議と愛しくなる。

どうしてもしがみつきたくなる。

30日。
あまりに強烈で、鈍い。
信じ難くて、嘘のよう。
だからちょっと、自分をごまかした。
だらす・ばいやーずくらぶ
でも、ごまかしきれなかった。
体が重くなる。
心も擦り減る。
ああどうしてもっと、
生きるために
生きなかったのか。


いのちは時間に退化する。

ください。

もう少し。


それだけの対価を費やせば。

だらす・ばいやーずくらぶ

干渉されない、
選択を以って。



死ぬために生きてたまるか。

予告すら観る前に。
もはやポスターの段階で、
きっとすごい作品だろうと。

なにせ、俳優が擦り減っている。
だらす・ばいやーずくらぶ
私はこうした努力に感服しつつ、
半ば反則だとも思う
この気持ちは、第86回アカデミー賞で
主演男優賞をまた獲得できなかった
レオナルド・ディカプリオを想ってではない。

肩を張らない演技が好きで。
あまりに切り詰めていたら、
物語どころではなくなってしまう。
あなた自身を映画化した方がいいと、
俳優としての俳優としか見れなくなる。
役作りの心境に心奪われる。
そして評価しないことが
どうしてできよう!?

映画そのものを認めなければならなくなる。
その演技に対等な労いが必要になる。
“好きすぎる”より血迷わせる。


しかし、それらに一目置かなくても。
この映画の重点が、情けや慈しみだけでなかったから、
作られたことの価値を見い出せた。

レッテルを貼り付けた観念に。
だらす・ばいやーずくらぶ
弱者に仕立て上げた社会に。

「くそったれ!」ってハングリーを打ち立てた。
気圧させるところを、むしろ逆襲仕掛けた。
単なる「死の直面」だけにとどまらない、テーマを与えた。


だらす・ばいやーずくらぶ
そして、絆。
最高のパートナー。
くやしいくらい、生の糧。
ひとりじゃない。
それは開き、認めたからこそ、得られるもの。


人はきっと、見ようとしなかった現実が、
あちらから寄ってくることに怯える。
それも、しこたま。

でも信じられないくらい、勇気を奮う人もいる。
その姿は、まわりを小さくさせるかもしれない。
生に驕った分だけ差が出る。
「負け」と思うのは、心。
思わなければ、打ち勝ち続ける。

これは何も、エイズに身を削られた
ロン・ウッドルーフという男だけに限った物語ではない。
小さな社会が、
大きな人の心を阻めようとする。

さもあたりまえのように。
その他の選択が一切ないかのように。

しかしその心が折れなければ、
たとえすぐに現実が変わらずとも、
まちがいなく誰かに灯る
あたりまえの観念が、
あたりまえでないと。


しかし彼らにとっては“当然”だったろう。
それ以外の選択肢などなかった。
だらす・ばいやーずくらぶ
その精神に根つくために。
マシューは約22キロの減量、
ジャレッドは約13キロの減量に努めた。

映画のロンとレイヨンのように。
互いに自激しあい、導きあうように。

マシューとジャレッドは、ふたりしてアカデミー賞
主演男優賞と、助演男優賞を獲得
互いの本気があったからこそ、適った。


監督はジャン・マルク・ヴァレ
彼はジョン・マック・マーフィーとして編集にも携わっている。
撮影監督の力もあったろうけど、
映像観にも優れ、音にも敏感で、
俳優たちがひねり出すパーフェクトな瞬間もしっかり収めてた。
今後もすっごく期待できる監督だね!!
エミリー・ブラント主演の『ヴィクトリア女王 世紀の愛』観てみたい!


興味深いのが、メイク担当のロビン・マシューズ
ペーパーボーイ 真夏の引力』でもメイクを務めてて、
ってことはあの時の“アバズレ”ニコール・キッドマン
メイクをした人!?と思うと、今作のレイヨンと重なるところがある!
下品といえば下品なメイクなんだけど、
不思議と愛らしい!!(衣装さんも上手いんだろうな!)


これだけ重たいテーマを扱っていながら、
胸にあふれるのは、ちょっと熱い気持ち
法に阻まれ、法に触れ、法に抗う。
いのち預けてたまるかという思いが、
同じ境遇でない人間までもが尻を叩かれ、
前をグッと見据えることができる。

低評価はできっこない作品。
それはさっき言った通り。これだけやられれば頭が上がらない。
もしかしたら埋もれてしまっていたかもしれない作品が、
俳優たちによって多くの人に行き届いたのかもしれない。
でも表現方法にまるでぬかりないし、展開も良いし、
良質で、レベルの高い作品だった!


少しでも共感や参考になりましたらポッチリ願います!
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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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マシューは案の定と言うと語弊があるが、
やっぱり案の定、主演男優賞に輝いた。
だらす・ばいやーずくらぶ
ポコポコと出演作が日本でも公開されて、
そのたびに「え、こんな役をやるのか」、
「お、こんな演技できるのか」という新たな発見だらけ。
ここ数年の間に恐ろしいほどの貫録を見せ出す。

私の映画レポ自体ではあまりマシューについて深く書いてないが、
(ごめんなさい、顔的にあんまりタイプではないの。←)
マシューを意識(認識)しはじめたのは『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』。
そして彼の演技(役柄)にかなりびっくりしたのが
ペーパーボーイ 真夏の引力』だった。
変化球で『マジック・マイク』も面白かったし、
知的な役として『リンカーン弁護士』も「へー!」と思った。
そして直前に観た『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
短い出演時間でどんだけの存在感だよ。
(『U-571』も主演だったっけー!)

でもやっぱり、受賞しただけある、
今作の役へのハマり具合は半端なかった。
体中が痛くなった。
心に抱える痛みが、内部から皮膚をチクチクさせる。
そして肉体的な理由を無くしても、
少しも油断ない集中力で圧倒させる。
見事だった。
もう二度とここまで減量してほしくないけれど、
これほどの結果を残したのであれば文句も言えなくなってくる。
今作の演技は唯一無二であろう


そしてそれに科学変化を起こすように。
だらす・ばいやーずくらぶ
ジャレッド・レトは、妖艶になる。

「自分の中にある
 女性的な部分を押し出したんだ。」

ジャレッドのかわいさは百も承知で、
常日頃からとんでもないかわいさを含んでいるので、
彼がかわいい役を演じることにまるで抵抗はない。
でも、かせがまるでなくなったら。
だらす・ばいやーずくらぶ
彼は見まがうぐらい、女性に馴れるのだろう。
男性の気をひく仕草。
ほっとけない弱さ。
かまってほしいと繰り出すいたずら。
だから彼も助演男優賞なのだ、と。

映画を観始めるようになった頃、
運よく続けざま、ジャレッドの出演作を観ることがあった。
ファイトクラブ』を観た頃にはすっかり意識していて、
レクイエム・フォー・ドリーム』を観たことは
その後の映画鑑賞にも大きな影響を与えたと思うし、
アレキサンダー』ではアレこりゃ大変ダーと思うくらい魅力的に映り、
博打的作品『ミスター・ノーバディ』を彼がために観に行くほどに。
その時に、“彼の作品選び”のこだわりも知って、
そうそうガツガツ映画に出たいって思う人じゃないんだってわかった。

ジャレッドは、私も最近やっと観たんだけど、
(どうしても『ダラス・バイヤーズクラブ』の前に観て起きたかった)
ジョン・レノン暗殺犯役を演じた『チャプター27』で、30キロも増量させた。
だらす・ばいやーずくらぶ
たった1度の、ひとつの役を演じるにあたって、
心だけ入り込むだけでは物足りず、
体を変えることまでが役作りと考える。
演るなら、演るだけ、演りたい人。
例え精神的に大変でも、体力的に苦痛でも。
なぜ彼は、そこまで演り込めるのか?

それは、ガツガツ映画に出ない理由とも、繋がっていた。
演技とは別に、
もうひとつの本気が、彼にはある。

Thirty Seconds To Mars
(LOVE LUST FAITH + DREAMS収録『Up in the air』)

彼が音楽活動にも力を入れていることを知ったのは、
恥かしながら実は2、3年前の話なんだけど。
メインボーカルで、作詞作曲を担当。
(メンバーのひとりはジャレッドのお兄ちゃん。)
本当に器用な人なんだなって、思った。

心を開放する場所を要所要所につくってる。
好きなことに、依存しすぎない。
好きすぎて、にっちもさっちもいかなくならない。
だから、つぶれない。

多くの人が、両立させることに苦労する。
この間も『エージェント:ライアン』の時に
ちょっとだけクリス・エヴァンスについて書いたけれど、
あれ以降、彼は「俳優業を引退する」とインタビューに答えたそうだ。
休業ではなく。これからは監督業に専念してみたい、と。
1度監督というものをやってみたから、希望が広がったんだと思う。

もちろんそうしてグルッとしてみるのも断然良い。
個人的には演技が上手なので、
俳優業と両立してほしいという思いが強いが。
ほどよく両立している俳優もたくさんいる。
でもそれってやっぱり、すごく難しいこと。
“ほどよく”両立して、業界からも見放されないようにするなんて。

そう考えると、ジャレッドはほどよくて、
それを長く続けたことで安定し、
いずれにおいても長けていった。
そうしたスタンスであることを、今や誰でも知っているし、
今後たくさん仕事が舞い込もうとも、
そのスタンスが破られることも少ないんだろうなって。

ここまで褒め殺すのはまるで、
オスカー俳優になったことが理由みたいに聞こえるかもしれない。
でもこうしてワーーーっと気持ちこみ上げるのは、
ジャレッドの音楽性が
ずいぶんと高みにあったからである。

だらす・ばいやーずくらぶ
というわけで、きたる4月3日
来日公演行ってきまーーーーす!!!!!
このタイミングでの来日!!!行かないわけがない!!!
俳優業と音楽業を混同されるのはあんまり好きじゃなさそうなので、
(「それはそれで別モノ」って思ってそう。)
ひたすら音楽を愛でに行ってきます!!!!
だらす・ばいやーずくらぶ
(個人的)この顔になりたい男優、ダントツNo.1なので、
生のジャレッドを目前にして
私は一体どうなってしまうのかソワソワだ!!
(好きすぎて、にっちもさっちもいかなくなるタイプ←)
ライヴは約4年前リンキンパーク以来(え!?そんなに行ってない!?)だから、
そういった意味でもドキドキが止まらない!
MIKAのライヴの時みたいにネジ取れたらどうしよう!(笑)


さて、他のキャストについても。

ジェニファー・ガーナーって、ベン・アフレックの奥さんだよね?
彼女の出演作で印象に残っているのって、
2人が出会った『デアデビル』くらいかも・・・。
(あ!『JUNO/ジュノ』の役も思いだした!)
今回はなんだか私は彼女を久しぶりに観て、
お~、ずいぶん歳とったなぁ(酷)って思ったけど、
だらす・ばいやーずくらぶ
メイクも薄めで、髪も粗雑に。
おしゃれに構ってられない、忙しいお医者さん役だからなんだよね。
その自然体な感じと、
女性ならではの危なっかしさをグッと堪えた姿は
すっごく素敵だったなぁって思った。
観ているうちにどんどん好きになった。
彼女も苦悩しているんだよね、あまりの無力感に。

同じくお医者さん役を演じるデニス・オヘア
彼には何度も何度もいろんな映画で出会っているのに、
具体的な役柄がいつも思い出せない!でも好きな雰囲気!
だらす・ばいやーずくらぶ
彼も自分の無力さを覚えていたけれど、
今後の社会的立場を考えたら“方針”に従わざるを得ないと選択をした。
同僚のイヴの気持ちもくんでいた人ではあったので、悪い人ではない。
行動に移すだけの勇気と未来がない。

マイケル・オニール等、
海外ドラマでよく活躍する俳優さんも出てたね!
一番無駄にテンション上がったのが、
海外ドラマ『ロー&オーダーシーズン19第9話
『偽証による殺人』でクセモノ弁護士役を演じてたダラス・ロバーツ
今作でもまた弁護士役だったこと!!
だらす・ばいやーずくらぶ
(映画内の写真が見当たらなかった。。。)
このダラス・ロバーツは、覇気のない演技が特徴で(笑)、
力の抜け具合が丁度いい。
いい加減そうに見えたけど、最後まで弁護士としての仕事を全うしていて、
彼も良い役だったなぁって思った!
去年彼を知っただけに、それ以前の出演映画については
全然覚えていないので、彼がために観直してもいいかもなぁ。
3時10分、決断のとき』とかどんな役だっけー!!!
ラッセル・クロウドキがむねむねしてたから印象にない・・・!
(映画レポで使った写真にはダラスも写ってたが!笑)


キャスティングも良い感じだった~。
それぞれがそれぞれで
うまく噛みあう作品だったなと改めて。


しかしどうか今後、
肉体改造だけが評価に値しないということを
アカデミー賞でも証明すべきだと思う。
肉体改造せずとも、演技で表現ができればそれでいいんだから。

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