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それぞれの闘い方。

だいとうりょうのしつじのなみだ

大統領の執事の涙』を観た!
原題:『THE BUTLER

家族を残し、農園を飛び出した。
まだ幼いセシル・ゲインズの特技は、
“使用人”としての務めを心得ていること。
黙々と、給仕する技術を実践をもって学んできた。
その努力が認められ、
彼はとうとう大統領の執事となる。

しかし父親の大出世を横目に、
その息子は社会に、政府に、
黒人の権利を訴える活動を激化させていく。

実話に着想を得た物語。
8人の大統領に仕え、
執事だからこそ知り得たアメリカの変貌を描く。

邦題に騙された感。
原題が現れた時に、すべてが繋がる。
全体を通してのそのそしているけれど、
時にはアップテンポに、時にはドラマチックに、
虐げられてきた彼らの闘いを描く。
良作!豪華すぎるキャストがふるって集まっただけある!

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今となっては、
天職だったのかどうか、定かではない。

だいとうりょうのしつじのなみだ
ただあの時、綿花をひたすら摘んでいれば、
きっといつか父親のような未来しかないんだと。
生き抜くためにはどうすればいいか。
へつらえて、無知なふりをし、
プライドを捨てれば、
それなりの衣食住を確保できる。
生活をもつことも許される。
勉学のチャンスを、子供に与えられる。
それ以上に何がある。
だいとうりょうのしつじのなみだ
この時代、どう、
賢く凌ぐかがすべてだ。


父は、白人に魂を売った。
だいとうりょうのしつじのなみだ
父が努めることで、大統領が笑おうとも、
黒人がおかれている状況は変わらない。
根本的な、概念の、精神の、改革が必要だ。
今やらねば、
我々の未来は二度とない。

“いつか”なんて言葉に、
希望を預けたくない。

現実が見えていないのはどちらだ!?
だいとうりょうのしつじのなみだ
闘いに背を向けているのはどちらだ!?


時代は、幾度の転機を迎える。
そのたび、ただ肌の色がちがうだけで、
翻弄される人々がいた。

執事はただ、

鎮かに見つめる。


フォレスト・ウィッテカー主演っていうだけで、
期待して観に行くだろう。

完成品を見ずしてこの世を去ったプロデューサー:ローラ・ジスキン
大手製作会社が興味を示さなかった本作を
インディペンデント作品として製作することを決意。
そののち多くの出資者が集まり、
それゆえに資金繰りがうまくいったのだろう、
豪勢なキャストが大集合
監督が『プレシャス』や『ペーパーボーイ 真夏の引力』の
リー・ダニエルズであったことも魅力だったのかもしれない。

なるほど、この監督であれば、
ジョン・キューザックマライア・キャリーの出演を
確保したも同然だ。
さらに、
オスカー俳優(助演男優賞)キューバ・グッディング・Jr.
アイアンマン』のテレンス・ハワード
アウトロー』のデヴィッド・オイェロウォ
魔法にかけられて』のジェームズ・マースデン
業界の問題児(←)『マジック・マイク』のアレックス・ペティファー
その他出演作の紹介はもはや不要な、
ロビン・ウィリアムズアラン・リックマン
ジェーン・フォンダ(私は出演作ひとつも観たことないかも・・・)
ヴァネッサ・レッドグレーヴリーヴ・シュライバー
そしてアメリカでは名司会者として有名なオプラ・ウィンフリー


第86回アカデミー賞作品賞を獲得した
それでも夜は明ける』と同時期に公開した本作。
イメージが混同する人もいるかもしれないし、
『それでも夜は明ける』を先に観た人は、ビクつくかもしれない。
(『それでも夜は明ける』は私も鑑賞済み。次回投稿予定。)

『大統領の執事の涙』はけして、手ぬるい作品ではないけれど、
酷すぎる“真実”を真正面から描くわけではない。
どちらかといえば“物事をチャーミング”に捉えさせる。
(入りゆるくて、そのあと笑えなくなるようなシーンもあるけど。)
だいとうりょうのしつじのなみだ
これだけ苦しんだ人がいる人種差別は、
結局のところ何の根拠もない
人間の盲目さと欲だけが原因だったのだと。
今ももし、根付いている固定観念があるなら、
すぐに取っ払わないと馬鹿を見るぞ、と。

虐げられてきた人たちは、本当に大変だった。
しかし彼らを、頭ごなしに傷つけてきた人たちはなんなのかと。
いかに正気を失っていたか。
そして(社会的に混乱を生むとして)早々に
悪政を撤廃することができなかった政治家たち。
(もちろんすべての判断が誤っているとは思えないけれど)
自身の人気(任期)が愛しいあまり、
新たな世論が生まれるまで手をこまねいた。

そんな、時にはふがいなく、
時には厳かにふるまう大統領たちが、
そうそうたるキャスティングだったので、
わざと笑いを誘っているのかと思うほどだった。
誰が誰役で出るかなんて知らなかったから。
キャスティングは周知の話かもしれないけれど、
これはこの後、ネタバレ用にとっておこう(笑)
新たに就任するたび、「ええええ!?(笑)」ってなる。
必死にメイキャップほどこして
似せようとしているのがまた余計に笑える。
(一部、素の人もいるけど。笑)

さて、そんな。
思いっきり身構えてしまいそうな作品だけれど、
思っていたよりは心やさしい。
ちょっと展開が大げさなところもあったけれど、
それ以外は地道に、真摯に描いた作品だった。
絶妙なタイミングで、重要なセリフを落とし込んだり。
厚かましさはまるで感じられず、
スムーズにテーマが浸透する。
どちらが正しいかは自己判断にしておいて、
それぞれの闘い方を描くところも上手さかな、と。
だいとうりょうのしつじのなみだ
フォレスト・ウィッテカーの演技も
じっくり堪能してほしい!!

フォレストの、やさしい演技って、
どうしてこうもグッとくるんだろう!!!

自宅鑑賞でも良いと思うので、観てみてほしい!

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レビューはまだまだ続きます。お時間あればこの先もどうぞ!
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! 以下(一応)ネタバレあり !








とにかくキャスティングが笑わせたのだ。

だいとうりょうのしつじのなみだ
アイゼンハワー大統領をロビン・ウィリアムズが。
出演作を観るのは久々だったので、ちょっと驚いた!!
アイゼンハワー大統領の写真と見比べると、意外にも似てるのだ!


一番、オオ!となったのが、
だいとうりょうのしつじのなみだ
ジェームズ・マースデンによるケネディ大統領!!
似てはいないけど、雰囲気イケメンが凄い伝わる。
彼の存在、そして死は、アメリカにとって大きなことだったので、
結構重点的に描いていたなぁ。
ジェームズ・マースデンは『2ガンズ』ですっかりかっこよくなってたので、
出演するなり、ちょっとときめいてしまった!


で、二度見した後、
俄然テンションが上がったのが
だいとうりょうのしつじのなみだ
リンドン・ジョンソン大統領を演じるリーヴ・シュライバー!!!
大統領役の中じゃ、誰よりもメイキャップ濃い気がする。
ジョンソン大統領はあんまり私知らないんだけど、
リーヴくんが一番似てなかったかったように思う
でも必死に似せよう感があって、笑いを誘った!
ていうかもう、リーヴくんだもん!!!
何をやってもウキャーだよ!!!
何をどうしてこんなに好きかわからないけれど、
とにかく大好きなので、
現在スーパー!ドラマTVで放送中の
海外ドラマ『レイ・ドノヴァン』も、足しげく録画して観てるよ!!

犬なでる手つきが優しかったーー!!!!
だいとうりょうのしつじのなみだ
でもまさか、トイレでご公務するとは驚きだったけど!(笑)
ちょっと変人に描いてたな、ジョンソン大統領。
リキむリーヴくんを堪能させてもらったけどね(←変人はお前だ)

そうそう、でねでね!(リーヴくんだけ持ち時間長い)
だいとうりょうのしつじのなみだ
フォレスト・ウィッテカーとは、
駄作レポゼッション・メン』以来の共演なんだよっ


そしてもっともっと
変人というか、クセモノ的に描かれたのが、
だいとうりょうのしつじのなみだ
出ましたジョン・キューザックによる、ニクソン大統領!!!
私知識が浅くて、全然ピンときてなかったんだけど、
アイゼンハワー大統領の時に、ニクソンって副大統領だったんだね!

ジョンキューが一番、メイキャップ素というか、
ヘアスタイルさえ何もセットしてません的だったけど、
出演時間後半(ウォーターゲート事件の頃かな)、
執務室を暗くして話しをする時とかは、
妙にニクソン大統領に似ていて驚いた
ロン・ハワード監督の『フロスト×ニクソン』の影響あってか、
それほど嫌な印象はないのだけれど、
やっぱりニクソン大統領ってザ・悪役!って感じで描かれるね。
それをまたジョンキューが演じるから気味が悪くて!!←喜び



その後大統領をふたり飛ばした後、
だいとうりょうのしつじのなみだ
アラン・リックマンが、ロナルド・レーガン大統領!!
彼もすっごく似ているわけじゃないが、
“元俳優”というプレイボーイ(?)さが、
アラン・リックマンにピッタリだなって。
もっと顔にしわがあれば、笑い方似てたかも!


そして映画の最後に描かれた大統領。
“彼”はもちろん姿を現さなかったけれど、
希望の光。待ち焦がれた未来。
その存在はとっても大きい。
できすぎた脚本だったかもしれないけれど、
オバマ大統領の就任まで描いたことは、
とっても感動的だったなって思う
私もオバマ大統領が大好きだけど、
彼の就任に、ひとつの醜悪な時代の幕が下りたと、
感激し、実感した人が多かったろう。

フォレスト・ウィッテカーが、当選結果をテレビで見ながら、
息子を呼びつけて涙する演技は素晴らしかったな。
ここをメインに、邦題はタイトルをつけたんだろうね。
(でも主題はここじゃない。)

フォレスト・ウィッテカーは30代くらいからかな、
そして晩年まで一人で演じきるんだけど、
若々しい姿から、歩き方まで完璧な老人を演じたところが、
見応えあって、観る方はすっごく充実だった
フォレストの演技の圧力って、ホント凄いよね。
恐い役は観てられないけど(恐すぎて)、
そのギャップの所為か、
優しい演技をされると無駄に胸キュン(←弱い)。


ああ、こんなにふざけてはいけない作品だけど。
でも普通だったら人は、
その裏に隠れた心情を察せるはずなんだ。
だから必要以上に酷に描く必要もないんだ。
酷な描写を好む人の方が、逆に心配だ。
大統領執事は、あの当時、
与えられる仕事の中では良質なものだったと思うけど、
けして楽ではなかった。
なにせ、結局尊厳は何一つ許されていないのだから。
でもそんな状況でも彼らは、
生き抜く道として、日々をなるたけ陽気に過ごしているように思えた。
前向きに仕事にはげもうとしているように感じた。
楽しさを見出し、誇りを持とうとしていた。
むしろ、こんなに彼らは凄い、と、
明るい視点を映画に持たせる姿勢が、この作品の特徴だなって思う。

名作とまでは言えないし、
ある地点まで、ぼやっとすることもあるけど、
総合的に良作だった!

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